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エンジニアなのに勝間和代さん(その2:投資と消費の区別をつける)

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 皆さんはスケジュールに振り回されていませんか?

 皆さんの周りの方は、いかがでしょうか?

 社会人として経験を積むと、次第にできなくなっていくのが、スケジュール管理。

 上になればなるほど、声がかかる打ち合わせの数も多くなり、その打ち合わせも時間通り終わらず。

 なので、次の打ち合わせは時間通りに始まらず、当然、時間通りに終わらず。

 1日受け身のまま、あっという間に時間が過ごして、大切な時間を無駄に消費してしまっていませんか?

 さて、今回の「現場の実践ワークライフバランス」では、

「エンジニアなのに勝間和代さん(その2:投資と消費の区別をつける)
 ~有限の時間やお金の使い方を学ぶ~」

を実行してみました。全7回の第2回目です。

 消費と投資の違いについてはgooの国語辞書で調べてみると次のとおりです。

  • 消費:物・時間・エネルギーなどを、使ってなくすること
  • 投資利益を得る目的で、資金を証券・事業などに投下すること

 なんとなく、イメージをとらえることできましたでしょうか?

 今回、「『投資と消費の区別をつける』を実行する」ためにしたことは次の通りです。

ワーク・エンジニアリング(仕事術):

  • 社外(協力会社さんやお客様)にも指摘する

【before】

 社内では後輩指導と上司への指摘で円滑に仕事ができていた。しかし、社外の協力会社さんやお客様と関わるとそのワガママに苦労し、対応で多くの時間を消費していた。

【after】

 社外の協力会社やお客様にも(言い方を気をつけつつ)どんどん指摘する。結果、より良い信頼関係を築くことができ、仕事の成果の質を向上させることができた

●ライフ・エンジニアリング(生活術):

  • 投資信託を月額一定金額の自動引き落としで開始

【before】

 なんかよくわからないけど、細々したお金を計算すると月に1万円ぐらい消費していた。

【after】

 1万円で給与振り込み口座から毎月自動引き落としの投資信託を開始した。

 実際やってみると、ライフ・エンジニアリングの方は実行に移しやすく、かつ、ビジネスに応用することが比較的容易にできました。

 ですので、まずは、ライフ・エンジニアリングについてまとめます。

 株をやっていたのですが、老後を考えるとおそらくは自分に向いていないと思い、投資信託をはじめました。

 この投資信託、仕事に生かせたのが「目論見書」です。

 「目論見書」とは、それぞれの投資信託でどんな特徴を持った商品なのかを購入者に説明する書類で、購入前に見ることもできます。

 資料の構成、お客様に提案する場合、社内に報告する場合も参考になりました。

 一方で、ワーク・エンジニアリング。

 こちらは、やろうと思っていても、社外に対して口を出すことになりますので、かなり腹をくくらないと実行できませんでした。

 ただし、やってしまうと、もう後には引けないので、継続力は高まります。

 やってみてわかったのですが、お客様のワガママに振り回されてしまっている場合、それはお客様にいうべきことをきちんと伝えていないケースが多いです。

 伝えるべきことをきちんと伝えていないせいであって、お客様はワガママをいっているつもりではないことが多いです(全体の2割くらいは本当のワガママだったりもしますが)。

 長期的に社外の協力会社さんやお客様と良いお付き合いをするためにも、今回の気づきは大きかったと思います。

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