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Linux Foundation認定資格「CTAD-BETA」をPSIオンラインで受験。 ーPSIオンラインとはー

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「CTAD-BETA」はTARSフレームワークのマイクロサービスやコンポーネント/機能の概念の理解度試験ですがまだ一般には公開されておらず、今回はベータ試験(英語版)で無料でした。

試験内容はすべて英語で多肢選択式試験でしたが、その試験内容よりも初見で、自宅でのPSIオンライン方式(英語)で受験したのですが戸惑いました。

このPSIオンラインはAWS認定資格でも使われており、試験手順は共通です。
今回、PSIオンラインについてレポートしておきますので参考にしてください。

【The Linux Foundation内の参考リンク】

・Certified TARS Application Developer (CTAD)
認定TARSアプリケーション開発者(CTAD)試験
https://training.linuxfoundation.org/certification/linux-foundation-certified-tars-application-developer/

・Linux Foundation Certification Exam: Candidate Handbook (using PSI BRIDGE Proctoring platform)
受験者ハンドブック
https://docs.linuxfoundation.org/tc-docs/certification/lf-handbook2

【PSIオンライン試験前のシステムチェック】
・通信環境、カメラ、マイクの動作チェックを行います。

ブラウザーはChromeで行いました。試験当日前にチェックをすることができるので事前チェックしておいた方が良いです。
画面共有はモニターが2つあればどちらかを選択します。ただし試験開始の時にモニターが2つ以上あるとチェックで引っかかりますので、1つにする必要があります。

システムチェックにパスすると専用PSI用のブラウザーがダウンロードできるようになるので、事前にインストールしておきます。

【PSIオンライン試験当日】(サイトおよび試験管とのやりとりはすべて英語です)

試験開始予定の30分前から受付(Take Exam)ができます。

1.端末のセキュリティーチェック

Chromeを閉じてくださいとのメッセージが表示されましたが無視しました。
・セッション中はモニターは1つのみと警告される。
 =>ひとつにして合格。
・セッション中はChromeを閉じてくださいと警告される。
 =>終了ボタンを押して終了させて合格。
・再チェックで次にすすむ。
※ここでは、画面上にはPSIツールしか起動していないことがチェックされています。

2.本人認証

身分証明書を提示するように要求されます。私の場合は運転免許書を提示しました。(カメラに映す)受験者の登録氏名は漢字で登録しています。
事前に読んだ受験者ハンドブックでは身分証明書に関してややこしいことが書かれていましたが、運転免許書だけで大丈夫でした。
(健康保険証、クレジットカードを用意していましたが必要なかった。登録氏名をローマ字で記載していたら運転免許書ではだめかもしれません。その場合はローマ字でかかれた証明書が必要になります)

3.部屋のチェック

カメラを回して部屋を360度撮って登録する。3回ぐらいやり直しました。
PCのインナーカメラでの撮影で苦労した。(別カメラ単体を準備しておいた方が良いです)待つこと5分ぐらい。
tar1.png

不備があったらしくチャットで指示がきました。

「机の上の小物をどけてください。水入りのコップは許可します」
「もう一度机の上を見えるように360度回して撮ってください」
「両手を見せてください」

PCのインナーカメラのために上半身しか映っておらず手元を見せるように要求されました。

やっとThank youの文字がチャット欄に表示された。
「試験開始は13:10分にスタートします」とのこと。予定では13:00スタートだったのですが、準備に手間取ったようです。

試験中も一回だけ突然、「両手を見せて」とチャットが入る。
また、問題文を読み上げていたら「喋らないで」とチャットが入る。

やれやれです。試験の合否判定は通常はすぐ出ますが、今回はベータ試験で後日連絡されるとのことでした。

PSIオンラインでは試験管とのコミュニケーションはすべて英語です。

不手際があるとリアルタイムでチャット上でやりとりが発生します。翻訳ツールも何も使えませんので、なかなか面倒です。簡単なリーディングができればTOEIC 500程度の私ですがなんとかなります。

4.注意事項まとめ

・登録氏名は漢字で登録するように。
身分証明書は運転免許書で良い。英語で登録した場合はパスポート等で英文字でわかる証明書が必要となる。
・カメラは別カメラで単体で移動できるような物を用意する。
 受験者ハンドブックでカメラは遠隔で操作されるとありましたが、PC固定のカメラで問題ありませんでした。
・外部モニターはオフにすること。
 モニターはひとつでなければならない。
・部屋を360度撮らないといけない。
 片づけておきましょう。このようなはずかしい物は他所に。
tar2.png
・机の上には何も置かない。
・試験中にチャットで指示がくるのであせらないように。
 「両手をみせて」「声を出してはだめ」
・チャットのやりとりは全部英語。

同じような体験談がありますので、PSIオンラインで試験を受ける方は事前に参照して心構えをしておきましょう。

AWS認定資格クラウドプラクティショナーをPSIオンライン受験した話 ~身分証明でつまずきました~
https://qiita.com/zakuzakuzaki/items/e0dc27f1fd4bba3532a5

AWS認定試験 PSIでのオンライン試験を受けてみました
https://www.skyarch.net/blog/?p=19150

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