ノートPC vs デスクトップPC:ベテランエンジニアの視点から
気がつけばキーボードとマウスと共に、四半世紀近く生きてきました。いわゆるベテランエンジニアというやつです。そんな私がふと考えたのです。「ノートPCとデスクトップPC、結局どっちが良いの?」と。
人生のいろんな選択と同じで、「結局は用途次第でしょ」と言ってしまえばそれまでですが、長年この業界に身を置いていると、それぞれに対する"思い入れ"が出てくるものです。
今回はそんなパソコン談義を、ちょっとユルく語ってみようと思います。
ノートPCとデスクトップPCのメリット・デメリット
どちらにも確固たるメリットと、見逃せないデメリットがあります。まずはおさらい。
ノートPCのメリット
- 軽くて持ち運びができる
- バッテリー駆動なので停電しても安心(少しの間は)
- 省スペースでミニマリスト的
- カフェでドヤれる(←重要)
ノートPCのデメリット
- 性能に制限がある(熱やサイズの都合上)
- パーツ交換が難しい or 不可能
- キーボードの感触にこだわるとつらい
デスクトップPCのメリット
- 性能が高い!冷却性も◎
- パーツ交換や増設が自由自在
- モニターやキーボードが好きに選べる
デスクトップPCのデメリット
- とにかくデカい
- 電源が無いとただの箱
- お引越し時の最大の敵
パソコンの調子が悪い時は薄型ノートPC修理のハードルが高く感じる?
ありますよね、突然のブラックスクリーン。「え、今なの?」ってタイミングでやってくるアレ。ノートPCだと中を開けるのも一苦労。下手に開けて保証が消滅、ネジが1本余る、ヒンジが閉まらない...など「プチ絶望祭り」が開催されがちです。
薄型のノートは特にパーツがギュウギュウに詰め込まれていて、精密パズルのよう。しかもバッテリーが内蔵されてるタイプだと、爆発しそうで怖い(経験談)。
ハードにある程度詳しい人はデスクトップの修理しやすのでは?
そうなんです。デスクトップって基本的に「レゴ」です。CPU、メモリ、グラボ、SSD...全部プラグ&プレイ感覚。調子が悪ければとりあえずメモリを抜き差ししてみるという「儀式」で復活することもあります(科学的根拠は謎ですが)。
グラボが死んだ?よし、中古で買って差し替えよう。電源ユニットが爆ぜた?よし、ケーブル地獄と戦おう。...そんな"戦士の儀式"ができるのがデスクトップPCの醍醐味ですね。
最終的にどっちが良いのか?
で、結局どうなの?って話ですが、正直どちらも素晴らしい。環境や用途に合わせて選ぶのが一番なんです。
ただ、最近の私はというと、ノートPC派に傾きつつあります。
理由は単純。
・リビングでも作業できるし、
・ベッドの上でも横になってコード書けるし、
・出張にも持っていけるし、
・Zoom会議も即対応。
要するに「自由」なんですよね。デスクトップが"据え置きの重戦車"だとすれば、ノートPCは"俊敏な忍者"。
性能的にも最近のノートPCは一昔前のデスクトップ並みに速いですし、「もうノートでいいじゃん」ってなるわけです。
まとめ:ノートかデスクトップか、それが問題だ
結局は、「今の自分の生活スタイルに合っているか」が最重要。
独身時代はデスクトップで爆速マシン組んで悦に浸っていましたが、子どもが寝た後のリビングで静かにカタカタやる今、ノートPCこそが最強のパートナー。
みなさんも「使い方」に合わせて、ベストな選択をしてみてください。
最後に一言。
「パソコンを選ぶということは、ライフスタイルを選ぶということだ」
...なんて言ってみたくなる、そんな今日この頃です。
ちなみに、ここまで偉そうに語っておいてなんですが、実はどっちも使ってます。
そう、ノートPCで出先作業して、自宅ではガッツリとデスクトップ。結局ハイブリッドが最強説、ありますよね(笑)。
どこかで、エンジニアの価値を少しでもベースアップする手助けが出来てれば幸いです。