言語の歴史は人類の歴史。そして人類はコンピュータを言語で動かすようになった。

駆け出しエンジニアがコード書くよりやるべきこと

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動きを知るためにコードを書くことも大事ですが、駆け出しエンジニアがやるべきことは、人の書いたコードを読めるようになることです。PHPでもJavaでも、どの言語かというのはあまり関係がありません。とにかく、人の書いたコードを読みましょう。初心者が頑張ってコードを書いても、ロクなコードは書けません。まともなコード、言い方を変えれば、お金を稼げるレベルのコードを書けるようになりたいと思うなら、オープンソースで公開されているコードやドキュメントを読めるようになりましょう。

プログラミングを勉強して基本的なことを身に着けると、ある程度、自分の思うようにプログラムが動いてくれます。そこで「俺、なんかできるぞ!」と満足してしまうと、成長が止まります。ここまでは普通の人が二年くらい頑張ればたどり着ける境地です。しかし実際は、ただ動いているだけなので拡張性や保守性などについて考えが及んでいません。プログラミングは、普通に動くようになってからが入門です。動いていることで満足しているようでは、いつまでも作業員です。

実務に携わると分かることですが、開発の人が一からプログラミングを書くことはまずありません。あったとしても、設計ができるレベルのベテランがやります。駆け出しエンジニアは、人の書いたコードを元にベテランと連携してコードを書くことになります。ここで分かれ目になるのが、コードを書く力よりコードを読む力です。プログラミングとはコードを書くことだと思って勉強してきた人は、ここが躓くポイントになると思います。

あと、人の書いたコードを読むなら、会社で書いているコードではなく、社会で通用しているコードを読みましょう。特に、SIerの仕事で見かけるコードは、ゴミみたいなものが大半です。むしろ、何か重要な欠陥があると思って読むくらいで丁度いいです。オープンソースで公開されているソースコードを読んでみるといいでしょう。不特定多数の人がコードを読み、修正をしたりします。そうやって書かれたコードには、本では書ききれないような工夫や哲学が詰まっています。また、プログラミングを学ぶ上での課題を多く見つけることもできます。

エンジニアとして一流になるか、ただの作業員で終わるかは、人の書いたコードを読めるか否かで分かれます。自分一人で積み重ねられる成果なんてたかが知れています。人の積み重ねたものをうまく取り入れていきましょう。もちろん、いきなりプロの書いたコードを読み解くのは難しいです。最初は、サンプルコードを読めるようようになりましょう。サンプルコードが読み解ければ、ドキュメントが読めるようになります。人が書いたソースコードとドキュメントが読み解けるようになれば、成長の速度が格段に上がります。

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在宅勤務er

:s/うしろ/むしろ/

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