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「英語で『仕事を』する」フェーズ(その2)Google検索を使い倒す

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 今回は、「英語で『仕事を』する」フェーズ(その2)として、Google検索を取り上げます。記事で「仕事」とあるところは、「仕事または趣味」と思ってお読みください。

■仕事ではGoogle検索を使いやすい

 職場では音声入力を使いづらいと思いますが、PCやMacではキーボードがある分だけ入力がしやすくなっています。多少凝った検索機能を使いたいときには、キーボードが必須です。

■言語設定

 「英語で仕事をする」のですから、英語で書かれたコンテンツを検索結果に含めるため、検索対象言語は「すべての言語」にするか、「言語(Language)」オプションの「現在の検索結果の表示言語」で「English」を追加します。

■検索機能

 以下は、検索ボックスでの指定方法です。

 特殊検索に辞書検索があります。英和、和英で辞書引きするには、「英和 旅行」や「和英 tour」のように指定します。英語の検索語を思いつかないときや、類義語を検索したいときに便利です。

 フレーズ検索は、その語順で単語が現れるコンテンツを検索します。「incentive tour」を検索したいときには引用符で括り、"incentive tour"を指定します。引用符はsingle quotationでもdouble quotationでも構いません。引用符で括らないと「incentive」と「tour」を含むコンテンツが検索対象となり、検索結果にノイズ(欲しい結果でないもの)が増えます。

 英語の場合はあまり当てはまりませんが、複合語は分解して検索されるので意図と異なる検索結果になることがあります。そうした場合も、フレーズ検索になるように検索キーワードを引用符で括ります。

 検索結果から指定したものを除外するには、「-」(マイナス)を使います。たとえば、「"incentive tour" -Japan」と指定すると、フレーズ検索結果のうちJapanを含まないコンテンツが検索結果となります。

 ドメイン指定には、「site:」演算子を使います。.comドメインを検索したい場合には、「"incentive tour" site:com」のように指定します。演算子とキーワードの間にスペースを置いてはいけないので、ご注意ください。

 PDFのようなファイルタイプを指定したいときには、「filetype:」演算子を使います。たとえば、「"incentive tour" filetype:pdf」のように指定します。

 「site:」や「filetype:」演算子と「-」を組み合わせて使うこともできます。「"incentive tour" -site:jp」のように指定します。

 一般知識として、ストップワードも覚えておきましょう。冠詞や前置詞のように、検索語としてはあまり意味がないものは無視されます。なお、フレーズ検索の場合はストップワードも無視されないようです。

 句読点も検索対象となりません。詳しくは、こちらをご覧ください。

■検索結果の絞り込み

 上で紹介した以外にも、さまざまな検索演算子があります。興味のある方は、サポートページでご確認ください。

■検索オプション

 検索ボックスでの指定が覚えきれないときや忘れてしまったときには、検索オプションを使いましょう。

 検索ボックスでの指定方法も記載されているので、サポートページを見るよりも覚えやすいかもしれません。

■おまけ

 Windows 8ストアアプリ「Google Search」もあります。

 特殊検索は、辞書検索以外にもいろいろあります。たとえば、「株価 アイティメディア」と指定してみてください。

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