常駐先で、ORACLEデータベースの管理やってます。ORACLE Platinum10g、データベーススペシャリスト保有してます。データベースの話をメインにしたいです

ORACLE MASTER受験するってよ【12cGOLD移行編】

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■5年ぶりのORACLE MASTER受験
以前のコラム(ORACLE MASTER失効するってよ)で、ORACLE MASTER受験を宣言しました。
失効状態を回避にするためには、最新バージョンである11g、12cの試験に合格する必要があります。

そして、、某日、以下の試験を受験してきました。

 【1Z0-060】ORACLE MASTER 12c GOLD移行試験

結果は、合格しました。

■これから受験される方へ
試験申込から、勉強期間、受験、合格発表までをレポート風にお伝えします。
受けたことが無い人が、試験をバーチャル体験出来れば幸いです。
バージョンの違いや、試験レベルの違いはありますが、同じORACLE MASTER試験なので共通する部分はあります。
こんな感じなんだーって、雰囲気を掴んでくれて合格の役に立てれば、ありがたいです。
では、突撃レポート、スタートです!

■試験申込
・試験会場選択
 ピアソンVUEのサイトで試験予約を行います。
 自宅から近場の試験会場を選択しました。

・試験日時選択
 試験日時は自分で決めます。
 いつ受験したらいいか迷っている人は、とりあえず今日から約1カ月先を予約してしまってもいいかと思います。
 その理由は、人間不思議なもので予約したことで、それがプレッシャーになり何とか合格しようと、やる気が出るからです。
 私の場合は、試験日時を決めたことで、試験当日から逆算して、何日までに参考書を読み終わって、何日までに問題集を解き
 終わってといった勉強計画を立てることが出来ました。
 逆に、いつでも受験できるからと思って、試験日時を予約しないでおくと、終わりが見えないため日々の仕事や遊びを優先して、
 いつまでも受験しなくなります。
 
 ちなみに、試験日時は変更可能です。
 
 試験日時24時間前なら、キャンセルや日時の変更に対しキャンセル料が掛かりません。
 例えば、3/2 16:00からの受験を別の日時に変更する場合、3/1 16:00までにピアソンVUEサイトから変更手続きを行います。
 試験日時の変更を頻繁に行うのは良くないと思いますが、とりあえず予約したけど、仕事が忙しくて勉強が出来なかった人や、
 仕事で行けなくなった人は、試験日を延期できます。

■勉強について
・教材
 いわゆる黒本と呼ばれる定番参考書を使用しました。
 上記で足りない部分は、ORACLEについて書かれた有識者のブログ、ORACLE社が公開しているマニュアル、技術資料を参考に
 しました。

・勉強方法
 黒本と付属の問題集を5回繰り返しました。
 仕事では12cに触れる機会がなかったのと、自宅で実機を構築して検証する時間がなかったので、理解したことを頭の中で
 シミュレーションしました。
 実技試験ではないので、このやり方でも問題ありませんでした。
 通勤電車では参考書を読み、トイレ中ではスマホでORACLE情報を見たり、まとまった時間が取れなかったため、隙間時間を
 利用しました。
 理想としては、実機にORACLEをインストールして検証環境を作成し、黒本に載っている新機能を試すのが一番だと思います。
 ただ、実機で一つ一つ検証していくのは時間が掛かります。
 とにかく早く合格したい人は、黒本を理解して暗記することにを中心に勉強すればよいと思います。

■試験会場にて
・会場へ出発
 当日は、余裕を持って家を早めに出ました。
 1時間も早く試験会場近くに付きました。
 早く着いたおかげで、近くの喫茶店で、落ち着いて試験の復習をすることが出来ました。
 開始時間15分前に会場に着くように移動しました。

・受付
 会場では、係員の指示に従います。
 受付で身分証明書を提出します。
 私の場合、以下を提出しました。
 
  ・健康保険証
  ・運転免許証
 ※上記以外でも、良いです。(パスポート、住基カードなど)詳細はピアソンVUEサイトに載っています。
 
 身分証明証を提出できない場合、受験できません。
 過去の試験で提出できず、受験できなくて肩を落として帰っていった人を見たことがあります。
 逆に、身分証明証だけ持っていけば、受験できます。
 受付で、写真を撮られ、タッチパネルとタッチペンで署名をお願いされます。
 
・試験部屋
 試験時間になると、試験部屋に案内されます。
 持ち物は、事前にロッカーに収納しておきます。
 試験中のメモ用に、サインペンとボードを渡されます。
 
 情報処理試験と違い、一つの部屋で同じ試験を受けているわけではありません。
 私が試験部屋に入った時は、既に8人くらいの人たちが試験を受けていました。
 マンションの一室くらいの広さの部屋です。
 キーボードをバシバシ叩いている人もいれば、ジーッと画面とにらめっこしている人もいます。
 初めての人は、この独特の雰囲気に圧倒されるかも。
 自分の席に案内され、着席します。
 今回受験した会場だけなのかもしれませんが、ヘッドホンがありました。
 「周りの音が気になったら自由に着けてください」とのことでした。
 着けてみたところ、音楽は流れていませんでしたが、耳を塞ぐことで静かになりテストに集中できました。
 
■いざ、試験
パソコン画面に映し出された、問題に答えていきます。
選択肢から正しいと思ったものに左クリックで印をつけます。
 ★便利だなと思ったのが、
  ・右クリックで、不要な選択肢に取消し線を入れられること。
  ・複数の答えを選択する問題で、例えば3つ選べばいいところを、4つ選ぼうとすると「多すぎです。」と指摘してくれること。
 ★思いやりがあるなと思ったのが、
  ・試験終了ボタンを押すと、2、3回くらい「試験終了しますか?」と念押ししてくるところ。
   おそらく、終了ボタンを間違えて押したときの配慮だと思います。
2時間くらいの試験でしたが、1時間くらいで全問解答し終り、残り1時間で見直しと、予想で自己採点していました。

■合格発表
試験が終わると試験部屋から退室して、受付で終わったことを告げます。
試験結果は、30分後にORACLE CertViewで確認できます。
ドキドキしながら待ちましょう。

■耳より情報
ORACLE MASTER再受験無料キャンペーン実施中です。(2016年7月15日まで)
何と、1回の受験料で2回のチャンスが!

今、失効している方も、試験を受けて合格すれば有効になります!(受験対象試験が終了になるまでに合格することが条件)

■さいごに
資格試験の勉強をすることで、知識を体系的に整理することが出来ました。
仕事だと同じ機能ばかり使って、新機能や、試したことのない機能に疎くなります。
仕事でアプリで作り込んだ機能があるのですが、、ORACLEでできるなっていう機能を見つけて新しい発見もありました。
資格を目指すことは、スキルアップとスキルの整理に役立つと再確認しました。

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