エンジニアなのにファイナルファンタジー
誰かを助けるのに理由がいるかい?
お前が俺の生きた証
……これって、聞いたことあります? 実は、この2つ、不覚にも号泣してしまったゲームで出てくるセリフなんです。 はい、みなさん、こんにちわ! 「ゲームとビジネスは関係ないように見えて、実は関係ある」シリーズの第5弾。おっと、ご参考まで、
がバックナンバーとなっております。
振り返ってから読むのもよし、今回のコラムを読んでから振り返るのもよし。それぞれで楽しんでください。
今回はファイナルファンタジーシリーズ、ファミコン時代からずっとやっています。ファイナルファンタジー、いまでこそ、「FF」って略されますが、出始めは、「ファイファン」と読んでいたことを知っている人、かなりマニアックです。
FFだと、「ファイナルファイト」(1989年発売)という格闘ゲームと混乱することもあり、ゲーム少年少女達は、こう呼び分けていたのです。このFFシリーズ、第1作目の「ファイナルファンタジー」が発売されたのは1987年。ドラクエが発売したのは1986年だから、その1年後に発売していたんですね。そこからRPGブームが到来するのでありました。このゲームの発売元は、スクエアさん(ドラクエ同様、いまはスクエアエニックスさんになっちゃっています)。
あぁ、また今回も前置きが長くなってしまいましたね。
今回は「信頼関係」を強化するための「ファイナルファンタジー(FF)」。ジャンルは「RPG」となっております。いままでの「FFシリーズ」のプレイを通して、今もビジネスに役立っていることは次の通りです。
●ワーク・エンジニアリング(仕事術):
- 誰かを助けるのに理由がいるかい?
【ゲームでは…】
ファイナルファンタジーⅨ(9)の主人公、ジダンがいったセリフです。感動で涙がちょちょぎれました。
【ビジネスでは…】
社内には困っている人が必ずいます。そんなとき、こちらか手をさしのべて、一緒に前に進みましょう。
●ライフ・エンジニアリング(生活術):
- お前が俺の生きた証
【ゲームでは…】
ファイナルファンタジーⅦ(7)の外伝「クライシス コア ファイナルファンタジーⅦ(このリンク先だけ音あります)」の主人公ザックスがエンディングでクラウドにいったセリフです。涙が止まりませんでした。
【ライフでは…】
子供にこれを伝えたくって、毎日、自分の父親として接しています。まだまだ小さいですが、大きくなっても嫌われても、「子供が自分の生きた証」なのは変わりません。
信頼関係を高めるには、テクニックは必要ありません。ゲームを通しても、実生活を通しても、「気持ち」が一番だと感じました。
ゲームばかりしていると、感受性がなくなるなんていわれたりもしますが、むしろ逆で、世知辛い世の中、ゲームを通して、我々が失ってきた何かを思い出すこともあるものです。
コメント
あずき
あずきと申します。
いつも楽しく読ませていただいてます。
FF派なので、ドラクエには通じておりませんがそれは置いといて。
ゲームとビジネスの関連性について、まだまだ社会人2年目ですが感じることが多々あります。
また、最後の一文にとても共感いたしました。
PS.DSで原点回帰を謳ったファイナルファンタジーシリーズの新作が出るようです。今から楽しみです。
240
240と申します。
ゲームとビジネスの関係、深く考えたことはありませんが、
繋がる点があるものですね。
考えてみれば、
RPGツクールは、仕事上の構成や構造を考える際に役立っているかもしれません。
落ちこぼれSE
はじめまして。
私は逆を味わいました><
まあ、肩書きはSEなのでしょうがないですが、現在は社内のサポート窓口みたいな感じの業務がメイン。
給与査定でサポートは「評価の対象外」だから給与ダウンと査定されました。
システム部は生産性で評価するとのことでした。
確かに生産はしてないですけどね。。。
まあ、違う視点で考えればゲームのルールにはみ出すとペナルティが待っているってところでは共通かもしれませんがw
匿名
最近廉価版でクライシスコアを始めたばかりなのにネタばれしたんですが…
逆転仕事術
あずきさん、コメントありがとうございます。
おお、すごい2年目で仕事に関してきちんと考えていらっしゃるのですね。
私の2年目を考えると、あずきさんはとてもすごいなぁって感じています。
最後の文章も共感していただき、うれしいです。
!!
ノーマークでした。
FFはⅢをDSでやったのですが、また原点回帰の新作、これはたまらなく待ち遠しい!
ちなみに、あずきさんはFFの中でなにか一番すきですか?
実は、私は、FFT(ファイナルファンタジータクティクス)が大好きです。
PSPで、いまもたまにやっています。
逆転仕事術
240さん、コメントありがとうございます。
むむぅ、RPGツクールを知っているとは!!
240さん、なかなかやりますな。
確か、サウンドノベルツクールっていうのも当時あったような感じがしますが、RPGツクール、覚えていますとも。
読書好きから作家になるように、ゲーム好きからゲームクリエイターになるきっかえのソフトを出すあたり、ゲーム業界は人材育成を早いうちから手がけていたんですね。
ついでに、確か、RPGツクールのコンテストのようなものあったような。
RPGツクールは物を作るということがどれだけ大変であり、でも、やりがいがあるか分かるソフトでした。
そうだ、どうしようかなぁ、思い切ってきいちゃおうかな。
あの、240さんはひょっとしたら歴史ゲームが好きだったりしませんか?
逆転仕事術
落ちこぼれSEさん、こんにちわ。
なんか、自分のような経験をいま味わっているようですので、気持ちがすごく分かります。
ヒントというか、ナマイキにもアドバイスなのですが、自分で自分を評価することで私は光が見えました。
「間接部門のくせに、収益あげていないくせに意見するな!」
っていうことをいわれ、結局は逃げるように転職したのですが、
「資格でもなんでもいいので自分の中で自分を評価する基準を作って達成しよう」と転職後は反省を込めて実行することで、自分のペースをつかめるようになりました。
うーん、うまく伝えることができなくて、分かりにくい文章でごめんなさい‥‥。
そうだ、落ちこぼれSEさんが感じたことを@ITさんで思い切ってコラムに書くといいかも。コメントをみても、文章が私なんかより、ずっとうまいし、心に響くものがありました。よかったら検討されたいかがでしょうか?
逆転仕事術
ごめんなさい、確かにネタでしたね。大変失礼しました。
もしよければ、クライシスコアをクリアした感想を聞かせていただければと思います。
何周かクライシスコアをしたのですが、このフレーズの意味は3周目あたりで、ずっしりと感じ取りました。
>最近廉価版でクライシスコアを始めたばかりなのにネタばれしたんですが…
240
240です。
逆転仕事術さん、コメントありがとうございます。
歴史ゲームは好きです。
主にシュミレーションですね(アクション系は苦手です)。
歴史シュミレーションは、経営の基本的な人・金・物・情報を学べる点が、
ゲームとビジネスの関係の一例かもしれません。
(現実とは違い、国債などないので赤字になるとOUTですが、、、)
逆転仕事術
あずきさん、コメントありがとうございます。
バリバリ3Dでした、あぁ、買う。きっと買う、いや絶対買います。
8!?
ええーーー!!
FF8が出てくるのは驚きでした。また、なんで…っていうのがすごく気になるところです。
ちなみに、4はよかったなぁ。パロム・ポロムもいいですが、
黒から白になる主人公、そして、兄とのやりとり、とても感動でした。
あずきさんのおかげで、あのときの感動がよみがえってきました。
うぅ。
逆転仕事術
240さん、こんにちわ。
やっぱりそうですか、好きなゲームのジャンルがなんか似ている感じがしたので、思い切って聞いてみました。
ちなみに、私は「信長の野望」から「三国志」に行きました。
そして、横山光輝さんの三国志のマンガを図書館で読みあさりました。
240さんは、三国志派ですか?
最近のシリーズはどんどん複雑になってきたので、ちょっと敬遠気味ですけど。
確かに歴史シミュレーションゲームは、経営に関しても学べるいいジャンルですよねぇ。
240
逆転仕事術さん、こんちにわ。
私は三国志派です。
どうも日本の歴史は頭に入ってこないんです。
確かに最近のシリーズは複雑ですよね。
私は、サクサク進められる三国志2が好きです。
この前、Amazonでステレオケーブルを購入し、ニューファミコンを引っ張り出して三国志2を久々にやりました。
逆転仕事術
240さん、あぁ、やっぱり!
三国志いいですよね。
私はマニアックなところで、徐庶が好きです。超雲も捨てがたいなぁ。
いずれも人間味のある、なんとも切ないところがいいんです。
最近は、蒼天航路を読んで、魏もいいなぁって思っていたりますが、240さんも魏派です?
あぁ、だんだんマニアックな会話になっていっている‥‥。
落ちこぼれSE
逆転仕事術様
ありがとうございます。
まあ、特に評価されないこと自体は気にはしてないですけどね
システム知識は営業以上、コミュニケーション力は営業未満。
こと中途半端さが逆にウリなので!
ただ、「ギル」に直結するのが痛いですねー
実は私も逃げるように転職活動中。
ただ、うれしいことに営業には「まわりこまれた」感じで引きとめられてます。
会社の評価と別のところで評価してもらってる感じでうれしいのですが、「ギル」だけは営業の評価は反映されないみたいです><
楽しい会社なんでもったいないとは思ってるんですけどね^^
FFでは内ですが、DQの「はぐれメタル」のように出現するだけで喜ばれる存在になりたいですね!
それが「ギル」や「ゴールド」に結びつけばサイコーですね!
逆転仕事術
落ちこぼれSEさん、コメントありがとうございます。
気になっていたので、そうですか、そういう近況だったんですね。
私自身、転職の経験があるのですが、引きとめられることは、最大の評価だったのかなぁって思います。
ただし、おっしゃるとおり、「ギル」に直結するのは痛いですね。
でも、でもね、落ちこぼれSEさん、経験値は決して0にならなく、最終的には「ギル」にも「ゴールド」にも結びつくと、私は信じています。
たわいもないコラムから、こういうお話ができて、あぁ、なんか感動です。
240
逆転仕事術さん
私は魏派です。
鄧ガイや陳泰が好きだったりします。
地味ですが、堅実に活躍している点がなんとも。
逆転仕事術
240さん、いやー、分かる!分かりますとも!!
鄧ガイいいですね、陳泰もいいよなぁ。
昔からの知り合いのように気が合う仲間が見つかったような気がします。
いつか三国志について語り合いたいですね。
あずき
最近@ITを開いていませんでした。
おひさしぶりです。あずきです。
8は、ゲームがどうこうというのはとりあえず置いといて、以降のファイナルファンタジーの方針を明確に示した作品だと思うからです。
おそらくプレイステーションのゲームでは一番美しいグラフィック、ドラゴンクエスト等が王道RPGだとするならば、ファイナルファンタジーはRPGの進化を目指してるんじゃないかなと思うからです。
そういう意味で、自らのスタンスを明確にした作品ということで好きです。
あと、ひそかにテーマ曲のEYES ON MEが好きです(これが意外にポイントです
逆転仕事術
あずきさん、お久しぶりです。
なるほどぉ、そこがポイントだったんですね。
確かにテーマ曲でそのゲームの印象が決まることも多いです・
FFはあいかわらず進行形で進化を続けているので、毎回新作が楽しみです。