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ウサギとカメの寓話における勝ち逃げ先生さんの盲点を突く

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勝ち逃げ先生さんがウサギカメの寓話をテーマに、二本コラムを書いていました。非常によく練られた内容でした。視点も斬新で、考え方の引き出しを増やせる良いコラムでした。しかし、この二本のコラムには抜けている点があります。ウサギにしてもカメにしても、自分ひとりの範囲で戦略を考えていることです。本当に必要なのは、どちらが勝つかではなくWin-Winの関係ではないでしょうか。

ウサギとカメは正反対の性質を持ち合わせています。共通するところと言えば、双方ともに「衝動的」ということです。カメは挑発に軽々しく乗ってしまい、ウサギは衝動的に寝ました。持てる能力は違えど似た者同士です。出会う場所が違えば、良い友達になれたように思います。ウサギとカメの寓話の最もベストな結末は、ウサギとカメが手を取り合って、お互いの欠点を補いながらビジネスを起こすことです。

これは実際の仕事でも言えることです。自分と他者との優劣ばかりに目がいくと、組織単位での総合力が発揮されません。特に、ウサギとカメみたいな人が混在するような組織では、お互いが欠点を補いあうことが重要になります。なにより、お互いの欠点をうまく補い合うことができれば、相手に敬意が生じます。勝ち逃げ先生の提案した方法で、ウサギとカメ、両者の間に敬意は生まれるでしょうか?

そもそも、争いは新たな争いを生みます。カメが勝てばウサギはカメを恨めしく思うことでしょう。ウサギが勝てば、勝負は見えていたとはいえ、カメはウサギを恨めしく思うでしょう。真の勝者は、この争いの連鎖を超えた者だと考えます。ウサギとカメ、両者がお互いの欠点を認め、お互いの長所を認め合ったときこそ、両者ともが真の勝者となるのです。

話は飛びますが、ちゃとらんさんの書いたコラムのコメントに大量の難癖が書きこまれていました。こういう難癖に対して、筋の通る反論のやり方を示すために、このコラムを書いてみました。コメント欄でごちょごちょと屁理屈をこね回すのはかっこ悪いです。無茶苦茶ダサいです。衝動に任せて相手を蔑むのは子供のやることです。反論というのは、相手への敬意があって初めて成り立つものです。

Comment(9)

コメント

ちゃとらん

いや、本当に、盲点でした。


普段から、Win-Winとか、三方良しとか言ってる割に、思いつきもしませんでした。
(亀と一緒で、挑発にすぐに乗ってしまうタイプです)


> 反論というのは、相手への敬意があって初めて成り立つものです。
いいお言葉です。
私もコメントを書いてくださった方に対して、敬意が足りなかったのかもしれません。

これは、大切なお言葉なので、自戒の念を込めて、もう一度引用しておきます。


> 反論というのは、相手への敬意があって初めて成り立つものです。

勝ち逃げ先生

ぼくのコラムの特性上、ウサギとカメが手を取り合う展開は描けませんでしたが、現実的にはこのコラムに記載されている展開へと持ち込むのが正解です。同じ土俵で独自の理論を展開されると、反論ではなくて補完して頂いているように感じるから不思議なものです。


さて本題ですが、ウサギとカメの寓話を前座に、最後の段落で真打登場。見事なコラムでした。そんなちゃとらんさんとは、次回ぼくのコラムネタについて約束をしたのですが、このコラムのおかげでめちゃくちゃ書きづらくなりました。。。(苦笑)

名前が思いつかない

Horusさんの記事としてはこういう抽象的な話は珍しい気がします。
いつもなら経験した事象など具体的なものから記事を書いておられるように見受けられます。


ではここで具体的な話に落としてみてはどうでしょうか。
兎(ツール化で仕事が早い人)と亀(レガシーである作業に何時間もかける人)でどういった手の取り方があるのかという記事が見てみたいです。


あと、この記事ですが意図的に省略している個所がありませんか?
意図的ではない場合、記事を見直すことをお勧めします。
意図的の場合、後で記事にするにしても炎上記事はもううんざりなのでやめてほしいです。

Horus

> 名前が思いつかない さん
今回のコラムは勝ち逃げ先生さんのコラムと、ちゃとらんさんのコラムありきの内容なので、このコラムだけ読めば「省略」に見えるかと思います。


意図する、意図しないというより、他の意図があったというところです。今回の最大の意図は、勝ち逃げ先生さんへのツッコミです。ちゃんとしたコラムを書いている人に意見を言うなら?という想定で試してみた所存です。いつもとは別のスタイルを試してみました。

名前が思いつかない

まず前提として「ここのコラムニストになる方法を私は知らないということ」と、「Horusさんがアレ以来、ここを宣伝の場所として使ってる人を嫌悪している」と私が考えてるということです。
突っ込みが意図だとするとちょっと記事を見直すか後半バッサリ切ったほうが良いです。


省略していると書いたのは、コメントの内容が現実にコラムニストとして記事が書かれた場合の例として


衆議院の定員と女性の立候補者の数も数えられない奴が政治的なコラムを書いている
批判は「○○に反対します」いけない
女だからという理由で圧倒的得票率大差で負けた候補者が勝った件


こんなのが並ぶことになります。
なんとなく2チャンネル風に書いてみましたが、付け焼刃なので2チャンネルのスレッドはこんな感じじゃないって言われそうですが。


それに引きずられてまともな内容の記事も


女性候補者に投票するの無駄じゃね?
 内容は女性候補者が少ない状態で当選者数に性別の補正を掛ける事で得票が少なくても当選する。それって女性候補者への一票の重さがとても軽いものになるのでは?という問題提起。


女を使って民意を壊そう。
 小説風コラム、とある政党が絶対勝てない選挙区に女性候補を送ることでほとんど投票されていない議員を当選させるという筋書き。女性候補者が少ない状況で当選者に性別の補正を掛けることへの問題提起。


こういったものが予想されます。
内容についてはスルーしてください、「変なタイトルが並ぶようになる」と一言書くよりイメージしやすいだろうと思って書いただけですので。


この状態で宣伝をしようとする人間は二の足を踏むでしょう。
そこに「2チャンネルでは宣伝になりません」と記事を書いたら、宣伝目的の人は激減するとは思いませんか?


せっかくエンジニアライフの中でエンジニア関係ない炎上狙い記事を書いてそのコメントがその記事にだけに集中している状況に、Horusさんがエンジニア関係ない記事をばらまこうとしているように見えます。
まだ、エンジニア関連であればコラムニストの技術的制約や環境的制約、技術経歴で今の技術の価値観と反して炎上する。そういったのなら仕方ないと思います。逆に技術が古い人の考え方はどうなのか参考になる部分だってあります。
が、エンジニア関係ない炎上記事が乱立する状況は読んでる側として嫌になります。内容を読まなくてもタイトルはどうしても目に入るんですから。

Horus

> 名前が思いつかない さん
まず、前提が違います。メインは勝ち逃げ先生さんへのちょっかいで、たまたまちゃとらんさんのところで盛り上がってるのと結びついて、いい感じに繋がったので書いてみたくらいのものです。


なので、頂いたコメントは「あぁ、あなたはそう思うんですね。」程度に読ませて頂いてます。根本的に主張がずれているので返答に困っています。


> エンジニア関係ない炎上記事が乱立する状況は読んでる側として嫌になります。


お言葉ですが、過去を掘り返したり他のコラムでついたコメントの内容をわざわざ引っ張ってくる方が、コラムニストからすると炎上を誘発していますよ?あと、他のコラムでの炎上ネタになってる政治発言を引用されるのは本当に迷惑です。意図的にコメント欄を炎上させようとしているようにしか見えないのですが。自分が嫌だといってることを私にやるんですか?


あなたは少なからず、私に迷惑な行為をしています。長文を書けば説得力が増すというものでもありません。話題を広げるだけ広げて拾い切れていません。私のコラムの在り方について言及したいのか、政治的な主張をしたいのか、何だかわかりません。結局、言いたいことは「あなたのコラムは気に食わない」ということですか?だとしたら、相当失礼なもの言いですよ。


それでいて、反論を試みるのであれば恥を知りなさい。それであなたを根に持つ気はありませんが、これ以上コメントを付けようというなら相応に厳しめの言葉で対応します。

名前が思いつかない

本当にちょっかいが目的なんですか?
いろんなコミュニティを見てきましたが、荒らしと呼ばれる人たちの典型的な手段を使っているように見えます。
一か所が炎上しているだけの状態でもっと燃やしたい、目につくところに炎上記事を乱立させることで「善意」の荒らしに慣れていない人たちが注意するように仕向ける。


この「炎上記事を乱立させる」という部分をやっているように見えます。


>こういう難癖に対して、筋の通る反論のやり方を示すために、このコラムを書いてみました。コメント欄でごちょごちょと屁理屈をこね回すのはかっこ悪いです。


ところで国語の問題ですが「難癖に対して、筋の通る反論のやり方を示す」だれにですか。
「コメント欄でごちょごちょと屁理屈をこね回すのはかっこ悪いです。」だれがですか。
前半は難癖に対してというところから「コラムニスト」に対して言ってるというのが明確ですが、「コラムニスト」に「反論のやり方を示す」の直後に書いたせいで「反論のやり方が」「コメント欄でごちょごちょと屁理屈をこね回すのはかっこ悪いです。」になっています。


逆に「難癖」を行っている人に「コメント欄でごちょごちょと屁理屈をこね回すのはかっこ悪いです。」のであれば「難癖(コラム)に対して(難癖を行ってる人に)筋の通る反論のやり方を示す」になります。他人のコラムを難癖と言っているようなものです。

本人は「こういう難癖(コメント)に対して、(コメントを書いた人に)筋の通る反論のやり方を示すために、このコラムを書いてみました。(コメントを書いた人が)コメント欄でごちょごちょと屁理屈をこね回すのはかっこ悪いです。」と受け取ってくれたようですが。

コメントに対してコメントを書いた人がコラムで反論すべきという意味になっているようですね。さらに次に書かれたコラムが「逆だったかもしれねえ」。非常に意味深に見えます。
とくに主語を省略したら「私」が主語になるに決まっているといった人のいる中でです。主語が逆だったかもしれないととられかねないです。


「こういう難癖を書く人に対して筋の通る反論のやり方を示すために、このコラムを書いてみました。」と書けばいいところを、わざわざ句読点と主語の省略(「を書く人」を省略することで「難癖に対する反論」という意味ができる)を行っています。
間違え方が修飾子と主語の混同という別コラムで発生しているパイソンの主語と同じというのも意図を感じます。


そういった意味も含めて記事の見直しまたは後半の削除と言いました。もう一度読めば気づくはずですので。


これが意図的でないとしたらあなたの今までのコラムも腑に落ちるというものです。
「仕事で周りから理解されない」という話を何度かしているようですが(例えばインデントの話しとかツールの話しとか)実は「あなたの伝え方」に問題があるのでは?
その場合「AI vs.教科書が読めない子どもたち」はおすすめです。関係ないように見えますがAIが「以外」を読めないという章なんかはこういった勉強にも使えます。
例だから内容を気にするなと書いたにもかかわらず「政治的な主張をしたい」ととるところから見ても(問題になっている記事を考えると妥当な例であり、このコラム内でもリンクという形で話題にしている)「受け取り方」も他人とずれがあるのでは?


意図的だったら、私は時間を無駄にしたのでしょう。
政治的コラムを書く場所がインターネット上ほかの場所に存在するのに、わざわざここで書くことを擁護し、挙句もっといろんな人が炎上記事を書くことを勧めるのですから。
炎上を鎮静化させようとするのは迷惑と言いたいのでしょう。

Horus

屁理屈の前にまずは謝罪じゃないですか?
コメントの内容以前に、コミュニケーションになっていません。


> いろんなコミュニティを見てきましたが、荒らしと呼ばれる人たちの典型的な手段を使っているように見えます。


君がね。先のコメントで述べたとおりです。荒らしと呼ばれる人をたくさん見てきて、学ばずに同じことをやってしまってます。凄く残念な人ですね。


> この「炎上記事を乱立させる」という部分をやっているように見えます。


君がやってることだよ。長文で妄想を垂れ流す行為は炎上誘発としか思えません。一度ならず二度も同じことをやって、どの口がそういうことを言うのでしょう。


> 逆に「難癖」を行っている人に


逆もなにも、あなたが難癖つけています。先のコメントで説明した通りです。


> ところで国語の問題で


人に国語の問題出す前に、作文の基礎から勉強しなおしてください。文句があるなら、ワンフレーズ100字以内で主張をまとめてください。
(これができるようになると論理の組み立てが上手くなります。)


> 意図的だったら、私は時間を無駄にしたのでしょう。


君は時間を無駄にしています。


> 炎上を鎮静化させようとするのは迷惑と言いたいのでしょう


いや、君が迷惑だと言っています。


多分、返答していると無制限に勘違いを繰り返すので、以降、コメントを付けても読まずに消去します。無駄に長文を書かれても迷惑です。それでももの申したいというのであれば、垂れ流した長文を人に読める形でまとめてコラムにしてください。


-- コラムニスト募集 --
https://el.jibun.atmarkit.co.jp/info/subscription.html


少なくとも、私のコラムを読んだ上で主張しているのは分かります。読んだ上で、ある程度理解しているのも伝わっています。あと、それなりに文を書く能力があることは認めます。主張を体系的に整理していけば、コラムとして成り立つ要素はあります。あなたは自分で思っているよりコラムニストに近い立場にいます。


コメント欄でストーカーまがいな長文連騰をしてゴミ扱いされるか、同じ立場に立った上で意見をするか選んでください。もちろん、同じ立場に立つと言うことは、それなりの苦労は伴います。人に意見すると言うことは、本来、そのくらいの重さがあるものです。もし、それでも私に意見するのであれば、あなたには敬意をもって接すると思います。

Horus

時間を置いて読み直してみたが、名前が思いつかない さん、やたらとコラムの後半が気にかかるご様子ですね。自分が楽しくつけているコメントを「屁理屈」、「カッコ悪い」と指摘されたと受け取ったのでしょうか。


それはその通りで、深読みし過ぎなのと、その深読みが的外れで失礼なんですよね。ただ、書いていること自体はそれなりに整理して組み立てられています。主体的に意見をもって発言するのであれば、それなりの文章になります。話を広げるのに深読みというのも必要です。それができるということは、文章を書く上でのアドバンテージになります。


内容についてはただの難癖です。ただ、文章を書く資質としては素晴らしいものを持っています。やり取りで問題だったのは、私がコメントで返答した内容に対して、関係の無い事を深読みして妄想で返していることです。これでは私も返答のしようがありません。対面のコミュニケーションで同じことをやれば、相当な失礼になると思います。


たとえ難癖であれ、優れた要素があれば、そこは認めるべきかと思います。欠点については、把握して使い方次第では長所になります。いちいち否定する気はありません。時間をおいて落ち着いた頃に 名前が思いつかない さんがこれを見て、自分の優れた点を適切に把握して伸ばしてくれればと思います。

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