@IT自分戦略研究所 メールマガジン「@IT自分戦略研究所 Weekly」に載ったアイティメディア社員のコラムを紹介します。

新人(?)の悩み・本から学ぼう編

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 2005年10月12日の「@IT自分戦略研究所 Weekly」に掲載したコラムを紹介します。前回のコラムから進歩が見られない千葉さん。……いや、現在は立派な編集者ですよ。本当に。 

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 先日、少し遅めの夏休みを取って帰省した。連休と合わせて5日間、久しぶりのまとまった休みだ。こいつは部屋の片隅にそびえ立つ、読んでいない本の塔を一気に崩すチャンスでもある。そう思い、塔を崩して実家に何冊か持っていくことにした。

 持っていったのは、GTD(Getting Things Done)関連の書籍を数冊。約半年前のこのコラムで、「仕事を円滑に進めるためのスキル」を体得したいなどと殊勝なことを書いたのだが、結局いまもその技術は身に付いていない。僕の思考回路にあるのは、「さて、どの作業から始めようかな……。おなかすいたなぁ」と、半年前とまったく同じ考えなのだ。これではいかんと、仕事管理に関する本を買ってはみたものの、買っただけで満足してしまい、結局はほかの本を読んで過ごしてしまっていた。

 本を詰めた重いバッグが肩に食い込む痛みを覚えつつ、夢見る青年は旅立った。「よし、これで仕事術を身に付けて、下期からはデキる男に変身だ」と。

 しかし、夢は夢で終わることとなった。故郷で再会した学生時代の友人たちとどこかへ出掛けて遊んでしまう。出掛けない日も、「朝食→睡眠→昼食→睡眠→夕食→睡眠」という何の生産性もない生活を送ってしまった。

 休みで身に付いたのは、おなか周りのお肉だけだった……。「仕事を円滑に進めるためのスキル」が身に付くのは一体いつになるのだろうか(といっている間は身に付かないことだけは間違いない)。

(@IT MONOist編集部 千葉大輔)

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