そろそろメインのOSを変えてみようか
■私事ながら、Windowsに飽きた
最近、Windowsに飽きてきたので別のOSをメインで使うようになりました。結局、ノートPCはUbuntuで再インストール、デスクトップはMac miniを衝動買いして落ち着きました。一応、WindowsはVMware Player上で動いてます。
いやぁ、コンパクトになりました。今まで使用していたデスクトップPCは、夏の暑い次期にファンがフル回転でうるさかった。しかもでかい。衝動買いしたMac miniを見つめて、PCもこの大きさに収まる時代なのかとしみじみした。ちょうど、モニタの主流が液晶に移ったときの事を思い出した。
■最初の一歩にちょっと勇気が要る
今まではWindowsメインのユーザーだった。今回、メインをMacとLinuxに移した。当然、今までと操作の仕方などがガラリと変わった。……と思いきや、案外すぐ慣れるもので、普段使いのソフトはMac、Linuxに両対応したりすることが多かった。
実はあまり知られていないようだが、Linuxのデスクトップ操作にけっこう融通が効きます。調べてみると、ショートカットキーでの操作もけっこう充実しています。余計な設定や機能が少ないので使いやすかったりもする。
■そしてなにより、メンテナンス性が良い
MacとUbuntuをいじり回して思ったのが、メンテナンス性が高いことだ。いや、正確に言えば、Windowsのメンテナンス性が悪すぎる。
Linuxに関して言うなら、Windowsでわざわざいインストールして使っていたscpやsshのクライアントは、標準で使える。また、最近マイブームのPerl(いまさら)も標準で使用できるのでわざわざインストールする必要が無い。また、ISOのファイルもコマンドからマウントできる。Windowsでは、わざわざソフトをインストールしなければできないことが、Linuxだと標準でできてしまう場合が多い。
Macに関していうなら、標準のツールが洗練されている印象を受ける。設定項目も必要なものに絞られていて使いやすい。Windowsのコントロールパネルと、管理メニューの殺人的なカオスさでコンピュータが嫌いになった人も多いのではないだろうか。
どちらにもいえるのが、OSをインストールして環境を整備するまでの時間が、Windowsより少なくて簡単に済むというところです。
■Windowsを使う最大の理由
私がWindowsを使う最大の理由。それは、ソフトを買う楽しみがあるからだ。フリーのソフトもいいが、やっぱり市販のソフトの方が機能が洗練されている。市販ソフトが多いのは、Windowsの最大の利点だ。逆に、それ以外に使う理由がない。
Windowsの最大の欠点。それは、機能の肥大化だと思う。MacもOSXで多くの機能を省いた。Linuxに関しては、各自好き放題に機能を調整できる。また、Windowsのアップデートに、なぜあんなに時間がかかるのだろうか。OSをインストールしてアップデートをかけるだけで一苦労だ。ソフトをインストールするのが殺人的にのろい。
Windowsを表現するなら、「官僚的」とい言葉にたどり着く。立場は鉄板だが、保守的で固く、やたら過去を引きずる。今度、8がでるようだが正直微妙だ。無駄な機能を省かずに、使わないような機能を足すばかりなので、えらくカオスなOSになりそうだ。
もし、Windows XPを使い続けようと考えているなら、他のOSとVMware Playerを使用してはどうだろうか。実際乗り換えてみて快適でした。あわよくば、会社のPCをUbuntuにしたいくらいです。