今のアラフォーはツイてない世代?
こんにちは、手塚規雄です。
人から3回ほど言われたので気になって調べたら、なるほどと思った事が今回のコラムです。
今のアラフォーはいつも大変な世代?
今のアラフォーはポスト団塊ジュニアと呼ばれているらしい。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88%E5%9B%A3%E5%A1%8A%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%A2)
この世代は小学校でバブルが弾け、中学高校で阪神大震災、大学でポケベルやPHS、携帯電話が流行り始め、就職は氷河期。就職しても給料は上がりにくく、転職や週末起業が一般化し始めて、そのハードルが下がり始める。仕事を覚えてきた、慣れてきたところにリーマン・ショックがあり、その後にきた東日本大震災後によってリストラや派遣切りも多くなる。それがこの世代の行きてきた背景になります。
この世代が辛いだけでなく、他の世代も大変なのは分かります。ただ人生の節目に色々な事が起こりました。だからこそ悩みやすい世代。親や上司、先輩たちとは明らかに違う世の中を生きていくけど、誰を参考に、誰を頼ればいいのかわかりにくい。
だからこそ、周りの人たちにも今の「アラフォー世代は大変じゃないですか?」と下の世代の方々に言われやすいのかもしれません。
個人的にはそれは逆によかったのかもしれない
私も同じ世代で生きてきたし、就職活動は20社ぐらい落ちました。その時は氷河期の時代を恨みました。でも数年経って思ったのは、「俺、面接はくっそ下手だったな」と冷静に振り返ることができました。そこで変な勘違いをせずに、自分の実力を顧みることができた機会でもあったと思えるようになりました。
そう思うと世の中の色々な出来事は自分に対して危機感を与えてくれました。
・給料が増えないなら投資を学んでやってみよう
・投資が難しいなら副業や他のことを学んでみよう
・会社を続けても本当に大丈夫かわからないなら、辞めてみるのもありかもしれない
こうやって危機感から色んな行動を移せるようになりました。もちろん多くは失敗に終わったしやらないほうがよかった事もありました。でも自分が経験したものから多くのこと学べたのは事実です。そして私なり思いが生まれました。それは
「自分を助けられるのは一番の要因は自分。環境は運がよかったら味方してくれる程度で期待はしちゃいけない。」
そんなひねくれた根性をしているのでフリーランスという立場は自分にあっていると思っています。
今のアラフォーは成功か失敗の人が多く、平均的な人がいない?
自分がフリーランスという立場にいるせいか、ある程度成功している人か、あまりうまくいっていない人に分かれている気がします。いわゆる平均、普通の人というのはあまり見かけません。もちろん強がっている人もいるし、愚痴っているだけの人もいるので正確には分かりません。でも普通の会社員というのはあまり友人・知人には少ない気がしました。
逆に今の20代、30代前半のかたのほうが賢い印象を受けます。彼らの世代は決して環境が良いように見えません。しかし今のアラフォー世代をしっかり見ているので、「あんな風にはなりたくない」という気持ちから、多くの努力をしている印象を受ける人が多いです。少なくとも私よりはずっと賢いし努力もしています。
アラフォー世代はたしかに環境が悪いという事実はありますが、そのせいだけで腐ってしまうのも違うと思います。腐らずに環境に負けない精神と努力、若い人たちに見習って頑張るのも大事なことだと思います。
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