ゾーホージャパン社のZohoサービスの開発現場で繰り広げられる、インド人エンジニアと日本人エンジニアによる共同作業が映し出すIT業界での新しい働き方について紹介する。

学生とのプレゼンテーション大会

»

 はじめまして。新入社員4期生の1人、山田と申します。

 先月幕をあけた4期生のインドにおける新人研修は早1カ月半が経過しました。今回は研修の一環である「英語教育」での出来事をお話したいと思います。

 弊社のインド開発センターには、Zoho Universityという大学があります。社内では略して「ZU」と呼んでいます。優秀だけど大学に行くお金がない学生を集めて、トレーニングを積んだあと弊社の正社員として活躍してもらうのです。

 彼らもまた、母国語であるタミル語で勉強をしてきたので、英語はトレーニング中の身。……というわけで、先日彼らの授業にお邪魔してプレゼンテーション大会をしました! 
 
Csc_0896
 
 トップバッターはいきなりわたし。専攻であるソーシャルメディアデザインに関連して「エキナカ」の話をしました。


   
 発表したスライドを埋め込んでみました。本番は写真をふんだんに使いましたが、重くなるので簡略版を載せています。ちなみにこちら、弊社のサービスなのです。プレゼンテーション資料を共有したり共同編集したりできる優れものです。

Csc_0902
  
 こちらは「FRIENDSHIP」についてプレゼンしてくれた学生のスライド。彼はこのZUの仲間が大好きだそうで、「Hello, Thanks, I'm sorry」だけで友達になれると言っていました。……本当に?(笑)
 
Csc_0904
   
 もうひとりの同期もこのプレゼン大会に参加し、日本の四季について発表しました。
 
Csc_0903
 
 空手を説明する同期と受け身を買って出てくれたZUの学生。

 この授業が終わった後、わたしたちの周りに学生たちが群がって大騒ぎでした。彼らの名前を日本語(カタカナ)で書いてあげると、それはもう大喜び。みんな競って「わたしもわたしも!」と言うなり、ホワイトボードに書いて「correct?(あってる?)」と聞いてきたりと、興味深々でした。
  
 この日以来、同期とわたしは、定期的にZUの英語のクラスに参加することになりました。驚いたことに、ある学生はわたしたちが教室に来ると毎朝「OHAYO-GOZAIMASU」と声をかけてくれます。また別の学生は「Tomodachi 友達」とチャットを送ってくれました。

 製品の国際化を進めている弊社エンジニアの卵である彼らが日本語に興味を持ってくれているということは、とても嬉しいことです。今から友人達の活躍が楽しみでしかたがありません!

 それではまた。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する