iPhone 4Sのバッテリーを交換して思ったiOS機器の「長命」
■iPhone 4Sのバッテリーを交換
先日、家人のiPhone 4Sのバッテリーを交換しました。家人はもっぱらiPhone 6 Plusを使用していて、iPhone 4Sはゲームや娘たちとの電話用になっています。というのは、iPhone 6 PlusはSIMフリー版で、データ通信専用SIMを入れているからです。
このiPhone 4Sは3年くらい前から使っていて、さすがにバッテリーがへたってきており、表示上まだ充電が残っている状態から突然電池切れで落ちるという状況になっていました。
■iOS機器は長命
家人の意向で、このiPhone 4SはiOS 7からアップデートしていませんが、最新版のiOS 8.2のサポート対象です。iPhone 4Sの発売は2011年10月ですから、3年半前の機種ということになります。
筆者が使っているARROWS X F-02Eは2013年2月に発売されましたが、OSのアップデートはAndroid 4.1.2で止まってしまっています。ふだん使っているアプリの動作には支障がありませんが、OSが古いままだというのは、やはりあまり気持ちのいいものではありません。Nexus 7(2013)はAndroid 5.0.2にアップデートしているだけに、この差が気になります。
最新版のOSが使えるという観点では、iOS機器は長命だと言えるでしょう。アプリがサポートするiOSのバージョンはAppleの意向で決まるので、古いiOSでは最新のアプリが動かせないことがあります。そうした場合は、まずiOSをアップデートしてからアプリを購入します。
筆者の周辺では、Flashcard Deluxeを動かすために、iPhone 4SのiOSをアップデートせざるを得なかった方がいらっしゃいます。
ただし、古い機種に最新OSを入れると、動作が遅くなることもあることには注意しないといけませんが。
■iPhoneをiPod touchのように使うには機内モードにする
買い換えなどで、それまで使っていたiPhoneが余ることがあると思います。古いiPhoneの活用方法として、通信をWiFiのみとしてiPod touchのように使うことができます。このとき、機内モードにしておくのがポイントです。機内モードにしておかないと、iPhoneは基地局を探し続けることになり、バッテリーが激減してしまいます。機内モードでも、WiFiはオンにできます。
■飲食店で昼間営業する修理業者の工夫
今回バッテリー交換をお願いした業者は、飲食店で営業なさっています。夜間だけ営業する飲食店は日中空いているので、飲食店にとっては家賃収入が入り、借り手にとっては家賃を安くあげられるという、一石二鳥のメリットがあります。さらに、飲食店に受付業務を委託しているそうで、朝まで修理を受け付けられるというメリットもあるそうです。
そう言えば、筆者の士業仲間には、日中空いている学習塾を事務所として借りているという方もあります。
日中あるいは夜間空いている物件を借りるというのは、コロンブスの卵のような話ですが、なかなかうまい方法だと思います。