疲れた身体と心に響く書籍をご紹介

書籍「コロナが明けたらしたいこと」を読んでみた。今は一番何がしたい?【第40回】

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ありがとうございます。平岡麻奈です。今年もまた、いつの間にか夏が過ぎてしまいそうです。夏だなと感じることと言えば、暑い気温で蒸れてしまうマスク。いや、マスクを連想させずに私はTUBEを連想したい!夏が来たー!と言いたいわけですが、もう8月中旬。いつの間にか夏が過ぎていたなんて悲しいばかり。TUBEには夏の終わりを歌った楽曲も多いので、浸る時間を作っていきたいものです。ちなみに、4.5年前からTUBEファンだと公言しています。個人的見解を強めるとすれば、情景が想像しやすい歌詞だったり、あるいは複雑な恋心を惜しみなく伝える部分がなんとも惹かれます。つぶやくような歌詞ではなく、頭の中にイメージ出来るものがある。例えば歌詞を聴いて、嗚呼私も夏に海に行きたいなあ、ドライブしたいなあ、、と想像させる。ここに魅力があるのではないでしょうか。読書も似たようなところがあります。少しでも自分に重なるところを見つけたり、あるいは見つけたかったり。同じ境遇の作品を読みたくなるのも、自分の中に揺れ動くものを落ち着かせたいからだと感じます。

こんなことを考えていると、やりたいことばかりが頭の中をよぎります。【いつかまた】のような、なんだかふわっとした曖昧さに期待を乗せて、日々を過ごしている。【新しい生活様式】も十分馴染んできましたし、見えないゴールが【見えた】時の話が出来るようにもなったかもしれません。だからこそ、少しでも前向きな言葉を目にすると敏感になります。これはゴールじゃない、スタートの合図だと!仕事に追われていた時期を過ごしていた中、コロナ禍により立ち止まることが増えた日々。そしてこれからを見据えた取り組みへ移行していく。

頭には中島みゆき【時代】が流れます。【あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ】と囁くように鼻歌を歌って、その時の流れに身を任せ、受け入れる姿勢でありたい。そのある程度のゆとりが、未来を描けると思います。今回ご紹介する書籍は、シンプルに伝わるタイトル。今を生きる誰もが一度は考えるであろう【コロナが明けたらしたいこと】。エンジニアライフコラム「平岡麻奈のちょっと一息」の第40回は、未来に繋がる1冊をご紹介します。

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コロナが明けたらしたいこと

【著】うえはら けいた
https://www.amazon.co.jp/dp/4776211661/





本書は、幼なじみのふたりを追いかける10000日物語。なかなか昔のことを思い出したりすることは、忙しくしていると忘れてしまうのですが、本書に出てくる出来事や流行り物に触れると、懐かしい!と昔を思い出しました。著者と年齢が近いが故(著者:1988年と私:1989年)、リンクする部分も多かったように感じます。人生って、仕事だけじゃない、恋愛もするし、勉強もするし、悩んだり笑ったり忙しいんだ!と、純粋に立ち止まってページをひたすらめくり、まるで自分の人生を思い返す感覚でした。昔の思い出となれば、やはり学生時代かなと思います。特に【出会ってから3501日】に、『MD』『バンプ』『ジュディマリ』というフレーズ。おそらく私と同年代の方であれば、頷くフレーズであってほしい!と願いながら。主人公のふたりが描く、【コロナが明けたらしたいこと】は、私達の未来を予想するものかもしれません。

自身と重なる何かを見つけられるのは、知らずにずっと探し求めていたからではないでしょうか。人生楽しいこともあれば辛いこともある。楽しいことがあったら、近いうちに辛いことがあるかもしれないと用心をする。辛いことがあったら、近いうちに楽しいことがあると期待してみる。【コロナが明けたらしたいこと】というタイトルは、数年後の世界ではどういう位置付けになるのでしょう。まだまだ明けていないかもしれないし、そう言えばコロナ禍の時は大変だったよねと思い出話に移っているかも。

、、、頭で色々考えていても仕方ありません、流れに身を任せる心のゆとりを持ち、広い視野で物事を捉える。【コロナが明けたらしたいこと】を考えながら!

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