第2回　独身でSE、妻になってSE、ママになってSE？

キャリア

» 2009/01/06

　皆さん、あけましておめでとうございます。

　私はこないだ、ちょっとお高めのイタリアンに同期の女の子数人で行ってきました。

　中にはもう結婚した女の子もいましたが、既婚者の余裕か、お肌つやつや！ 顔がしまってる！ なんかだかとってもきれい……。

　とても、2年間で残業1500時間以上したら駄目！ な規則に、あと50時間で引っかかる人とは思えないわ☆

　しかも、こないだ結婚したばっかなのにもう子供作ろうとしてるし。人生順調ね～♪

　そんな彼女がポツリと、でもあたりまえみたいに言いました。

　「子供できたら会社やめるよ。だって、今の仕事つづけるなんてありえないもん」

　そうなんです。2年くらいがむしゃらに働いてきて、そんでもって考えることといえば、

　「で？ この先どうするの？」

　ですよね。男も女も。

　女の人は結婚出産でもしようものならライフスタイルががらりと変わり、今までのような残業＆休出DAYSは不可能！ となってしまうケースがほとんどでないでしょうか？

　そこで頭に浮かぶのは上司＆同僚の顔（みんな脂濃いね！）。私は入社した当時に課長に

　「女の子だから3年もいたらやめちゃうよね。まぁそれまでせいぜいがんばってね」

　とはっきり言われたことがあり、冗談で言ってるとしか思っていなかった私は

　「ええ～、そんなの社長になるかもしれないじゃないですか☆ 私バリバリ働く気で入社したんですからっ」

　と明るく返して、怪訝そうな顔をされた思い出があります。

　今思うと課長の発言は冗談でも何でもなかったことでしょう。ただ、子育て真っ只中のお父さんたちの中で働いていて思うことは、単純に女だからとか、仕事ができないとかではなく、育児や家事の大変さを肌身で感じているゆえの、ある意味での「やさしさ発言」だったりすることに気づきました。

　そんな発言もありつつ、一緒にコンビを組んで働いている、3人のパパでもある先輩は私に

　「制度は整っているし子育てしながら働くのにこんなにいい会社はないぞ」

　とさりげなくアピールしたりもします。

　SEさんて実務経験が非常にモノを言う世界なためか、使える人はつなぎとめておきたい意識も強いようですね。

　私個人としては、一生何かしらの職業で働くつもりではあるけれども、リリース前など極端に忙しくなると

　「SE以外でも……」

　と思ってしまうことも事実。

　時短勤務や産休で周りの同僚にお荷物扱いされるのなら、いっそのこと辞めたいと思っているのも事実。

　でもでも、産休から復帰して時短勤務されている女性の先輩が増えつつあることも事実。

　SEしながらママであるという選択肢は果たしてどうなのか！？ というのが目下興味のある話題。

　私は働きたいし、ママにもなりたいよ。

　それでは2009年もがんばりましょう！