第3回 魅惑の工場ライフ
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製造業。
なんだか、あんまり女の子には縁がなさそうな言葉。私だって、就職活動のときにはほとんど目の中に入っていなかったさ。
工場で結合テストしてると毎日以下のような感じです。
- トイレは共同(おじさんが入ってくる)
- 冬場でも窓を開け切って会議をする(冷えは女の大敵です)
- 駅から遠い(車持ってません)
- なぜか敷地内に神社がある(ほんとに多い)
- よく「おせんべい」や「みかん」をもらう(女の子にもかかわらず)
- 食堂の食券が紙で「1円」からある(人生ゲームか)
- カブトムシが帰り道に落ちている(豊かな自然)
- 行きつけになったランチを食べに行っている喫茶店のおばちゃんが、お絞りを私だけピンクにしてくれる(ふつうは黄色)
- 暖房は石油ストーブ(危ないです)
- ネジをプレスしている音がする(半端じゃなくうるさいです)
……などなど、ここには書ききれないほどたくさんの貴重な体験をし、銀座や丸の内なんかで働いているOLさんたちには想像もつかないであろうOLライフを送っています。
そして、生産管理のSEだからというか、SEならみんな悩むことなのか、お客さんさんたちもなかなか浪花節でやってます。
ダブルクリックができなかったり、Excelにシートが複数あることを知らなかったり。いまだに汎用機もバリバリの現役で、インターネットにはつながらないところも数多くあります。
私もいまどき珍しく汎用機のプログラミングスキルを磨いてました。汎用機のシステムを一部切り出してJavaで置き換えるなんてことが私の部ではしょっちゅうなので、とても重宝がられています(笑)。逆に、夜間に残業しているとトラブル対応を任されたりもしますが……。
でも、なんだかんだ大変だけど愛着がわくんですよ。保守で訪れると、なんとなく親戚の家に遊びに来たような気分。だって、システム室長(53歳)が、下の名前にちゃんづけで呼んでくれるのだもの♪ ジュースだって毎回買ってもらってます。
……おしゃれなOLライフが送りたい(笑)。
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