エンジニア歴20年超が語る「効率化脳」の正体──数分の積み重ねが人生を変える話
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気づけばエンジニア歴20年以上。
この道を歩んでいると、自然と「効率化」が体に染みついてくるものです。
別に「効率化オタク」になろうと思ったわけではないのですが、仕事でも、プライベートでも、つい最短ルートを探してしまう。
気がつくと、「それ、もっと早くできるのに」と思ってしまう自分がいます。
今回は、そんな効率化に取り憑かれた(?)ベテランエンジニアとして、日常で感じることをお届けしたいと思います。
乗り換え回数?距離?違います。一番早く、ストレス少なく辿り着けるルートです。
徒歩移動の信号タイミングまで考慮してルートを決めるなんて当たり前。
朝の数分が、1年積み重なれば何時間にもなる。
小さな積み重ねが大きな差を生むと、身にしみているからこそ、こだわってしまいます。
モニターは2台以上、できれば3台欲しい派です。
画面を切り替える手間すら惜しい。
サブディスプレイにドキュメント、メインディスプレイにコード、もう一枚でチャットツール。
「ウィンドウを切り替える数秒」が、気づけば1日で何十分にもなる。
だったら、最初から環境を整えておけばいいじゃないか、と思うわけです。
マウスもトラックボール型にして、手首の動きを最小限に。
キーボードも静音・高速打鍵モデル。
「道具にこだわるのはプロの証」...と、ちょっと自分に言い訳しながら、今日も新しいガジェットをポチっています。
それは、非効率な行動をしている人が気になって仕方ないこと。
と心の中でツッコミたくなります。
せめて外部ディスプレイつければいいのに...。
スクロールして、ウィンドウを切り替えて、拡大して、縮小して...。
1回数秒でも、それが1日数百回なら、1年でどれだけの時間を失うか想像してゾッとします。
簡単なタスクも、なんとなく後回しにする。
結果、忘れて怒られる。
そして慌ててやるから、余計に時間がかかる。
「いや、それ、今2分で終わったじゃん!」
と、つい言いたくなる場面に、今日も遭遇しています。
これを365日続けたら、約30時間です。
毎日30分なら、180時間。
これはほぼ丸1週間分の労働時間に相当します。
...これ、笑いごとじゃないですよね?
1年で1週間分、余分に働かされてるようなものです。
だったら、
「モニター1台買った方が絶対安い。」
「キーボードを1万円出して快適にした方が、人生得。」
そう思うわけです。
会社が買ってくれない?
だったら自腹でいいじゃないか。
時間は有限。
お金はまた稼げるけど、失った時間は絶対に戻ってきません。
未来の自分への、最高の投資です。
たかが数分。
されど数分。
毎日の積み重ねが、人生を大きく変えます。
20年以上エンジニアをやってきた今、心から思います。
「ちょっと便利に、ちょっと快適に」が、実は一番大きな差を生む。
今日も私は、時間を節約するために、また新しいガジェットをポチってしまいました(笑)。
どこかで、エンジニアの価値を少しでもベースアップする手助けが出来てれば幸いです。
この道を歩んでいると、自然と「効率化」が体に染みついてくるものです。
別に「効率化オタク」になろうと思ったわけではないのですが、仕事でも、プライベートでも、つい最短ルートを探してしまう。
気がつくと、「それ、もっと早くできるのに」と思ってしまう自分がいます。
今回は、そんな効率化に取り憑かれた(?)ベテランエンジニアとして、日常で感じることをお届けしたいと思います。
効率的な行動を取りがち
20年以上この業界にいると、あらゆる行動に「効率」というフィルターがかかります。出勤ルートはこれが早い
たとえば通勤。乗り換え回数?距離?違います。一番早く、ストレス少なく辿り着けるルートです。
徒歩移動の信号タイミングまで考慮してルートを決めるなんて当たり前。
朝の数分が、1年積み重なれば何時間にもなる。
小さな積み重ねが大きな差を生むと、身にしみているからこそ、こだわってしまいます。
パソコン周辺機器を拡張する
パソコンのモニターは1台で十分?とんでもない。モニターは2台以上、できれば3台欲しい派です。
画面を切り替える手間すら惜しい。
サブディスプレイにドキュメント、メインディスプレイにコード、もう一枚でチャットツール。
「ウィンドウを切り替える数秒」が、気づけば1日で何十分にもなる。
だったら、最初から環境を整えておけばいいじゃないか、と思うわけです。
マウスもトラックボール型にして、手首の動きを最小限に。
キーボードも静音・高速打鍵モデル。
「道具にこだわるのはプロの証」...と、ちょっと自分に言い訳しながら、今日も新しいガジェットをポチっています。
仕事の優先順位も効率的に
仕事でも、常に効率を意識します。- 他者が作業するものはなるべく早く指示だし
→ 自分のタスクより、他人が絡むタスクを先に渡す。自分が止めると全体が遅れる。 - 即答できるものは即答
→ 3分考えても答えが出ないなら後回し。でも10秒で答えられるなら即レス。 - まとまった作業時間を確保するために、先に小さいタスクを片付ける
→ 途中で邪魔されないよう、雑音を消してから集中モードへ。
非効率なことをやってる人が気になる
そしてもう一つ、困った副作用が。それは、非効率な行動をしている人が気になって仕方ないこと。
小さいモニターでずっと作業してる人
「いや、そのノートPC13インチで1日作業するの、拷問でしょ?」と心の中でツッコミたくなります。
せめて外部ディスプレイつければいいのに...。
スクロールして、ウィンドウを切り替えて、拡大して、縮小して...。
1回数秒でも、それが1日数百回なら、1年でどれだけの時間を失うか想像してゾッとします。
すぐできることや重要なことを後回しにしてる人
重要なメールを見つけても、すぐ返信しない。簡単なタスクも、なんとなく後回しにする。
結果、忘れて怒られる。
そして慌ててやるから、余計に時間がかかる。
「いや、それ、今2分で終わったじゃん!」
と、つい言いたくなる場面に、今日も遭遇しています。
1年単位で考えれば、人生が変わる
毎日5分のロス。これを365日続けたら、約30時間です。
毎日30分なら、180時間。
これはほぼ丸1週間分の労働時間に相当します。
...これ、笑いごとじゃないですよね?
1年で1週間分、余分に働かされてるようなものです。
だったら、
「モニター1台買った方が絶対安い。」
「キーボードを1万円出して快適にした方が、人生得。」
そう思うわけです。
会社が買ってくれない?
だったら自腹でいいじゃないか。
時間は有限。
お金はまた稼げるけど、失った時間は絶対に戻ってきません。
まとめ:効率化は「自分への投資」だ
効率化は単なる「面倒くさがりの工夫」ではありません。未来の自分への、最高の投資です。
たかが数分。
されど数分。
毎日の積み重ねが、人生を大きく変えます。
20年以上エンジニアをやってきた今、心から思います。
「ちょっと便利に、ちょっと快適に」が、実は一番大きな差を生む。
今日も私は、時間を節約するために、また新しいガジェットをポチってしまいました(笑)。
どこかで、エンジニアの価値を少しでもベースアップする手助けが出来てれば幸いです。
コメント
よはく
すばらしいですね!
●気づき1:分単位へのこだわりが、まるで“時間へ投資する”という生き方そのものに昇華
●気づき2:ガジェットを愛する姿勢と、ちょっぴり“職業病”なユーモアが微笑ましく共感
●気づき3:効率化の光と影を、さりげなく両方提示している点もお見事
読んでいると「私も行動を見直そう!」と背中を押される一方で、ふと違和感も──。
●もやもや1:“効率命”が続くと、ストレスや視野の狭さに悩まされないかな?
●もやもや2:スピードを優先しすぎると、チームワークがぎくしゃくしない?
●もやもや3:ガジェットへの投資が、気づけば“浪費”になってしまうかも?
そこで改めて思いました。
効率化は、本来「自分と周りが長く健康に働けるよう“余白”をつくる道具」。
秒単位で視点が固まったときこそ、一歩引いて 時間・人間関係・資源 の3つの余白を点検すると、効率化の“影”はきっと光に変わる――そんな確信を持ちました。
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