LE社のエンジニアたちの風がふくまま気の向くまま本音コラム

Androidの持つ可能性~侍エンジニアの経験談~

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 皆さま、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 はじめまして、リーディング・エッジ社 侍エンジニアの藤野敬行と申します。

 現役ITエンジニアの視点から、Androidに対する気持ち、今後さらに世界規模で普及するであろうAndroidの持つさまざまな可能性についてお話をさせていただきます。

■ バックグラウンド

 断片的にではありますが、少し経歴をご紹介いたします。

 異業種からIT業界に転職して4年半を迎えました、主にJava(オープンソース)を用いたWebシステム、Webアプリ開発に従事し、現在は、Android関連の仕事に少しずつ携わりながらAndroidの技術を日々勉強しています。今後の動向についてもいろいろ思案しています。

 また、20代半ばごろまではアーティスト活動(都内のClubを中心に)を行っていた経緯があります。当時の経験がなければ、今こうして1人のエンジニアとしてAndroidについて語っているような状況にはなっていなかったように思えるほど、貴重な経験の一部であると認識しています。今後も自身の経験に基づいてオリジナリティのある、さまざまな局面で斬新なアイデアを提案できるITエンジニアを目標に掲げて、キャリアを積んでいる真っ最中です。

■ Androidとわたし

 私見ではありますが、1人のITエンジニアとしてのリアルな意見と解釈いただければ幸いです。Androidシステムアーキテクチャは、Linux 2.6のカーネルをベースに、コアアプリケーションはJavaで記述されています。私自身、Javaを用いた開発に従事しておりましたので、Androidへの先入観は一切なく、現状のコアスキルをフル活用できています。

 また、「最新技術の習得⇒向上心⇒自身の価値を高めるエンジニア=会社への貢献、自分への自信」につながるであろうと、意識的に取り組めている自分がおります。広義な意味で言えば、真の意味で「新たな世界」に足を踏み入れたと言っても過言ではないのではないでしょうか。

■ Androidの可能性

 現在、国内では大手通信キャリア企業が積極的にAndroidを搭載した携帯端末を販売しています。各企業が、Android OSのバージョンアップに合わせて、携帯端末の開発を順次進めています。私自身がAndroidを知った時には、このような状況を微塵も想定していませんでした。現在は、Androidの普及スピードをリアルに感じています。私の友人だけでなく、通勤電車内でもAndroidを搭載した携帯端末を所有している人々が多いことに、驚きを隠せません。これは、既存の枠組みとは違ったカタチをしているAndroidだからこそ可能なことなのでは、と自分では解釈しています。

 前述の違ったカタチとは、従来の携帯端末との大きな違いです。Androidはオープンソースであり、開発者独自の自由な発想で、独自な機能の実装が可能です。言い換えれば、まだ決まったルールが存在しない(確立されていない)=新たな機能や斬新なアプリが誕生することを期待できる、ということだと思います。私自身も、斬新で幅広いユーザー層をターゲットにしたアプリ開発を目指して思案中です。今後は携帯端末のみならず、Androidを搭載した専用端末なども登場してくる日も近いのではないでしょうか。

■ Android関連書籍のご紹介

 Androidを学んでいく過程で、Web上にはないニッチな情報が技術書には詰まっていたりしますよね。私が実際に手にした中でも、お勧めの書籍を紹介させていただきます。

(1)『Android Hacks プロが教えるテクニック&ツール』

 数あるAndroid書籍の中でも内容が濃くて、幅広くカバーしています。アプリケーションを作成する説明などが実践的で、役立つ内容が満載です。

(2)『Androidアプリケーション技術者認定試験 ベーシック対策実践問題集』

 タイトルどおり、技術者認定試験の対策本です。試験だからこそ出てくるニッチな情報が多々載っています。ちなみに、弊社のエンジニアも執筆に参加しております(私も含めて 笑)。

(3)『初歩からわかるAndroid最新プログラミング』

 Androidアプリケーションのライフサイクルや設計ガイドライン、Google Mapsを利用したお天気情報アプリなど初心者でも分りやすく説明されています。

■ 終わりに

 この記事をお読みになられた方々がAndroidに対して少しでも興味を抱いてくれたり、または、すでにAndroidにゾッコンな方々が何かを感じてもらえたら幸いです。

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