エンジニアなのにスーパーマリオブラザーズ
スーパーマリオブラザーズ。
略して、スーパーマリオもしくはスーマリ。
30代以降の皆さんにしか分からないかもしれませんが、昔、長渕剛さんと志保美悦子さんの「親子ゲーム」というドラマに麻理男(マリオ)という主人公が登場していました。とまぁ、それぐらい世間に浸透したゲームでもあります。
はい、皆さんこんにちわ。
「ゲームとビジネスは関係ないように見えて、実は関係ある」シリーズ(いつの間にか@IT自分戦略研究所さんにそう名付けていただきました)の第3弾です。
今回は、「フットワーク力」を身につけるための「スーパーマリオブラザーズ」。
兄のマリオと弟のルイージが、クッパという悪者大王にさらわれたピーチ姫を取り戻すという冒険活劇です。
ちなみに、このゲーム、最初に発売されたのは普通の「マリオブラザーズ」。固定画面で、ひたすら土管から出てくる敵をやっつける。クリアしてもひたすら同じことを繰り返すゲームでした。
それが、横スクロール画面に進化したのが「スーパーマリオブラザーズ」です。
ちなみに、このゲームのタイトルがなぜ「マリオ」ブラザーズでその兄弟の名前が「マリオ」と「ルイージ」なのか。昔からなんとなーく違和感を持っています。例えば、鋼の錬金術師に出てくる兄弟は「エルリック兄弟」で、兄はエドワード=エルリックで弟はアルフォンス=エルリック。この法則だと、「エルリック」を「マリオ」で置き換えると、エドワード=マリオ、アルフォンス=マリオというようになってしまうから、なんかおかしくない? っていう違和感なんです。
あ、また前置き長くなってごめんなさい。
このゲームのジャンルは「アクションゲーム」です。
実は、アクションゲームはすごく苦手で、ストIIでは、いっつも端っこに追い詰められて、パーフェクト負けしていた少年でした。そんな自分でも唯一ついていけたアクションゲームが、このスーパーマリオブラザーズ。純粋なアクションゲームで、いまでも大好きなシリーズなんです。
「スーパーマリオブラザーズ」のプレイを通して、今もビジネスに役立っていることは次の通りです。
●ワーク・エンジニアリング(仕事術):
- Bダッシュ! 迷うくらいなら突っ走れ!
【ゲームでは……】
1-1でクリボーにやられることもあるが、スタートからBダッシュ! たまに敵にぶつかろうとも制限時間までに、とにかくゴールを目指し進む!
【ビジネスでは……】
プロジェクトははじめが肝心、スタートからBダッシュ! たまに障害に会おうとも制限期間までにとにかくゴールを目指して進む!
●ライフ・エンジニアリング(生活術):
- ワープゾーンをうまく活用する
【ゲームでは……】
目指すは8-4! 途中で無限1UPをしたら、あとはワープゾーンをどんどん利用する。
【ライフでは……】
時間を有効に使うために、いかに近道をするかが勝負所。移動は乗り換え案内をうまく使い、時間をとにかく無駄にしない。
ビジネスでは、とにかくフットワークの良さで救われることが多くあります。例えば、障害対応。システムで障害が発生した場合。
- 現状把握
- 社内への説明
- お客様への説明
ほかにもありますが、一瞬にどれを優先的にしなければいけないか判断します。ただし、状況に応じて、その優先度をフットワーク良く、変えないといけません。それができないと状況が一気に悪化します。
スーパーマリオブラザーズも同じでゴールは決まっていますが、そこに行き着くまでの道は人それぞれです。攻略本もありますが、そのとおりにいかないあたりが、ビジネスと同じではないでしょうか?
コメント
あずK
マリオとルイージの名前の由来は諸説あるようです。
アメリカの任天堂に勤務していた、マリオにそっくりな倉庫係のおじさんの名前が
「マリオ」だったことから、というのが一説には。
あとルイージの場合、有名な説は「マリオに類似(ルイジ)しているから」とか(笑)
あくまで一説であって、それらが実際の由来かどうかまではわからないですが…。
コラムの内容と関係なくてすみません^^;
逆転仕事術
あずKさん、由来、教えていただきありがとうございます。
なるほどぉ、類似でルイジとは、あのキャラクターをみると、納得しますね。
スーパーマリオ2だったかな、それぞれの特徴、ルイージはジャンプ力があるなど、普段目立たないルイージにもスポットがあたったこともありました。
それにしても、このゲームを作った任天堂さんはやっぱりすごいなぁ。
ちなみに、あずKさんはアクションゲーム派だったりします?
あずK
> ちなみに、あずKさんはアクションゲーム派だったりします?
初代スーマリが出た頃からファミコンやってる人なので、
アクションゲームとかシューティングゲームが好きですね。
最近のものはキャラの動作が多いので敬遠がちです^^;
シミュレーションもそうですが、やれることが多いと
何をしたらいいかわからなくなるタチなので…。
チュートリアル付きのゲームのように
徐々にやれることが増えるものなら問題ないんですが。
逆転仕事術
あずKさん、コメント再びありがとうございました。
あ、ひょっとしたら、あずKさんとはおなじ世代、同じゲーム道かも。
説明書なしで進めるゲームって本当に少なくなってきましたね。
任天堂さんのはあいかわらずチュートリアル付きで誰にでも勧めることができる一品です。
ちなみに、三国無双あたりが無理してなんとかついて行けるレベルに最近なってきました。