ふつーのプログラマです。主に企業内Webシステムの要件定義から保守まで何でもやってる、ふつーのプログラマです。

イノウーの憂鬱 (62) 拡散プロセス

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 「珍しいね」斉木室長は会議室の椅子に座りながら言った。「イノウーちゃんの方から呼び出すなんて」
 「お忙しいところすみません」ぼくは斉木室長の向かいに座った。「そろそろちゃんと話をした方がいいのではないかと思って」
 「話ね。うん、話はいつだって大歓迎だよ。で、なんの件?」
 「いくつかあるんですが」ぼくは考えながら言った。「行き着く先は同じなんです。つまりシステム開発室についてです」
 「確かに、私たちの最大の関心事だよね、それは」
 「まずは夏目さんの話から始めてもいいですか」
 「ああ、夏目さんね」斉木室長はマスクの紐に手をかけた。「蒸し暑いし、アクリル板もあるからマスク外してもいいかな」
 ぼくが頷くと、斉木室長はマスクを外し、ペットボトルの水を一口飲んだ。小さくため息をつくと、目顔でぼくに先を促した。
 「先週の事情聴取以来、夏目さんにお会いになりました?」
 「いや、会ってないね。JV 準備室の定例にも欠席だったから。まあ、あれだけの騒ぎを起こしちゃねえ。なんであんなデマを信じ込むようになったんだか」
 「斉木さんはおわかりですよね」
 「え、何が?」
 「免疫力うんぬんのデマを、いえ、真偽は定かじゃないので、不確定情報とでもしておきますか。それを裏SNS で拡散したのは夏目さんではないんです。そもそも夏目さんは裏SNS にアクセスしていません」
 「へえ、そうなんだ。じゃあ、夏目さんは何だってあんなことを?」
 「別の人を守るためです」
 「あの夏目さんが?」面白くてたまらない、と言わんばかりに斉木室長は口元を歪めた。「誰かを守るなんてことがあるのかなあ。自分を守るために他人を犠牲にする方があの人らしいと思うけどね。ましてや、あんな風に自分のイメージを下げる行動に出るなんて、ちょっと想像できないね。まあ、イノウーちゃんが言うなら、そういうことにしておこうか。仮にね。で、誰を守るためだって言いたいの?」
 「わからないですか?」
 「当ててみようか」斉木室長は顎に手を当てて考えた。「同じ広報課の友成くんじゃないかな」
 ぼくは斉木室長の表情を観察した。斉木室長が実は何も知らない、ということはあるんだろうか? ぼくには確信がなかった。ぼくに斉木室長との対話を託してくれた木名瀬さんにも確信はなかった。
 「違います」
 「外れたか。じゃあ広報課の誰か?」
 「いいえ」
 「うーん、お手上げだよ」斉木室長は本当に両手を挙げてみせた。「夏目さんが守るメリットがある人なんて、広報課の部下ぐらいしか思いつかない」
 「友成さんも無関係ではないんですが」ぼくは言った。「回答としてはネガティブです」
 「へえ。それはどういう意味かな」
 「友成さんがゴシップ好きなのはご存じですよね」
 「知ってるよ」斉木室長は小さく頷いた。「社内で知らない人はいないじゃないかな。ほら、いつだったか、イノウーちゃんと木名瀬くんの妙な噂を、直接イノウーちゃんに訊いてたよね」
 「彼女の守備範囲は社内に留まらないんです。例のワクチンの免疫力うんぬんのデマを最初にネットから拾って、裏SNS にアップしたのは友成さんだそうです」
 ただし、とぼくは付け加えた。本人は本気で信じていたわけではなく、いわばネタとしてアップしたにすぎない。友成さん自身はワクチン肯定派で、すでに都内の大規模接種センターで接種を済ませている。
 「読んだ人がゲラゲラ笑って、少しの間盛り上がって、そのうち忘れられていく......そんな風に思っていたんでしょうね。ところがそれを真実だという前提で、拡散してしまった人がいるんです」
 「ジャジャーン」斉木室長はおどけて奇声を上げた。「その人こそ、夏目さんが守ろうとした人、というわけですね。いよいよ大いなる真実が明かされるときです。みなさん、チャンネルはそのままで。答えはCM の後で? それともすぐに?」
 思わず苦笑しながら、ぼくは答えた。
 「伊牟田さんです」
 初めて斉木室長の表情が変化した。
 「ほう。これは意外な名前だ」茶化すような響きは消えている。「伊牟田さんねえ。どうしてそう思ったの? そもそも裏SNS って、役付は入れないんじゃなかった?」
 「伊牟田さんは課長職から降格したことで、裏SNS へのアクセス資格を得たんです。あれは招待制だし、社内には伊牟田さんに同情している社員は一定数います。誰かが招待したんでしょうね」
 「それにしても、あの人は仕事はできないけど、極めて現実的な人でもあるんじゃないかな。そういうデマなんか信じるかねえ」
 「伊牟田さんが本気で信じていたかどうかは問題じゃないんです。これは想像なんですが、伊牟田さんは伊牟田さんなりに、自分の居場所を確保しようと必死だったんじゃないでしょうか」
 現在、伊牟田さんの保有するHP はゼロに近い。次に何か失策をすれば、今度こそゲームオーバーだ。HP の回復。伊牟田さんがやろうとしたのはそれだった。
 「まったくあの人は余計なことしかできないんだな」斉木室長は嘆息した。「こういう言い方はよくないかもしれないけど、あの人は会社のためになることを一つでもしたことがあるのかね。自分のことしか考えてない」
 同じ意味のことを木名瀬さんも言っていたな、とぼくは、伊牟田さんがシステム開発室の管理者だったときのことを思い出した。木名瀬さんを表す形容詞に、非情とか冷淡という単語はふさわしくないが、伊牟田さんの話になるとどうしても負の感情が頻出してしまうようだ。業務上の打ち合わせをしていて、伊牟田さんの話になったとき、木名瀬さんは皮肉な口調で言った。
 「ああいう人でも世間では何かの役目があるんです。でも、アザミの花と同じで何の役に立っているのか、私にはわかりませんが」
 何かの引用だろうとは思ったが、出典を思いつかなかったぼくは訊いた。
 「そんなセリフ、指輪物語にありましたっけ?」
 「赤毛のアンです」木名瀬さんは笑った。「指輪物語だけが愛読書というわけではないんですよ」
 だが斉木さんの言うように、伊牟田さんの拡散行為の理由が自己保身ばかりだったとは思えなかった。伊牟田さんなりに、少しでも社員に役立つ情報を広めたい、という思いもあったはずだ。伊牟田さんは無能かもしれないが、悪人ではない。
 「それで」斉木室長は先を促した。「伊牟田さんが裏SNS でデマを拡散した。その後は?」
 ネタだと思っていた情報が、誰かが真面目なトピックとして拡散していることを知り、友成さんは焦った。建前は匿名だが、大竹社長も言及したように、その気になればアカウントと社員名を紐付けするのは、難しいことではない。暗黙のルールとして特定がされないだけだ。慌てて最初に投稿したスレッドは削除したものの、すでに情報は広まりつつあった。責任を感じた友成さんは、伊牟田さんのアカウントに拡散を止めるようダイレクトメッセージを送ったが、相手は応じなかった。
 「そこで友成さんは、夏目さんに相談したんです」
 「友成くんならそうするだろうね」
 「二人は密かにアカウントの特定を行い、それが伊牟田さんであることを知ります。そう難しくはなかったでしょう」
 夏目さんはいったん自分で巻き取ると言い、友成さんにはアカウントを削除して作り直すように告げた。友成さんは言われた通りにしたが、何日待っても情報の拡散は止まる気配を見せなかった。参加者のほとんどは静観していたが、何人かが反論を始めた。最初は穏やかに、次第に激しく。伊牟田さんもそれに応じて新しい情報を持ち出し、やがて多くのアカウントを巻き込んだ炎上状態になった。友成さんはパニック状態だった。今は全員が議論そのものに夢中だが、冷静になった誰かが「そもそも、誰が言い出したんだっけ」と思いつくのは時間の問題だった。友成さんが発信源であることが知られれば、嬉々として足を引っ張る材料に使われるのは明白だ。元アカウントは削除したものの、今となってはその行為自体が後ろめたさを強調しているようなものだ。夏目さんに相談したものの、事態は進展を見せない。別の手を打たなければならない。
 「友成さんが次に相談したのは」ぼくは斉木室長を見つめた。「斉木さんですよね」
 斉木室長は諦めたようにフッと笑った。
 「なんだ、そこまで知ってたんだ。友成さんから聞いた?」
 「ぼくではなくて、木名瀬さんが」
 「どうして私に相談に来たかも聞いたんだね」
 ぼくは頷いた。友成さんは、斉木室長が伊牟田さんに拡散を止めるよう命じてくれることを期待していたのだ。JV 準備室だけが伊牟田さんにとっては存在をアピールできる場所であり、その責任者は斉木室長だからだ。
 「友成さんによれば」ぼくは感情を声に注入しないように注意しながら言った。「斉木さんは、最初はあまり乗り気ではなかったとのことです。表現の自由、いい年した大人の自己責任、裏SNS の匿名性の担保など、いろいろ理由を挙げられた。合ってます?」
 「ぴったり同じ言葉じゃないけど、まあ、だいたい合ってるよ。もちろんそれは表向きの理由だけどね。本当の理由を知りたいんだろうね?」
 「ぜひ」
 「友成さんがどうなろうと知ったことじゃなかったからね。あの子は夏目さんに心酔してる。崇拝してると言ってもいいぐらいだね。同じ女性のキャリアプランのロールモデルだと思っているんだろうかね。夏目さんの言うことならライオンの檻の中にだって喜んで入っていく。それが夏目さんの利益になるとわかっていれば、好きでもない誰かと寝ることだってやりかねない。わかってると思うけど、私は夏目さんが大嫌いだ。だけど、夏目さんのやり方に共鳴している人間も同じぐらい嫌いなんだよね」
 「それでも結局、斉木さんは考えを変えて、友成さんに協力すると約束したんですよね。友成さんによれば、態度が変わったのは、先に夏目さんに相談した、と話した後だったとか。どうして気が変わったんですか」
 「親切心からだ、と言ったら信じる?」
 「信じません」ぼくは笑った。「たった今、友成さんなんてどうなってもいい、って言ったばかりじゃないですか。どのみち、その後も拡散は止まらなかったみたいですね。それどころか、ますます議論が白熱化していって、ワクチン肯定派と否定派の間で互いの人格を否定するような誹謗中傷が行き交ったり、リアルな氏名が暴露されるようなことまで起こった。まるで誰かが燃料を追加投入したみたいに」
 「そのようだね。まあバレてるだろうから言うけど、それをやったのは私だよ。自分では裏SNS なんかに関わりたくはなかったから人に頼んだんだけど。私にも多少の人脈はあるからね」
 「騒ぎが社長の耳に届くようになってから、夏目さんと会われたそうですね」
 「ああ、そうか」斉木室長は納得したように頷いた。「夏目さんから聞いたんだね。うん、会った。夏目さんに忠告に行ったんだ。私は親切な人間だからね」
 斉木室長は夏目課長に言った。このままでは伊牟田さんが責任を追求されることになる。すでに大竹社長も静観しておけないと考えている。何か手を打った方がいいのではないですか......
 「夏目さんがあんなパフォーマンスをすると予想していたんですか?」
 「まさか。ただ、どう転んでも夏目さんにダメージを与えられるってことに気付いたからね。一番ありそうなのは、あのまま伊牟田さんを事の張本人にしたまま放置することだったけど、それなら後で夏目さんは何の手も打たなかった、って噂を流せばいいでしょ。イノウーちゃんもさっき言ったけど、伊牟田さんに同情している人は社内にたくさんいるから、夏目さんには不利だよね。逆に助けるような行動を取れば、伊牟田さんなんぞを助けた、ってことで、やっぱり不利になるし。結果的に夏目さんは、全部自分がやったってことにしたわけだけど。しかも社長の前でね」
 「本当に嫌いなんですね」
 「嫌いだよ」斉木室長は上機嫌だった。「気にしなきゃいい、とか思うのかもしれないけど、そんなレベルじゃなく嫌いなんだ。ある種の害虫に対する嫌悪感と同じだよ。できればいなくなってほしい、じゃなくて、排除することに労力を使っても後悔しないってぐらいなんだよね。イノウーちゃんだって、夏目さんのことは好きじゃないでしょ」
 「好きじゃないですし、確かに、夏目さんのやり方とは相容れないものがありますけど、積極的に排除しようとまでは......」
 「それはねえ、誰かを心の底から憎んだことがないからだと思うよ」
 その言葉にこめられた重く暗い感情に、ぼくは思わず身震いした。夏目課長と斉木室長の間には、ぼくが聞いている以上の何かがあるのかもしれない。それが何なのか知りたいとは思わなかった。
 「まあいいか」斉木室長は表情を和らげた。「じゃあ、最大の謎の話をしようか。夏目さんがあんなお芝居してまで、伊牟田さんをかばおうとした理由はなんなんだろうね」
 「確かにそれが最大の謎だったんです」ぼくは認めた。「木名瀬さんにも謎でした」
 「何でも知ってる木名瀬さん」斉木室長は歌うように言った。「でもわからなかった。夏目さんと会ったんだよね」
 「会いました。でも、それだけは話してもらえなかったんです」
 「謎のままか」斉木室長は指を組み合わせてテーブルに置いた。「まあ、そうだろうねえ。それを私に訊くのが、今日の目的ってわけ?」
 「いえ、そうじゃないんです」
 「んん?」
 「何でも知ってる木名瀬さん」ぼくは斉木室長の口調を真似た。「前の会社で先輩が言っていました。エンジニアは全ての知識を持っている必要はない。正しく調べる方法を知っていればいい。木名瀬さんが情報通なのは、何を誰に訊けばいいのか知ってるからです」
 「確かにね。私もそれで何度助けられたことか。で、誰に訊いたのかな」
 「牧野さんです」ぼくは答えた。「前の社長の」
 「最短距離だね」
 「時間をムダにしない人なんですよ」
 「なんだ。じゃあ、わかっちゃったんだ」
 「伊牟田さんと夏目さんは、以前、結婚していました。短い期間でしたが。このことを知っているのは社内でも10 人に満たないそうですね」
 「昔のことだからね。社内には秘密だったし。人事でさえ知らなかったんだよ。年末調整のために正確な住所と氏名や扶養家族なんかを提出するのは、毎年10 月ぐらいだけど、その前に離婚していたからね。私が知ったのも、いくつかの偶然が重なった結果でしかなかったなあ」
 「どうして秘密にしていたんでしょう」
 「夏目さんが望まなかったじゃないかな。出世に差し支えるから。野心家だからね、あの人は。うちの会社は、今でも女性の管理者が少ないでしょ? 当時はもっと厚い壁があったんだよ。女性というだけで不利だったのに、結婚なんかしたら確実にキャリアは終わりだっただろうね。そんな理由が評価に反映されることはなかったかもしれないけど、何か別の理由で昇進ができなかったことは間違いない」
 「数ヶ月で離婚となったのはそれが理由だったんでしょうか」
 斉木室長は肩をすくめた。
 「さあねえ。それこそ当人同士たちにしかわからないことだよ。結婚に至った理由の方が謎だね。そもそも愛情みたいなものがあったのかどうか」
 「でも斉木室長は夏目さんなら、伊牟田さんを見捨てるようなことをしない、いえ、できないってわかってたんですよね」
 「そうなるかもしれない、って思っただけだよ」斉木室長はあくびをしながら言った。「正直なところ、私は6:4、いや7:3 で夏目さんが伊牟田さんなんか見捨てると思ってたしね。昔はともかく、あの夏目さんが、かつて配偶者だっただけの無能な男を救うために、指一本でも動かすなんて想像できないでしょ」
 「でも実際、夏目さんは伊牟田さんをかばって自分が責任を負ったんです。友成さんには、自分がやったことにしろと命じて。今後、自分が社内からどういう目で見られることになるのかぐらい、十分にわかっていたでしょうに。斉木さんが言うほど、出世だけが本懐な人じゃないのかもしれないですよ」
 「かもね。てか、これ何の会話? イノウーちゃん、確か、システム開発室の話だって言わなかったっけ? 伊牟田さんも夏目さんも、今じゃ、システム開発室とは関係ない人たちなんだけど」
 「すいません。必要な確認だったんです。ではシステム開発室の話に移ります」
 「楽しみだね」斉木室長は笑みを浮かべた。「ワクワクするよ」

 (続)

 この物語はフィクションです。実在する団体名、個人とは一切関係ありません。また、特定の技術や製品の優位性などを主張するものではありません。

Comment(21)

コメント

匿名

いよいよこの物語も大詰めですかね。
ワクワクです。

匿名

夏目さんのファンに戻ります

h1r0

なつめといむた~
まじか~

匿名D

真のラスボスは斉木室長だった。

匿名

え、斉木室長こわ...

ゆう

開発部門の必要性のディベートの時、
夏目氏は伊牟田氏にずいぶんやさしいというか甘い気がしたのは
きっと、こんな背景もあったからからですね。

匿名

伊牟田氏は部分的に有能で悪意のある人という印象だったので意外。
斉木さんが黒すぎるのか・・・

へなちょこ

前回のお話から驚きの展開。実は斉木さんが一番の腹黒だったとは・・・

匿名

斉木さんがこういう人なのはあんまり驚かない

匿名

斉木さんはともかく…2週続けてびっくり展開だ

匿名

クリスマスビンゴのルックスに拘っていたヒトがラスボスとは。
しかし、伊牟田さんといい夏目さんといい大竹さんといい、キャラ変が多い話ですね。

匿名

元ご夫婦として(52)からの会話を読み直すと感慨深いものがありますね。

匿名

ストーリー的には王道だけど、逆ご都合主義として読めなくもない。ちょっと伏線の張り方がもやもや展開だなぁ。

育野

元夫婦がお互いに対して持つ感情については想像もできないほどの幅とグラデーションがあるのだろうけど,
結婚していたことも含めて夏目氏はともかく伊牟田氏が気取られることがなかった,ってのが正直意外。
# 例えばバブル期だったら伊牟田氏がかっこよく見えることもあったのだろうか,とか
# もしかしたら若い頃はこんなんじゃなかったのだろうか,とか想像が広がる広がる

匿名

>伊牟田さんは無能かもしれないが、悪人ではない。
伊牟田のこれまでの言動からこの評価になるのは少し違和感あるな

匿名

斉木さん黒幕説か・・・。
ただ、今回はどんでん返し多いから、ここからさらにを期待してしまう。
木名瀬さんが黒幕だったら面白そう。

匿名

斉木・夏目・伊牟田の三角関係の成れの果てだったり…

匿名

サガラ電装案件の遺恨と結びついたり(当時のナラティブでは茅森課長くらいしか登場してませんでしたが)

匿名

実は、斉木さんの昔の恋人が夏目さんで、
それを伊牟田さんに邪魔されての三角関係とかないかな?

匿名

むしろ斉木さんとツダクリエイティブの次長(だったか?)の関係の方に起因してるきがする。

匿名

ストーリー的には王道だけど、逆ご都合主義として読めなくもない。ちょっと伏線の張り方がもやもや展開だなぁ。

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