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西の果てですが、何か?

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Murave

 弊社、ランカードコムは長崎の企業です。長崎といえば、日本本土における西の果てなわけでして、『地方で働くということ』というお題、乗っていきたい!

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 どうも、自己紹介が遅れました、村部@ランカードコムです。大変、タイヘン、おひさしぶりでございます。故あって、時間ができたこともあり、『地方で働くということ』についてじっくり考えてみました。

 地方の逆は中央なのかなぁ、中央ってどこよ? 東京? 業界で考えたらシリコンバレーとか? 何がちがうんだろう? 同業他社がたくさんいること? お客さんがたくさんいらっしゃる?

 とまぁ、ツラツラと考えてみたりましたが、私的な結論としては地方のどうのってのはあまり意味はなく、『好きなところで働けばいいよね』って思っています。だから長崎で仕事してるわけですし。

 元来、ランカードコムはその名のとおりネットワークに強みを持っています。基本的にはネットワークが繋がってさえいれば仕事はできるのです。これは弊社に限らず、ソフトウェア業界ではすでに一般的なことじゃないでしょうか? 比較的、地理に影響されにくいというのは大変な強みですね(弊社の場合、様々な機器も扱うので純粋なソフトウェア業というわけでもないですが)。

 とは言うものの、距離というのは壁ではあります。特にお客様とのコミュニケーションは顔をつき合わせて行いたいものです。お客様とのコミュニケーションから私たちはニーズを汲み取り、サービス(製品)へと昇華させていくのですから。

 加えて、セキュリティの問題などからネットワークから隔離された環境も当然ありますので、その場合、距離はさらに大きな壁となります。

 さて、この距離という壁ですが、越えられないものでしょうか? 端的に言ってしまえば「出張すりゃいいじゃん」と、こう思うわけです。空飛んじゃえば日本国内なら大抵半日もあれば着きますしね。それに見合う価値を提供できているのであれば出張費も出してもらえるはず、きっと。うまいものも食わせてもらえるはず、なんつて。

 さて、距離という壁について書いてきましたが、そもそも最初から「遠くのお客様と仕事をしなければならない」わけではありません。中央には中央の、地方には地方の、東京には東京の、長崎には長崎のお客さまがいらっしゃいます。九州の、特に長崎周辺のお客様にサービスを提供するのなら東京の企業よりも弊社の方が有利なのは明らかです。お客様がいらっしゃれば、そこにはニーズがあります。普遍的なニーズって中央のお客様からしか得られないものですか? そんなことないですよね。

 価値を提供できるサービスを作り上げることができたなら、提供する範囲は拡がっていくことになるでしょう。そうなったら対応を考えればいいんじゃないですか? ネットワークのみで対応できることもあるでしょうし、出張が増えるかもしれない。出張所を作る必要もあるかもしれません。サービスの価値を認めた他社が協力してくれる、ということもあるでしょう。同業者が協力してくれるはずがない? イヤイヤ、そんなことありませんって。弊社だって他社製品をあつかってもいますし(例えばWinny特別調査員、One Point Wallなど、ネットエージェント社のネットワークセキュリティ製品の販売パートナーです)、海外の製品などももっと紹介できたらいいなぁ、と思っています。イイモノはイイのです。

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 最後に、個人的な感情ではありますが「せっかく、あまり場所にしばられない仕事なんだから好きなところでやりたい。そしてそこから世界を席捲したい!」と思っています。結局どこが中央かって、一番がんばってる所じゃないですか? 地球はまるいんですから。

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