ordinary -何てことない- 普通のエンジニアが書くコラム。

お料理はおいしいプロジェクトマネジメント

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みなさま、おはようございます。Kyonです。

ここ1年ほど、お料理をすることが楽しくて、平日のランチを作ったり(お弁当とも言う)、休日のちょっとリッチなモーニング(朝食とも言う)やブランチ(朝起きれなくて昼ごはんと兼用になった時の名称不明なごはんとも言う)を作ったりしています。

自分のお料理レパートリー記録とお弁当の記録用にSNSにアップして、作るネタに困ったら見返せるように管理しています。

メインはInstagramですが、コチラにも連携させているので、見たことがある人もいるかも。

そんな私ののんびりお料理ライフですが、ふと「お料理ってプロジェクトマネジメントやな」と思ったので、エンジニア視点でお料理について書いてみようと思います。

カレー作るでプロジェクト

個人的に、最も自己肯定感が上がってメンタルケアに適している料理(※)がカレーだと思っているので、カレー作りを本コラムのサンプルプロジェクトに選定したいと思います。

※いろんな野菜を集めて切るだけでも面倒くさがりな私にとってはすごいことですし、ましてや飴色玉ねぎ作りに至っては飽きっぽい私ができるだけでも称賛に値しますし、全体を通してそこそこ時間がかかるのに注意力散漫気味な私が投げ出すことなく作りきれるなんてすごいことなので、自己肯定感アゲアゲです(古い)。

システム開発でいうところのPMBOKガイドにあたる、レシピ本を用意しましょう(カレールウやカレー粉のパッケージに書かれているレシピでもOKです)。

必要なツール(調理器具等)や手法(作り方)、ベストプラクティス(分量と手順)がわかります。

本は紙でも電子データでも好きな方をどうぞ。私はタブレットを持っていないし書き込みたいので紙派です。

初めてお料理するよ!という方は、技術書だと"マンガでわかる~"とか"〜入門"と銘打たれたものに相当する、工程の写真が多いものや用語の定義がはっきり書かれているもの(大さじ、小さじが何グラムか書かれている等)を選ぶとわかりやすいかもしれません。

こういう用語ってずっとお料理している人にとっては当たり前・常識なんですが、初めてさんにはわからなくて、ハードルを上げている要因の一つな気がしますので、火加減を写真で載せてくれている本とか最初に持っておくと安心です。

まず最初にすべきことは、このレシピ本の選定と読み込みです。

食べたい・作りたいカレーのレシピを見つけて、その作り方や必要なもの等をざっくり頭に入れておきましょう。

プロジェクト全体を見通すことができるので、気持ちに余裕をもって作業ができます。

ちなみに、1つのお料理を作るだけを切り取るとたぶんウォーターフォール型だと思います。

1つのメニューを繰り返し作ってベストな状態を目指す場合はアジャイルかもしれませんね。

今回のプロジェクトでのあなたのポジションは、プロジェクトマネージャであり、プロジェクトリーダであり、営業であり、メンバーでもあります。

1人でそんないっぱい無理やわーという方は、ステークホルダー(家族)を巻き込んだり、外注(知人等)を雇ってもいいです。

私もたまに家族に業務委託をすることもありますが、報酬がプロジェクトの成果物(カレー)なので法務的には微妙かも。

スコープとスケジュールを決めよう

どこまで自力で作るのかというスコープを決めましょう。

カレールウから作るなら必要なスパイスをすべて用意しないといけないですし、炊きたてのご飯にしたいならご飯を洗ったり炊飯器にセットしたり炊く時間も考えないといけません。

カレー粉はカレールウという発明品がありますし、ご飯もパックのご飯がありますし、前日の残りを温めるという手もあります、便利な時代です。

スコープを決めたら、必要な作業をレシピから読み取りながら、スケジュールを決めます。納期は食べ始めたい時間ですね。

システム開発と同じでバッファをもたせて考えておいたほうがいいです。

ステークホルダーからの作業依頼があったり(家族対応等)、作業者の労災があったり(お料理中に火傷したり)、作業者のスキル不足による遅延(思ったより飴色玉ねぎ作るのに時間かかった等)・・・と何があるかわからないのは、お料理も同じです。

プロジェクト実行

レシピとスケジュールを見ながら、プロジェクトを実行します。

資材調達(お買い物)をしたり、製造(飴色玉ねぎ作り等)したり、テスト(味見)したりと大忙しです。

時々スケジュールを見直したりしないといけないかもしれません。

作業を複数並行で進めている時は、コンロや調理器具との相談も必要になってきますね。最初はそこまで見積もれないと思うので、作業しながら考えたり、スケジュールを見直したりしましょう。

プロジェクトの終結

さぁできあがりました。

できあがったカレーをお腹に納品して、評価(味)を確認しましょう。

イマイチ?それともお店できるんちゃう?ぐらいの味でしたか?

炎上して(焦げて)食べれたものじゃなかったとか?

いろいろあると思いますが、何らかの成果物(カレー)ができれば上出来です。

成果物ができてもできなくても、評価できる点や改善点等をまとめておくと、後のプロジェクトに活かせるでしょう。

火の通りを考えた野菜の切り方とか、コンロと鍋のマネジメントとか、やってみないとわからないことだらけでしたね。

最後に忘れてはいけないのは、お片付けです。

玉ねぎの皮がそのあたりに散乱していたり、使っていた鍋が汚れたままになっていたりしませんか。

キッチンが、お料理を始める前と同じか、さらにきれいになっていれば最高です。

ゆくゆくは、お料理をしながら野菜の皮等を片付けたり、調理器具を洗ったりできるようになれば、プロジェクト終結も楽になります。

お料理はおいしいプロジェクトマネジメント

・・・ということで、かなり途中を端折りましたが、お料理にはプロジェクトマネジメントで必要な考え方がいっぱい詰まっています。

幸いにもお料理は、材料費やガス・電気代等でコストも本業よりは少ないですし、失敗しても味が不味いか調理器具を壊すか等で済むので、リスクは少なめだと思います。

(加熱不足で食中毒とか火の不始末でお家全焼とかは論外で、笑えないですが)

本業のプロジェクトマネジメントが上手くいってる方もいってない方も、そもそもプロジェクトマネジメントやったことないなーっていう方も、本業よりはリスクが少ないお料理で練習・体験してみてはいかかでしょうか。

お料理が上手くできても、本業のプロジェクトマネジメントは上手くいかないこともあるので悪しからず。

Comment(1)

コメント

匿名

どうしたらうまくいくのかという点を考えるのは似てますね。
面白いです。

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