「英語で『仕事を』する」フェーズ(その10)Apple TVを活用する
今回は、「英語で『仕事を』する」フェーズ(その10)として、Apple TVを取り上げます。例によって、記事で「仕事」とあるところは「仕事または趣味」と思ってお読みください。
■Apple TVとは
Apple TVは、名前にTVとある通り、テレビに接続して使用するガジェットです。HDMIケーブルと電源ケーブルを接続し、無線LANの設定をするだけで楽しめる、設定が非常に簡単な機器です。大きさは高さ23mm×幅98mm×奥行き98mmと、非常にコンパクトです。
インターネットを通じ、映画、スポーツ、ニュースなどの映像、インターネットラジオなど、様々なチャンネルが用意されています。YouTubeの動画を観ることもできます。Apple TV自体でPodcastを再生できるので、とくにビデオPodcastを観るのに便利です。
iOS機器とはAirPlayで接続し、画面をミラーリングしたり、2つめの大きな画面としたりして利用することができます。
さらに、個人的にはあまり使っていませんが、iTunesの音楽や動画をテレビにストリーミングしたり、Macの画面をテレビにミラーリングすることも可能です。
iTunes:AirPlay の使用方法
(副題の訳が誤っています)
RemoteアプリによってiOS機器がApple Remoteの代わりになるので、Apple TVの機能をフルに活用することができます。
さらには、iTunesのリモコンとしても使用できます。筆者の環境(Mac OS X 10.9.5、iTunes 11.4)では、ファイル>ホームシェアリング>ホームシェアリングを入にするとすると、Remoteアプリの接続先にiTunesライブラリが現れます。
以上、見てきましたように、Apple TV、Remoteアプリ、そしてiTunesを組み合わせることにより、様々なコンテンツを手軽に利用できるようになります。これにより、目的とする行動に着手しやすくなります。
(余談)現行モデルと大きく異なっていた第1世代のApple TV
Apple TVの発表は2006年9月ですから、iPhoneの発売と同じ年です。第1世代のApple TVは、当時のAirMacベースステーションと似た筐体にハードディスクを備えており、第2世代以降とは機能だけでなく見た目にもまったく製品でした。写真は、Wikipedia Commonsの画像をご覧ください。
2010年に発売された第2世代は、第1世代から大きく変わり、ハードディスクは撤廃され、機能は大幅に増強されました。第3世代では、画質とCPUが強化されています。
筆者が購入したのは2011年1月で、第2世代が日本で発売されてから2カ月後です。ある委員会でご一緒した方がApple TVを非常に気に入っておられ、その熱弁を伺って購入しました。