10年目を迎えたSIerエンジニア。最近お灸にこってます。

デキなくても普通でいいから!

»

 秋の夜長に、一般的に「残念な」プログラマについて考えてみることにした。※対象としては天才的なプログラマは除きます。

 いわゆるビジネスシーンで生きるうえで、「残念な」プログラマと認定されるであろう項目を挙げていきます。

~ビジネスマンとして~

  • 納期を守らない
  • 約束の時間を守らない
  • お客さんの前に出せないコミュニケーションスキル
  • 会社のルールを守らない
  • 自分さえ出来ればよい感丸出し
  • ホウレンソウがない
  • 説明ができない/分かりづらい

~エンジニアとして~

  • 単純にスキルがない
  • 品質が悪い
  • 向上心がない
  • 動けばいいと思っている
  • 自分で考えたり調べないで聞きまくる
  • コメントを書かない

~考えさせられるところ~

  • コピペプログラミングばかりしている→コピペでも、きちんと理解していて応用できれば良いと思います
  • どんどん勝手に便利な(?)ツールをインストールしてしまう→生産性向上のためには必要なものは必要なんですがね……
  • 本当のところの仕組みを理解していない→自分も含めてですが、新しい時代ほど根幹の技術は自動化されているのでね
  • ドキュメント作成全般に弱い→人に伝える技術というのは大切だと思うのです
  • 仕事の線引きがはっきりしていて関係ないことを知らんぷり→インフラは知らない、とかはちょっと恥ずかしいかもしれない
  • 休日もプログラミングしていて、平日はぐったりしている→でも、休日プログラミングの方が楽しかったりするんですよね
  • プログラミングを下流だと思って馬鹿にしている→個人的には許せませんね

 なんだか、自分に当てはまることも少なからずあり、気持ち悪くなってきたので、この辺で。

 デキるプログラマがいれば、残念なプログラマもいるわけでして、また誰もが凄腕プログラマになれるわけではないです。

 取りあえず、社会の歯車のひとつとして、しっかりプログラミングを生業(なりわい)としていくならば、「デキないけど残念でもない」の基準みたいなものを意識することも大切と思います。

 少なくとも悪いところがあるならば、SIerだのWeb系だの文句言う前の話だということを、
感じるこのごろです。

 秋の夜長は、プログラミングにも良さそうです。それではよい秋を。

Comment(1)

コメント

エンジニアだけ?

この残念なタイプ、プログラマやエンジニアだけでないことに、最近気づきました。
っていうか、どこの業界にもいるんだな、って感じでしょうか。
今は映像業界に身を置いていますが、概して言葉遣いと服装に
特に問題がある気がします(この辺はIT業界がかわいく見えるほどで・・・)。
社会全体としてビジネスマナーが劣化していることを疑いたくなります。

コメントを投稿する