伝わらない伝え方をする人たちを見て思う事
昨今の世の中の流れとして、政治的な話題もあり各地でデモ行為などがさかんになっています。私が勤める場所の近辺でもそういった活動をされている方々が集まり、日々大声と謎のリズミカルな音楽で何かを訴えようとしています。私個人として、政治的な話題を書くつもりはないのと、色々な考え方を持つ人がいて当然と思っている事もあり、それ自体は「うるさい」と思うだけなのですが、よく考えてみるとあのデモ行為はどれだけの人に伝わっているのだろうかと思うことがあります。
主観的な感想としては、あの人たちが伝えたいことはどこにも伝わっていないのではないか、と心配するところもあるのですが、同じようなことは誰にでもあるかとも思います。誰かが何かを他人に伝えるというのは、仕事上でもよくあることだからです。
例え全てを一人でこなす形で開発業務を遂行されていたとしても、キーパーソンとの調整や会社への報告など、何かしら物事を伝える場面というのは必ずあります。そのような場面で、伝えたいことがうまく伝わっていない感覚を覚えたことはないでしょうか。
上手く物事を伝えるコツというのは、調べてみると色々な手段が見つかります。相手が理解・想像できるように言い方を変えるとか、たとえ話を用いてイメージしやすいようにするとか、話す順番を調整してインパクトを感じてもらうとか、テクニックとしても多々あるようです。
物事を伝える手段も多々あり、このコラムのように文章として書きだしたり、口で話し伝えたり、写真として残すというように様々な方法があります。伝える側は、場所や対象を考え、どのような方法で伝えるかを決めなくてはなりません。ここで選択した方法によっては、相手に通じにくくなったり、酷いときには全く意図が届かないということもあります。
同じシステムの説明をするにしても、対象者が現場側の人である場合と管理職や経営者な人達とでは、説明する内容や方法は変わります。それは立場によって理解しやすい領域が変わるのと、求めている内容が変わるためです。現場向きの説明を経営者に行っても、それは失敗するでしょう。全体的な視点に基づく話を聞きたい人に、詳細な話をしたところでそれは受け入れにくいものです。
このように対象を思い色々考えなければ、物事を伝えるというのはなかなか成功しないでしょう。最初に書いたデモを企画されている方には、是非そのあたりを意見表明してもらいたいものです。
対象が不明瞭では、たとえどのような立派な考えであっても上手く伝わらず、そのため理解されることも難しいでしょう。それは非常に勿体のない事ではないかと感じます。私たちは自分の考えを他人に伝えることで何かしらの反応をもらい、その考えをより良いものへと発展させることができますので、一人の頭の中にだけあるのは大変勿体ないことです。
中には単純に自分が言いたいことを言うだけでよい、という人もいますし、それが許される場面というのもあります。ですがそういった場面は稀です。通常の場面で言いたいことだけを言っても、好意的にとらえられることはありません。そのような結果を避けるためにも、相手を見て内容や方法を適宜選択しなくてはならないでしょう。
かくいう私も、このエンジニアライフで結構な回数コラムという形で思うところ書かせていただいていますが、なかなか読んでいただいている人に伝えたいことが伝わっていない、と感じる事が殆どで、伝えるという事の難しさは毎度痛感しています。一応書き出すときには主題を決めてはいるのですが、書いているうちに横道に逸れることも多いです。勉強会などで話す際に使うスライドを作っていても、作っているうちに話したいことがたくさん出てきてしまい、予定しているページ数を大幅に超えてしまうこともよくあります。反対になかなか言葉にならずに、予定している量に全然届かないというのも同じ程度によくあります。このコラムも、私の中の決め事として一回の文字数を 2000 文字近辺としているのですが、回によっては全く届かなかったり、逆にだらだらと長くなってしまうことも、未だに多いです。
そのような私ですので、あまり偉そうなことを言えたものではありませんが、それでもできるだけ伝えたいことを伝わるようにやりたいとは思っています。それが気が付くとコラムを書き始めてからそろそろ 7 年目に突入する、自分の中の目標として忘れずにいたいものです。
コメント
ハリコフ
言いにくいのですが、文字が多い割に改行が少なく、とても読む気になりません。三分の一くらい読んだ時点で読むのを止めました。
小説ならともかく、何かを伝える文章であれば、可能な限り簡潔に。それこそプログラムの30秒ルールみたいに短時間で読める構成でないと、読む気にならないかと思います。
伝えるって難しいですね。
Buzzsaw
主張されようとしていることが普通すぎてインパクトに欠ける気がします。
文章の多さによって、内容が薄く引き伸ばされている印象を受けますね。
といいつつ、私は毎回読ませてもらってますが・・・。
fuga
死体蹴りみたいで気が咎めるけどw
・文章が下手、くどい
・文法がなってない
・コラムなのに口語が多すぎ
~たり~たり系の間違いが、この短い文章の中で
気づいただけでも5個もあってイライラしたw
↓文章分けろw
私個人として、政治的な話題を書くつもりはないのと、色々な考え方を持つ人がいて当然と思っている事もあり、それ自体は「うるさい」と思うだけなのですが、よく考えてみるとあのデモ行為はどれだけの人に伝わっているのだろうかと思うことがあります。
↓後の文を読まないと何が同じなのかわからんww
主観的な感想としては、あの人たちが伝えたいことはどこにも伝わっていないのではないか、と心配するところもあるのですが、同じようなことは誰にでもあるかとも思います。
↓コツと手段のどっちなんだよwww「調べてみると」はいらないよwww
上手く物事を伝えるコツというのは、調べてみると色々な手段が見つかります。
本当にきりがないので、あとは自分で考えてね(はぁと)
えれこぜ
一対一であれば容易に伝えられる事柄でも、
対象を特定できないコラムでは伝わらない文章になりうることが、
コメント欄にも表れていますね。
Ahf
コメントありがとうございます。
>言いにくいのですが、文字が多い割に改行が少なく、とても読む気になりません。
>三分の一くらい読んだ時点で読むのを止めました。
(ハリコフさん)
ご指摘ありがとうございます。
一文が長い、というのはよく言われるのですが、改行が少ないという点のご指摘は初めてだったと思います。
短時間で読める量として、現状の 2000 文字ではまだ長いと感じられるのですね。
または長くても読みやすくするような書き方、ということなのだと思いますが、どのくらいの量が一般的なのか調べてみようと思います。
>文章の多さによって、内容が薄く引き伸ばされている印象を受けますね。
>といいつつ、私は毎回読ませてもらってますが・・・。
(Buzzsawさん)
毎回読んでいただいてありがとうございます。
文章量で内容を薄く伸ばしているというご指摘、非常に痛いところです。
自分の中にある文章量の感覚にあわせているところがありますので、
言われている「引き延ばしている」文章となっているのだと思います。
勉強せねば、ですね・・・。
>・文章が下手、くどい
>・文法がなってない
>・コラムなのに口語が多すぎ
(fugaさん)
文章や文法がなっていないのはご指摘の通りだと思います。
ただ、コラムなのに口語が多すぎ、という点ですが
エンジニアライフは変に畏まらないで
口語を多用する場所で構わない、という認識です。
ふと思ったのですが、fugaさんにはこの量の文章が「短い」と
感じられたのですね。なるほど。
>一対一であれば容易に伝えられる事柄でも、
>対象を特定できないコラムでは伝わらない文章になりうる
(えれこぜさん)
非常に的確なご意見だ、と感じました。
シンプルに分かりやすく、私が伝えたかったことをまとめていただけたと
思います・・・。
T
くどさは感じますが、毎回楽しく読んでおります!
これからも投稿お願いします(^^)