現場の雰囲気が与える影響
みなさま、おはようございます。Kyonです。
実は4月から勤務場所が変わりました。
3月まではインフラ寄りのシステム全般関係を扱う部署(以降、Aチームとします)にいましたが、4月からは現場寄りで業務を統制する部署内のシステム改善のチーム(以降、Bチームとします)にお引越ししました。
勤務している建物は同じですが、フロアが変わって、デスクの隣近所のメンバーは大きく変わりました。
でも、一緒に働いている(関わっている)メンバーはほとんど同じなので、特に何ということもないと自分では思っていたのですが、かなり変化があったようなので、そのことについて書きます。
Aチームでの日常
Aチームは、かなり複雑な人員構成でした。
母体となる会社以外に、ヘルプデスク担当の会社、インフラのメンテナンス担当の会社、プラットフォームの運用担当の会社、業務システムの開発・保守担当の会社×2等といった具合に、複数の会社・複数の雇用形態の人員で構成されています。
ビジネス的には滞りなくやっているのですが、それぞれの担当業務間はしっかりと線引きされており、良くも悪くもテリトリーの中で動く、そんな感じです。
一緒に1つのものを作り上げている感覚はあまりなく、私はここまでやるから、後はよろしくといったところ。
みな淡々と働いています。
業務中は同じフロアにいても、メールや電話でやり取りするような雰囲気で、相手の座席に赴いて話をしていると軽く目立ってしまうほどです。他のフロアの人を自席に迎えて話をしていてもちょっと目立ってしまうので、私が別フロアに赴いて話をしてくることもありました。
そんなわけで、多少ピリピリしていて、適度な雑談もしにくい雰囲気で過ごしていました。
また、3月末まで隣の席で一緒に働いていた人(他社)ともコミュニケーションがうまくいっておらず、1日1言も発しない日があることも。(なんとかしようと私なりに試行錯誤していましたが、考え方のベクトルが違うようで、ほとんど歩み寄れず・・・とても辛かった)
そんな雰囲気なので、会話のトーンも自然と小さくなり、電話対応している人の声だけが聞こえている状態が日常でした。
Bチームでの日常
Bチームのほとんどが母体となる会社の人員で構成されていますが、他の会社の人も出入りしています。他の会社の人とは契約上のこと(指揮命令系統等)は意識しながらも、ほどよい関係を築くことができているように感じます。
担当業務で線引きはされているのですが、誰かが何かで困っていて2人でパソコンのモニタに向かっていると、他の人が立ち止まって話に加わり、さらに知ってそうな誰かを呼び...といった具合に、人が増えて、話の輪が広がっていくような状況がよくあります。
1対1で話している人が笑いだしたりすると、フロア全体に飛び火して、他の人からさらに発言が飛び出したりして、フロア全体が笑いに包まれる、そんな雰囲気が漂っています。
Aチームとは真逆でBチームの会話のトーンは大きいからか、フロア全体での会話になりやすいようです。
おかげさまで、1日1言も発しない日はなくなり、毎日何らかの会話をしたり、笑い話に参加したりしています。
表情が変わった
Bチームにお引越しして、約2ヶ月。
久しぶりに学生時代の友人と仕事終わりに会いました。
数ヶ月ぶりに会ったので、近況の話になって友人の一言。
友人「なんか表情変わったね。柔らかくなったというか。」
この数ヶ月で主に変わったことといえば、勤務場所が変わったことぐらいです。
そういわれてみれば、4月から仕事量は増えて、残業も多少増えているのですが、3月までよりも疲れていない気がします。体力的にというより、気持ち的な疲労は少ないような。
私は精神的に参ると、肌が荒れたりお腹を壊したり喉に不調をきたして声が出なくなったりするのですが、4月に入って環境の変化があったにも関わらず体調に影響をきたしていないかもしれない。
それになんとなくですが、心にゆとりがあるような気も。
さらにプライベートも少し充実してきたような気さえします。
現場の雰囲気と表情
現場の雰囲気が与える自分への影響の大きさに気付かされました。
良くも悪くも周りの雰囲気の影響をモロに受けてしまって、自分の中にじわじわ定着していくんですね、こわい。
仲良しグループの雰囲気を仕事に持ち込むことを肯定はしませんが、多少の会話でたまに笑ったりしながら仕事できる方が精神衛生的に良さそうだと実感しました。
もし今後、Aチームのようなところに行くことになっても、なるべく自分だけは心地よい雰囲気を忘れないようにしたいですね。
コメント
Anubis
いつも楽しみにコラムを拝読しております。
以前より、コラムの書き方が上手くなりましたね。ちゃんと区切りと見出しを付けて書いているので、長めの内容を書いても内容がブレにくくなっているように思います。だいぶ、言いたいことが書けるようになってきたのではないでしょうか。
内容が伝わりやすいので後続コラムも書きやすいです。ただ、二連続でやると流石にくどいので、コメントを残させて頂きました。
今後の活躍を期待しております。
Kyon
Anubisさま
コメントありがとうございます。
お褒めのお言葉もありがとうございます。
自分でも書きたいことがまとめられるようになってきたかなと思っていたところでしたので、嬉しさ倍増です。
こちらこそ、Anubisさまのご活躍を期待しております。