海外ITシーンにおける3文字略号で迷ったワード
十月からエンジニアライフに投稿して本年最後の十本目のコラムです。時々SFエンジニア関連の短編小説が気まぐれに投稿しますが、来年もよろしくお願いいたします。
さて、海外スレッドなどに参加していると、時々出て来る意味が分からない略語(短縮表現)やスラングがあります。ネットで調べても分からない場合は前後の流れから想像するしかありません。筆者が出会ったなかで次の3つのワードの略号を紹介します。
sub
あるユーザが「取得予定のトレーディングカードとあなたが取得予定のトレーディングカードと交換希望」というスレッドを上げた。多数の交換希望のコメントがあった後に、不特定多数のユーザから"sub"の3文字だけのコメントがまるでライブコメントのように流れていきます。
当時、このスレッド主が欲しがっているトレーディングカードには、筆者が取得予定のトレーディングカードも交換対象リストに入っていました。そうこうしているうちに"sub"がさらに増殖しています。とりあえず、私もスレッド主のトレーディングカードが欲しくて交換希望をコメントした。
subとはどういう意味なのか?そのスレッドの内容の流れからして、"参加したい"、"気にする"、"ウォッチする"、"欲しい"というように感覚的に、わかりました。
多分、subはsubscribeの略で"申し込む"、"購読する"という意味でしょう。自分も流れに沿ってsubとそのスレッドに入れておいた。入れておけば何か進展があった場合にメールでもメッセージがきたので"ウォッチする"目的で入れていたユーザもあると推測できます。
ETA
とあるサービスがずっと停止しており、運営からの報告がFacebookに記載された。筆者もサービスの再開をずっと心待ちにしていたました。
"Grid is currently offline, no ETA at this time. Sorry folks!"
"グリッドは現在オフラインです、ETAは現在ありません。みなさん、ごめんなさい!"
さすがのDeepL翻訳ツールでも肝心のETAの略をうまく訳せません。(尚、当時DeepLはまだリリースされていない)
普通、ETAとはEstimated Time of Arrivalという英語表現の略語で、到着予定日/到着予定時刻を意味します。
この場合、シーンと文脈から、"グリッドは現在オフラインです、回復見込みは未定です。みなさん、ごめんなさい!" となります。
インフラエンジニアでサービス、機器の再稼働目途が立たない時は、no ETAとつぶやきましょう。
TBC
イベントのチケット予約でサポートとのやりとりで"TBC"が出てきた。真っ先にto be continuedで"つづく"と思いつくが、予約しようとしているのに、"つづく"とはおかしいので、聞き直すとto be confiermedとのこと。
To Be Confirmedとは、イベント関連で使われる略語で、まだ予定や確定していないイベントで、後で確認することで使われることがあります。この場合は"確認中"という意味になります。
もし検索しても何か分からない英語の略号に出くわした時は、英語モードで検索をお勧めします。
https://www.google.com/?gl=us&hl=en&gws_rd=cr&pws=0
このURLで検索すればGoogle.com で英語モードで検索できます。
筆者はそれよりも、英語関連で検索したい時はhttps://www.yahoo.comを使っています。yahooの検索エンジンはgoogleと同じですが、純粋にyahooの英語サイト記事も拾ってくれてる感じで役に立ちます。
また、翻訳ツールではDeepL翻訳サイトの一択です。技術記事も読めるように翻訳されます。AIの先端を走っているはずのgoogle翻訳を使う気がなくなってしまうほどです。
DeepLはあまりにも自然に翻訳されるので原文と比較して意訳されてないか確かめるほど優秀に翻訳されますので、お勧めです。
英語の略語をまとめてくれているサイトを見つけましたので参考になるかと思います。「英語の略語・スラング【168選】チャットやメールで使われる短縮表現まとめ」PDF版も用意されているのでダウンロードしておきましょう。
https://ceburyugaku.jp/wp-content/uploads/2019/07/eigo_ryakuygo_2019.pdf
コメント
おたみ
海外ITシーンに限らず、専門用語/略語/俗語の類には悩まされます。
同じワードでも分野が違うと微妙に意味が違っていたり。。。
今の職場は異業種交流が少ない(その分野の事しか知らない)方とお付き合いすることがほとんどで、特に初対面の方を相手に話をするときは疲れます。