第17回 キャラ >= 技術??
はい。いきなりIF文みたいな出だしで何が言いたいかというとですね、それは以下を参考に取得してください(詳細設計書風)。
こないだわたしは先輩に呼び出された。前回登場した熱血さんだ。熱血さんは私が不況で暇なのをいいことに、毎日定時で帰るのが気に食わないらしい。
熱血さん 「お前は異動してきたばっかりなんだから、定時後も残って業務の勉強するのが当たり前だろう!」
SARA 「えぇ~そんなの定時間内にひたすら8時間もやってるじゃないですか。(不況で案件がないから)。それに業務時間外に何の勉強をするかは、わたしに選択権があります。今は資格の勉強がしたいんです!」
熱血さん 「(ブチッ)そんなもん、俺が業務の勉強をお前に期待するのも、俺の勝手だろうがーー!!!!!」
SARA 「(前の部署で怒鳴られ慣れている)そですか(あっさり)。でも、業務知識は机上ではマニュアルも演習も定時内でひととおり終わってるんで、あとはプロジェクトに入って実践で覚えたいんです」
熱血さん 「そんなもん、得意分野がなけりゃアサインしようにも困るんだよ!!」
SARA 「でも、残業がつかないのに定時後に残りたくありません。そもそも定時内はずっと業務の勉強ばっかりですし、スケジュールされた内容を定時内に終わらす訓練をした方が、プロジェクトにアサインされてからも有益だと思うんです」
……埒があきません(笑)。
しかし、一通り話し合った(これを話し合いというのであれば)後、もともと情が深い先輩、こうフォローしました。
熱血さん 「いろいろ言ったが、おまえにもいいところがちゃんとある」
SARA 「え、なんですか?(興味津々)」
熱血さん 「お前には愛嬌がある!!」
SARA 「……」
あたし、技術職なんですけど!? 早く、技術で褒められるようになりたいものです(4年目)。
そういえば異動の希望を出した時も課長から「部長がお前のキャラが気に入ってるから外に出したくないって」と言われ同じ部長配下での異動だったっけ。技術的に必要不可欠な存在になれるのはいつのことやら(笑)。
後日談:
こないだ飲み会までの時間を席でつぶしていたら
熱血さん 「おう、やってるじゃないか!」
とご満悦でした。
コメント
組長
こんにちは★組長です。
>熱血さん 「お前には愛嬌がある!!」
ちょっと笑ってしまいました。(ごめんなさい・・・)
や、でも、女性ばかりの現場から逆に男性ばかりの現場にヘルプデスクとして
配属した時、「やっぱり、『女は愛嬌』なんやな」ってつくづく思いましたよ。
すっごい、重要な要素です。男性であっても愛嬌があると、周りの人から
かわいがられますし。多分、人から「愛嬌がある」と言われる人って、確実に
KYとは無縁の人だと思うんですよね。自然と愛嬌の良さを発揮すべき空気を
読み取ってふるまってるはずだと思います。KYだったら、ただの騒がしい奴に
なっちゃいますもん。
>技術的に必要不可欠な存在になれるのはいつのことやら(笑)。
お互い頑張りましょ★ 私も、もっと勉強しないとっ。
SARA
コメントありがとうございます!
男ばっかの職場は特に愛嬌大事ですよね(笑)
でも、愛嬌振りまいてればなんでも許されるわけでもないところが
厳しいとこ!!
お互いがんばりましょう!