エレベーターでも紙1枚でも──LifeHackを心掛ける
2006年7月15日の「@IT自分戦略研究所 Weekly」に掲載したコラムを紹介します。ビジネスパーソンのための仕事術サイト「Biz.ID」がスタートしたときの、斎藤編集長のコラムですね。エレベーターの「ダブルクリック・キャンセル」はよく使います。
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“LifeHack”をキーワードとした、ビジネスパーソンのためのデジタル仕事術サイト「ITmedia Biz.ID」がオープンしました。LifeHackとは、日常生活や仕事の方法を改善・向上させるテクニックの総称です。
あまり難しいことをいわず、知った直後からすぐに実践できるようなものをLifeHackと呼びたいと個人的には思っています。例えば、弊社の入っているビルの三菱製エレベーターは、行きたい階を押し間違っても、“ダブルクリック”すればキャンセルできます。「MITSUBISHI」と書いてあるエレベーターで、ぜひお試しあれ! 仕事に限らず、こんなちょっとしたテクニックがLifeHackです。
Biz.IDでは「達人の仕事術」というコーナーがあり、バリバリ仕事をしていらっしゃる方にご自身が実践しているLifeHackを披露してもらっています。中には、「肩掛けカバンの最適なヒモの長さ」や「ジーパンのポケットに何をどう入れて持ち歩くか」といったこともあります。いかがですか? 気になりますか? これらは随時記事として掲載していきますので、お楽しみに。
最後に、(もしかしたら仕事でも使えるかもしれない)数学系のLifeHackを、特別にお伝えしましょう! 続きはBiz.IDのサイトで。
1. ルート2を測る方法
ビジネスパーソンの身の周りには、実はルート2があふれています。A4やB5といった紙の短い方の辺を1とすると、長い方の辺はルート2なのです。A3用紙を横半分に切るとA4に、また半分に切るとA5になりますが、必然的に1対ルート2の比率になるわけです。
2. 1平方メートルを測る方法
同じく紙の話です。A4やA3の親玉であるA0用紙は、実はちょうど1平方メートルの大きさがあります。A0の半分がA1、その半分がA2、さらに半分でA3……となるので、A4用紙を16枚置いた大きさがちょうど1平方メートルですね。ちなみにB0用紙はA0の1.5倍の大きさがあります。
(ITmedia Biz.ID 編集長 斎藤健二)