コラムニスト皆伝
■応用とくれば皆伝だろ!
世の中にはごくまれに「応用書」を超えた「皆伝書」が潜んでいる。
皆伝書はたいてい、普通の人が読んでも何のことやら分からない。というか、むしろ駄作に見えるが。
今回は「コラムニスト皆伝」ということで、コラムニストになってしまった後にやってくる問題“ネタ切れ”への対処法(皆伝編)を紹介します。なお、この「皆伝」については、完全に独断です。ご注意ください。
■己の力には必ず限界がある
体力には限界がある。同じように、知識も経験にも限界がある。そして、発想にも限界がある。この限界に達したとき、“ネタ切れ”という状態になる。新たにネタを引き出すには、新しい経験や知識を身に付ける必要がある。
しかし。実は他に方法はある。人の経験や知識を自分のものにして、ネタを引き出すのです。決して、ただのパクリではない。相手の知識や経験に、自分の知識や経験を乗せてネタを引き出すのです。イメージで言えば合気道。相手の力を利用する感じです。
ただ、コレをするには1つ条件がある。「人を認めることができる」ということです。原理は簡単です。認めない人の知識や経験なんて、自分のものとして使えないからです。
やり方は簡単です。普段から、人の悪口や批判を減らす。あわよくば称賛する。コレを繰り返すと、人の経験や知識をすんなり受け入れ、自分のネタを引き出す力に使えるようになります。
■人生のどん底を這いつくばってみる
やっぱり、普通の生活をしていたら、普通の発想しか浮かばない。斬新な発想を得たいなら、それなりの環境に身を置く必要がある。
どん底といっても、人それぞれです。わざわざ仕事をクビになったり、恋人に振られる必要はない。自分の限界を少し超えることをしてみればいい。成功すればバンザイ。失敗すればそこがどん底です。
どん底にたどり着いたら、1つ気を付けてほしい。あきらめるのと這いつくばるのは違う。1%でも十分だ。1つ、希望を手放さなければそれでいい。逆風の中で希望を持つことは、順風の時にそれを持つより100倍、いや、1000倍難しい。
君の握りしめた希望には、いつか“ネタ”という花が咲きます。
■己を断つ
君がいいと思っているもの。本当にいいものはその外側にある。握った拳は、一度放さないと新しいものはつかめない。自分の持つものを一度手放す。その勇気が新たに何かを得るための条件です。
つまり、自分がいいと思っている考え方や知識でも、一度そこから離れてみないと公平に判断できない。そして、新しい発想も生まれない。
つまり、己の考え方、知識を断った状態で考えることで、新しい発想が浮かびやすくなるということです。
■最後に
なんか、本気で書いてるのか、ギャグで書いてるのか。ぶっ飛んで見えるかもしれない(毎度のことだが)。しかし、私はこれを実行しています。そして、ネタが尽きることはない。
麗しき姫君より、ネタを拝借させていただきました。この場を借りてお礼申し上げます☆