町工場から大企業、そして派遣社員も経験した現役派遣社員の壮絶体験

ホワイトな大手企業へ転職!その92 ブラック企業の見分け方。。。

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結局、一度も社会保険や厚生年金、交通費支給などの話などまったく出なかった、一番大切なことなのにね。。。要するに社会福祉制度も交通費もないってこと。しかも事前に言われた履歴書、職務経歴書もまったく要求されなかった。最初は私もよくわからなかったのだが、後になってこれが派遣会社というものなのか!ってことを理解したのだ。こんな採用の仕方をしてたら優秀な人材など集まるわけがない、何も知らない世間知らずの連中ばかりが騙されて入ってくる。だから私が居た大手企業の派遣社員の連中は変なのばかりなんだなってのがこのときの面接で身をもって実感できたのだ。これが、私が最初に派遣会社というものを経験した瞬間であった。

後でいろいろと調べてわかったことだが、求人広告には企業がおかしいか、おかしくないか、ってことを見分けるポイントがいくつかある。それを私の経験も含めて紹介したいと思うのだが、先ずは広告に女の子の写真が掲載されている。これは完全な釣りですね。女の子に釣られて男がたくさん応募してくるということを想定しての求人側の作戦です。こういう求人に限って仕事の内容は曖昧に書かれているし、給料も掲載されている金額よりも実際はかなり低い賃金です。そしてこういう企業は人員の入れ替わりが激しく人出がいつも足りない状態、人員の入れ替わりが激しいということはそれだけ職場の環境が悪いからみんな長続きせずすぐに辞めていく。だからいつも人が足りないということ。だから女の子を使っておびき寄せる。キャバクラの店頭で男性スタッフよりもキャバ嬢が呼び込みしたほうが集客できるのと同じです。そして女の子に騙されてゴキブリホイホイにはまってしまうんです。次に給料の金額にかなりの幅があること、例えば給料15~30万とか。こんな15万も金額に幅があるのは間違いなくブラックです。

仮にこんなとこに入社しても広告に掲載されている最低賃金、つまり15万しか貰えません。しかし、人間の脳は本当に都合良く出来ているもので、15~30万なんて掲載されていたら大きいほうの30万貰えるって勝手に解釈しちゃうんですよね。これで引っかかる人も多いと思いますよ。次に広告に「やりがいのある職場です」って書かれているもの。これもかなり信用できません。次にしょっちゅう応募している企業、これは当然、人の入れ替わりが激しいことを証明してますね。そして残業時間が曖昧に書かれている企業、例えば「残業あり」なんて書いてあって明確な数字が掲載されていない。これは残業がたくさんあると言ってるようなもんで、労働基準法で決められた月45時間上限の残業を上回るから明確な数字が書けないのです。次に週休二日制とかかれた企業、これも毎週のように休日出勤の可能性があります。「完全週休二日制」と書かれた企業は大丈夫です。

次に未経験者歓迎の企業、これは応募かけても人が来ないので仕方なく職種条件を下げて募集をかけているのが多いですね。次に「交通費支給」と掲載されている企業、これは金額に上限があると思ってください。親切な企業では「交通費2万円迄」などと明確に書かれていますが、怪しいのは先に書いた「交通費支給」とだけ書かれた企業。これは自分で金額を確認したほうがよいですがこんな企業はダメです。やはり「交通費全額支給」と書かれている企業が良いです。そして社会福祉制度がまったく掲載されていない企業、これは問題外です。この他にもブラックを見分けるにはたくさんあるのですがかなりの長文になってしまうのでこの辺で終わりにしたいと思います。数年後、私が自分自身のパソコンを持つようになり、インターネットでこのインチキババアの派遣会社をググってみると名前だけはヒットしたがホムペや採用情報などは見当たらなかった。㈱〇〇アンク。そうだろう!そうだろう!

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