LE社のエンジニアたちの風がふくまま気の向くまま本音コラム

技術を極める道に進むべきか、管理者の道に進むべきか、それが問題だ

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■永遠の問題

 皆さんこんにちわ、リーディング・エッジ社の山本幸一です。

 今回はITエンジニアであれば誰もが悩んでいるであろう「キャリアパス」問題について書いてみます。

 ITエンジニアとして数年働いていると、自然と後輩が増え、自分がリーダー的位置付けとして働くこととなりますが、皆さんも「技術者」としてスペシャリストの道に進むか、技術は捨てて管理者の道に進むか」の選択をせまられていませんか?

 わたしも長いことこの問題に悩んでいて、未だに解決せずに中途半端なスキルばかりをつけている気がします。

 いち開発者として1人で開発していると大変気楽で気分がよいのですが、しばらくすると天邪鬼な性格が災いして、チームリーダーとして活動したくなります。そしてまた、チーム活動を長いことやっていると、人間関係に磨耗し、疲れてまた開発者として1人休憩……この繰り返しですね。

 わたしからすると、「管理のみ」とか「技術のみ」とかのように、キャリアパスを固定できた人は尊敬に値します。

 わたしは年も年なんだし、そろそろ管理のみに専念しないといけないのだろうとは思うのですが、なぜに開発作業、構築作業のような現場から離れられないんだろうと自問します。理由はいろいろ浮かんできます。大体こんな感じでしょうか。

  • 新しい技術が生まれてくると、自分で試してみたくてしょうがなくなる

  • 分からないことを人(技術屋)に聞くのが嫌、自分で調査解決したくなる

  • 開発・構築は答えがはっきりしている
    ⇒管理系の作業って感覚や好みで人によってアプローチが違い、正解などない(と、言い切る)
    (管理の仕事に正解があれば世界に戦争はおきないかと)

 といって管理の作業も嫌なことばかりでもない。

 例えば、プロジェクトを自分の思い通りに動かし、成功させた時の達成感はたまらないと感じます。頑固でなかなかいうことを聞かない、反発ばかりしている人を動かせたときはたまらなくホッと感じます。チームメンバーが成長していく姿を見守るのもたまらなく親心をくすぐられます。

 このままずるずると、方針を決めないで仕事をこなしてくのは良くないとは分かっているのですが、どれもいまいち決め手に欠けます。

 ならば他人任せよと、性格診断サイト、リーダー適正サイトなどの各種サービスを受けてみますが、なかなか納得いきません。

WEBLABO
Gazo1
コントローラー、プロモーター、サポーター、アナライザーからどのタイプかを判断します
(4つのタイプわけは有名らしい、ちなみにわたしはコントローラーでした)




日経BPネット
Gazo2
リーダーとして適正かどうかを判断します
(制限時間に注意)





キャリア・パスった
Gazo3






 

 現在は、キャリア・パスを決めるにあたっては、「自分がいままで出会った人の中でこんな人となりたい!」と思った人を真似る、ということで動いております。管理9割、開発1割のような感じです。

 最後に、ITのキャリア・パスには技術、管理の他にもいくつか道が存在致します。ぜひ下記サイトをご参考下さい。

多様化するエンジニアのキャリア・パス
Gazo4









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