PHPカンファレンス2015に実行委員として参加してみて
2011年からPHPカンファレンスの実行委員として参加をしていて、最近は広報を担当しています。
今年で五回目の実行委員となりました。
広報としては最後にPHPカンファレンス2015のレポート公開を見届けて作業としては終わりになります。そういう意味ではまだ終わっていないのですが、書きたくなったので書きます。
PHPカンファレンス2015は2100名以上の方のお申し込みを頂き、無事終了しました。ホントすごいですねー。PHP20周年記念、生みの親のラスマス氏来日、合計30セッションの面白そうなセッション群と内容も素晴らしかったと思います。日本には100万人のエンジニアの方がいて、PHPプログラミング経験者が20万人いるので、今年は全PHPプログラマーの1％が申し込んだことになります。そういう意味では、この素晴らしいPHPカンファレンスをもっと知っていただきたくて書いています。
何がすごいかというと、初めてでも参加しやすい雰囲気、初めてでも楽しめる内容、だれでも運営に参加できて、だれでも登壇者として立候補できるということろが素晴らしいです。みんな楽しそうに登壇しているのもとても印象的なイベントです。楽しいからみんなおいでよ。みんなで楽しもうよ。という感じの文化的なものを感じます。
ものすごく垣根が低いんですよね。それでいて高品質なセッションが展開されていて、このバランスは絶妙です。これが、毎年多くの方が参加している理由だと思うのです。
私は過去に2回登壇したことがあります。知っている方は知っていると思いますが私はPHPプログラマーではありません。開発経験ゼロです。それなのにPHPの試験をやったりとかPHPカンファレンスの実行委員をやったりとか、変なビジネスマンですよね。 昔はお金を稼ぎにPHPプログラマーの業界にビジネスマンが入ってきたと思った人も少なくはないと思います。昔、PHP業界でお世話になり、今のコネクションの原型の一部がそこでできたので、とても感謝しています。それゆえに、ボランティアでPHPの試験を作ったり、PHPカンファレンスの実行委員をしたりしています。
PHPプログラマー経験0の私を実行委員として受け入れてくれたり、登壇の機会を頂けるなんて、PHP業界は本当に懐が広いです。感謝しています。
PHPカンファレンスの実行委員は今回で5回目になります。都度いろいろなことが起こり、ご迷惑をかけたり、まれに褒められたりと、いろいろありますがなんだか暖かいコミュニティです。ちなみに毎年実行委員に参加しては私の生息しているビジネス分野とは文化が違うので、参加するんじゃなかったと反省しながら、結局楽しいので5年連続で実行委員をやっていたりします。そんな異文化、異業種の私が楽しめるので、本当に懐深いです。
会社での仲間もいいですけど、こういう社外の仲間を作るのっていいと思いますよ。もちろん全ての人と仲良くはなれないかもしれません。でも、仲良くなれる人もいます。
土日が一番忙しいので過去5回の実行委員のうち、懇親会に参加できたのは最初の1回だけでしたが、そんなレベルの参加でも十分楽しめています。（仕事上この時期に懇親会とか参加しているとちょっとまずいです。来期の戦略を事業責任者が練り始めるこの時期に起案するのが本業の仕事の一つなのです。来年も食べられるかが決まる時期でもあります）
なんだかうまく説明できないのですが、
「また来年のPHPカンファレンスで会いましょう」
なんて声を掛け合えるのって素敵です。頑張ったからいいなって思えるんでしょうね。
私が尊敬する人の一人である所ジョージ氏が言ってました。
「一生懸命やるから楽しいんだよ」
仕事以外で頑張れる場所があるのっていいかもしれません。
来年も実行委員やれるかわかりませんが、個人的には継続していきたいです。興味がある方は是非運営にも参加してみてください。
運営に参加されたい方は、公式Facebookや公式Twitterでのご案内が来年の夏とか秋にあると思いますので、その情報を参考にされるとよいと思います。
公式Facebook https://www.facebook.com/pcon.japan
公式Twitter https://twitter.com/phpcon