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日本でキャッシュレスが遠い理由は何だろうか?

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こんにちは、手塚規雄です。

先日、スウェーデンにてパン屋は現金お断りなっているお店があるというニュースが流れた。「スマホで決済 現金消えた スウェーデン」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171127-00000014-mai-bus_all)

これに関する話題がコラムとなります。

キャッシュレスが進まない日本

日本は先進国の中では現金社会と言われています。比率が低いとは言われており、キャッシュレス決済は2015年で19%ほどだそうです。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000451965.pdf(内閣府「国民経済計算年報」より)

その理由は色んな所で色んな理由が言われています。

・現金が偽造されにくい

・クレジットカードはスキミングの危険があって怖い

・使いすぎてしまうクレジットカードの怖さ

・手元に現金があると、安心できる。いくらもっているか把握しやすい。

・カードや電子マネーは使えないお店がまだまだ多い

・店舗側がキャッシュレスの決済について導入費用や手数料が高い

個人的には「利便性」がそれほど高くないからだと思っています。

利用者が本当に便利だと思えば広がる

個人的には非常に便利なクレジットカードやエディやSuicaなどの電子マネー。

・財布から小銭を出す手間がいらない

・ATMで定期的にお金を引き出す必要がへる

・クレジットカードはPDFで明細がいつでも見ることができる

・個人と法人で使い分けることができるので、お金の流れがわかりやすい

・何よりも後払い(電子マネーはプリペイドだけどカードからチャージなので)

その結果、現金はあまり持ち歩きません。クレジットカードや電子マネーで払えるのであれば、必ず現金以外にするようになりました。

それはあくまで私個人の感想で、普通はそう思わない

田舎に帰って現金使わないという話をしたら、それは東京だからできるんだと言われました。それは事実かもしれませんが、聞いてみるとクレジットカードは一切使っている様子はありません。聞いてみるとやはり「使いすぎ」「財布に入っている現金を把握したい」「なんとなく」という理由でした。友人などで現金派に聞いても似た感じです。

私個人が思っている利便性は便利だと全然思わないようです。それよりカードはスキミングのリスク、使いすぎのリスクが大きいので余り持ちたくないという人が多かったです。

「利便性がそれほどない」「起こり得るリスク」を考えるとやはり現金が一番使いやすいという結論になる人が多数というのが実感しました。

あっという間に広がったSuicaやETC

当時から東京に住んでいるせいもあるのですが、Suicaはあっという間に広がった気がします。自動改札に券を入れないで、タッチだけですむというのは画期的でした。定期入れから券を出す手間もなくなるし、チャージしていれば精算やきっぷを買う必要がなくなる。使ってみると本当に手間いらずになり非常に便利でした。私鉄は私鉄でPASMOが導入されるまでパスネットカードがありましたが、就職活動していた当時はすぐにカードが消費されていった思い出があります。パスネットカードも便利だったのもよく覚えています。

高速道路ではETCカードが同様にあっという間に広がった気がします。料金所で一旦停止してお金を払うのはやはり時間もかかりますが、車が停止せずに素通りというのは渋滞解消にもつながりやはり利便性の高さが普及に繋がったのだと思います。

便利に感じれば、リスクも有るけど使うというのが日本人のようです。

キャッシュレスには「便利さ」が足りないのかも

海外では現金よりキャッシュレス決済のほうが便利と思われています。日本ではそれほど思われていません。それは日本の現金主義なところもあるかもしれません。それ以上に電子マネーやクレジットカードが便利だと思わせる何かは必要なのかもしれません。もしくは海外と同じく現金が使いにくかったりリスクが高くならないと難しいのかも...。難しい問題ですね。

クレジットカード、便利なんだけどなあ。

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Comment(3)

コメント

リスクを考えると

防災と医療にに関わっていた身としては、
リスクとして大事な1点がありますので補足させていただきますと(批判ではありません)、
地震・水害等々でインフラが破綻した場合は、一時的に現金(公衆電話・コンビニ・スーパー等)が必要になりますので、
災害大国日本では、現金を持っていると安心である事も関係しているかと考えています。
次いでながら、支払い費用が不明で一番クレジット払いに対応して欲しいのは医療ですが、
中々、広まりません、お金の流れが分かっている身としてはしょうがないとは思いますが、早く広まって欲しいと思います。

なんだか難しそう

モバイルスイカとEX-ICで、新幹線+JR、地下鉄乗って、途中キオスク、コンビニも全てスイカ、ランチもスイカ、カフェ(スタバ)でもチャージ支払いiphoneだし、帰りにちょっと買い物でクイックペイ・・・最近は出張でもiphone1つで全て事足りてる。Face ID便利すぎる。最近はクレジットカードさえも出番が減っていると思う。

ただ、会社や周りのみんなに教えても「なんだか難しそう」と言う。

kaie

仕事で東京に出向く時は、Suicaで移動もちょっとした買い物も済みますので便利だなと思います
クレジット・auウォレット・Suicaの3つで現状たりてますし、現金はそんなに持ち歩かないようになりました
電子マネーは総じて規模が狭いのと、現金に戻すこともできないので今のところは不便としか思えないです。ですので頻度が高いもののみになっちゃいますね
クレジットの信頼性というよりは、こまめに明細チェックする人が少ないのが問題なのだと思います
預金なんてのは個人に付与された数字でしかなくて、それを管理するのに物が必要かどうかじゃないか

と思っていましたが「リスクを考えると」さんのコメントのとおり、災害時は物であることの利点も確かにありますね

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