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やっぱりKindle Paper Whiteが好き!

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 2月14日からの大雪の影響で、先週はコラムをお休みしてしまいました。法事で石巻にある家内の実家に行っていて、16日に自宅に戻れなかったからです。東北道は利用区間のほとんどが通行止め、国道4号線も福島で通行止めになって岩沼市で大渋滞にはまり、引き返して仙台で1泊する羽目になってしまいました。石巻ではすでに路面にあまり雪がなかったことで安心し、道路情報をよく確認しなかったのが敗因でした。

■バッテリーが長時間もつ安心感

 今回の帰省では、表示デバイスにE-Inkを使用しているKindle Paper Whiteの良さを再認識しました。

 Kindle向けの電子書籍は、iOSやAndroidでも無料のKindleアプリで利用できます。雑誌やマンガを読むにはカラー表示可能なアプリの方が快適ですし、書籍でも辞書を頻繁に引くなら、CPUパワーで勝るiOSやAndroidの機器でアプリを使った方が快適です。とくに、1月から再び聴き始めたNHKラジオのテキストなど、雑誌タイプはE-Inkではきれいに表示できません。

 今回はNexus7とARROWS X F-02Eをもっていたので、Kindleアプリを利用することはできたのですが、使ったのはもっぱらKindle Paper Whiteでした。

 車中や就寝前などに本を読む時間があり、トータルすればかなりの時間をKindleで読書していました。そうなると、ふだんの筆者の使い方では1ヶ月くらい充電なしで使えるKindle Paper Whiteが頼もしく感じられます。

 もっとも、ARROWSのバッテリーが激しく減って、いろいろと対策しても1日もたないことに悩んでいたので、余計にそう感じたのかもしれません。こちらは、iPhoneで行っていた対策と同様に、必要なとき以外はモバイルデータ通信をオフにすることで劇的にバッテリーのもちがよくなりました。現在、最後の充電から50時間経っていますが、バッテリーは40%ほど残っています。モバイルデータ通信をオフにできるようになったのは、データ通信専用のSIMから音声通話にパケホがついたSIMに切り替えたからです。これなら、モバイルバッテリーをもたずに出歩けます。

■バックライトは意外に重要

 CMでも流れているように、Kindleが直射日光の下でも読みやすいことはよく知られていると思います(該当部分は19秒付近からです。ただし、目によくないので、直射日光下での読書はお勧めしません)。

 しかし、自動車や電車では明るい場所と暗い場所が交互に現れるため、暗所でのバックライトが重要です。バックライトがあることにより、暗所に入ったときに目が慣れるのが早くなるからです。もちろん、暗い部屋での読書にもバックライトは重要です。明るさにムラがあるのは難点ですが、照明を消した部屋でもKindle単体で読書できるので助かります。

■Kindleオーナーライブラリー

 今回の帰省で読んでいたのはForget the Urgent!: Rather focus on the importantです。

 Amazonプライムを契約しているKindleオーナーが毎月1冊、無料で借りられる特典を使って読んでいました。オーナーライブラリで借りた本はKindle端末でしか読めないので、この本に限れば、そもそもアプリで読むという選択肢はありませんでした。

 筆者には「買ってもよかった」と思える1冊ですが、ベストセラーFree: How Today's Smartest Businesses Profit by Giving Something for Nothingで主張されているように、やはり無料かどうかは購買(入手)行動に大きく影響しますので、無料だと読んでみたくなります。

 ちなみに、この書籍はペーパーバックで読みました。Kindle版で買い直したいのですが、なぜかペーパーバックより随分高いのでまだ買っていません。本稿執筆時点では、ペーパーバックが、1,107円なのに対し、Kindle版はなんと1,754円です。せめて同じ価格にならないものでしょうか。

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