長崎のランカードコムのメンバーが技術情報や地元の話題を発信

OSSと生きる! オープンソースは何が利点?

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 はじめまして、『長崎発! オープンソースのネタとツボ 』という題名で書かせていただきます、ランカードコムです。

 と言いましても、「ランカードコム」は個人ではなくグループです。このコラムは「ランカードコム」というグループで書いていく予定です。初回はわたし、村部@ランカードコムが書かせていただきます。

 まずは自己紹介(?)から。「ランカードコム」ってなんでしょう?

 長崎の小さな会社です。2年位前は峰松(弊社社長です)の一人会社でした。なんといっても、社名の由来は峰松が趣味でいろんなLANカード(ネットワークカード)を収集していて、lancard.comというドメインを持っていたので独立したときにドメインから社名にした、ということだったりします。実は趣味のサイトとして10年以上前からlancard.comは存在していたってわけです。もしかする、いろんなLANカードの写真がならんでいるサイトとしてlancard.comをみたことがある方もいらっしゃるかも?そんなこんなで、2006年10月からだんだん人が増えて、いまは8人でやっております。技術志向の会社ということもあり、全メンバーがエンジニアです。

 現在のメンバーの半数は、以前、別の会社で一緒に働いていたことがあり、その会社の起源は、今は亡きパソコン通信にさかのぼります。パソコン通信から自然にインターネットに舞台を移したため、かなり初期からインターネット関係の仕事をしておりました。自然な流れでOSS(オープンソースソフトウェア)にとてもお世話になってきました。他のメンバーも当然、大変お世話になっております。弊社は会社の色としてOSSに偏ってるところもありますが、最近の開発ではOSSをまったくあつかわない仕事って逆に少ないんじゃないかと思います。

 OSSの利点って何でしょうか? もちろんOSSを使えばすべて良し! なんてことはまったくなく、結局は適材適所です。しかし、現在のインターネット環境をOSSが支えているのをみれば明らかなようにOSSを使えるシステム、もっと言えばOSSのほうが適している箇所を含むシステムは多く存在します。提案にOSSを含めることができるのなら、パッケージソフトだけでの提案に比べてより多様な選択肢をお客さまに提示することができます。

 お客さまにとってはわかりやすいメリットはコスト面のようです。コストダウンの手段としてお客様がOSSを使ったシステムを選択されることは多いです。わたしたちはそれをお手伝いします。技術を提供することで対価をいただける環境としてOSSを使ったシステムはわたしたちのような技術系の小さな会社には向いていると思います。ソースコードという究極の情報がありますしね。場合によってはソフトに手を入れることもできます。

 OSSにはお世話になりっぱなしですし、その情報をアウトプットしている方々にもお世話になりっぱなし。このままではイカン! なにかしら貢献したい! そんなタイミングでこのコラム(ブログ)の話をいただき、これ幸い、この場を借りてまずはもっと情報をアウトプットしていきたいと考えております。題名には反しますが皆さんの役に立ちそうな技術系のネタはオープンソースに限らずアウトプットしたいと思います。メンバーには各自に得意技(分野)がありますのでお楽しみに!

 さて、コラム名は『長崎発! オープンソースのネタとツボ 』で技術Tips集みたいですが、それだけではなくエッセイ的なものも含む予定です。長崎で働くエンジニアとして考えていること、例えば「休日の釣りがエンジニアにとってどれだけ大切か?」とか、一級小型船舶操縦士の資格をもっているメンバーが語ってくれるかもしれません(無茶振り)。もしかするとこちらのほうがメインになるかも?

 他にも、技術系コミュニティ活動への参加やイベント、勉強会等の報告もしたいと思います。

 こんな感じで、かな~り雑多な内容になりそうですが、お付き合いいただけますと幸いです。

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