第11回 女の子と仕事中毒
女の子と呼べるのはいったいいつまでか?
4月でもう社会人4年目になってしまう。いや、でもオバサンではないだろう! 今日もヘアスタイルはグリングリンの巻髪で出勤だぜ!
配属されたときに直属の上司が
「女の子はすぐに『わたし、女だからできません』って言うしなぁ~」
とボヤいていました。
はて? 給料も待遇も男女平等の時代にいったいこの人は何を言っているの? もしかして明治生まれ?(30代後半だっつーの)……なんて、のんきにぼんやり聞いていました。
しかし、確かに女の子にはSEの仕事は正直しんどい。
ここだけの話、深夜残業が連続している時に生理なんて来た日にはアナタ!! お腹を抱えて涙目でデバッグする羽目に……。しかも周りには言えない。おじさんばっかりだし。言ったところで分かってもらえないし、恥ずかしいし。
でもね、一応今まで、仕事は男の人と同じようににやってきましたよ。
だけど……。2月に不眠症になってから、急に負荷が減って気付いたんです。
仕事を任されるって、すごくうれしいことだったんだなって。
最近の仕事はドキュメント作成、電話番などあまり業務に直接かかわらないポジション。毎日定時で帰れて最初は正直ありがたいって思っていた。
きっとうちの上司が昔言っていた「女の子」の仕事スタイルなのだろうと思う。
でも、わたしはなんだか会社に置いてきぼりにされたような気分になってしまった。
働きすぎだと文句を言い、仕事を任されないと文句を言い、本当にあきれるくらいわがままだとは思いますが、誰かに必要とされて感謝される体験は、その過程がしんどければしんどいほど、麻薬のように病み付きになってしまうのです。がんばっている自分に自己陶酔していた部分もあるとは思いますが……。
(関係ないですけど、これってダメ男にはまる心理とまったく一緒ですね……おぉ怖)
というわけで、やっぱりベストは「結果を出して定時に帰る!」(by ワークライフバランス小室社長)ですね。体を壊したら意味がないので。
仕事のやりがいも、自分の体も大事に守り育てていけたらいいですね☆
最近、定時上がりなので、応用情報技術者試験の勉強中~。
コメント
第3バイオリン
SARAさん
第3バイオリンです。こんばんは。
>仕事を任されるって、すごくうれしいことだったんだなって。
>誰かに必要とされて感謝される体験は、その過程がしんどければしんどいほど、
>麻薬のように病み付きになってしまうのです。
わかりますよ、その気持ち。
私も心の不調でコーディング業務から離れ、ドキュメント整備や成果物の構成管理など
補佐的な仕事をしていた時期がありました。
最初は「私何やってんだろ・・・」と思うときもありましたが、
メンバーから「やってくれて助かるよ、ありがとう」と言われると
役に立っていることがうれしいやらありがたいやらで、少しずつ元気を取り戻していきました。
評価部門に移った今も、感謝されることのありがたさをモチベーションにして
働いています。
>最近、定時上がりなので、応用情報技術者試験の勉強中~。
しまった、コラムで宣言しておきながら、まだ何もやってない!
私も勉強しなくちゃ!とりあえずこの週末にテキスト買ってきます。