【64】不誠実な企業に出会った場合の対処
こんにちは、手塚規雄です。
フリーエンジニアとして3年経ちましたが、たまに不誠実な対応をする企業や担当者がいます。その発端は
・単なる担当者のうっかり
・上司からの命令
・元々その企業が確信して不誠実な事をしている
など色々考えられます。上から多い順となっていますが、常識ではあまり考えられないほど不誠実な対応をされる事があります。今回はそのケースと対処方法についてです。
企業の不誠実な対応とは?
その内容とはお金に関することです。
・期日を過ぎたのに支払いがない
・振込金額が間違っている
・税別価格で合意したのに、途中から税込価格に変更された
・超過精算分の支払いがなかった
上記4つはどれも個人事業主だろうが企業だろうがやってはいけない事ですが、たまにこういう事があります。もちろん担当者のうっかりもあるので一概に不誠実とはいえないのですが、謝罪がなかったり、こちらが指摘するまで気がつかないなど、社会人としてどうなの?会社としてどうなの?と思うばかりです。
もちろん謝罪もあれば、それぐらいは1回ぐらいあっても許すのですが、短期間に2回目があると再発防止ないのか?実は裏でミスをしていて情報漏洩とかしていないか?など心配になってきてしまいます。エンジニアの立場で考えれば、重大なミスをしたら部署や会社で再発防止策を顧客に報告するのが当たり前になっています。でもお金に関するミスをして再発防止策が無いのはどういう事だ?と疑問に思ってしまうわけです。
その思考の結果、再発防止策について報告もない企業はちょっと疑問に思ってしまいます。
不誠実な対応をする企業の対処
最近では不誠実な事を行う個人や企業に対して、ネットで炎上を狙う人が多いのですが、個人的にはそのやり方に疑問を持っています。たしかに声を上げるのは大事です。しかしネットで炎上するとエスカレートし過ぎてその結果社会的に処刑をされてしまうの明らかにやり過ぎです。これは人によって意見が違うと思いますが、私はやり過ぎだと思っています。
では裁判を起こすのか?被害額が100万円超で物的証拠があるなら話は変わるかもしれませんが、そうでなければ裁判にかかる費用と時間を考えるとあまりにも非現実的です。
私がやっている対処はその不誠実な企業とはできるだけ早く縁を切ることです。それが一番被害が少なく済むからです。
何故、縁を切るだけなのか?
担当者のうっかりの場合、それによるミスがどんどん重大なものに変わっていくケースが考えられます。そのためあまり長いお付き合いをしているとそれだけでリスクになっていきます。
上司の命令や企業全体が不誠実な対応をしている場合、そのやり方のプロなのでまず勝ち目はありません。だから泥沼にはまる前には抜け出すのが一番です。もちろんわざと罠に掛かって物的証拠をつかみ、裁判をするというのもありますが、時間もお金も一時的に多く掛かるのでやっぱり面倒くさいのです。あと正義の味方をやっても個人的にはあまりメリットがなくデメリットが大きいと思っているからです。そして一番大きなデメリットは逆恨みをされる可能性です。
逆恨みのリスクがあるなら、むしろ何も知らないふりをして、サラッと縁を切ったほうが最小限の被害ですみます。そして縁が完全に切れた後、知人・友人がその企業と取引するようであれば実際にあった事を話し、注意だけはします。それでも取引するのであれば止めません。人によって考え方は様々なのでそれ以上の深入りはしません。
以前、口頭&電話で税別と内定していたのですが、書面では税込と変更してきた企業がありました。その後、同じ企業で私以外にもそれをやられた人が居て、ああやっぱりそういう企業なんだと思いました。
そういう企業にうっかり捕まらない事を注意してください。私とは違う正義の味方さんが世の中には多いので、その方たちの情報を得て判断するのも身を守る大事な手段です。