コンピュータが好きな文系女子の、何が起きるか分からない日々の記録です。

オープンソースカンファレンス 2014 Tokyo/Springに参加しました

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 2月28日、3月1日の2日間に渡って開催されたオープンソースカンファレンス2014 Tokyo/Spring(以下、OSC)に参加してきました。OSCとは、オープンソースに関する知識や最新情報などを交換し合うイベントです。今回はそのレポートをお届けいたします。

■1日目

 自分の持っているIC乗車券が多摩モノレールの改札に対応していなくてあたふたする、というトラブル(?)が発生したものの、なんとかお昼頃に到着することができました。展示ブースを見て回ると、個性豊かな展示がされていて非常に面白かったです。しかも東京のOSCはかなり出展ブースが多いように感じました。4部屋使っていましたしね。初めてOSCに参加される方は展示ブースを見て回るだけで「OSCってこんな感じかな?」というのがなんとなく分かって楽しいと思います。

 自分から話しかけるのが少し怖い、なんて思ってしまう方がいるかもしれませんが、ブースの前に立ち止まっていると向こうから話かけてくださることも多いので、不安に思う必要は全くないと思います。実際、今回こちらから話しかけたことはあまりなく、「なんだろう?」とか「どこかで聞いたことあるなー」みたいなことを思って足を止めていたら、向こうから声を掛けてくださったことの方が多かったような気がします。

 そして、会場によっては展示ツアーを行っている場合もあります。時間が合えばそちらに参加してみるのも手だと思います。今回初めて参加してみましたが、興味深い話を聞くことができたり、ノベルティグッズやパンフレット、クーポン券などをたくさんいただいたりしました。「あの企業、こんなことやってたんだ」「あのコミュニティ、面白いことやってるなぁ」って思えることが、あるかもしれませんよ。

■2日目

 あいにくの曇り空でした。しかも1日目より寒くて、南の方に住んでいる私にとっては非常につらいものでした。

 1時間目のセッションに間に合わなかったため、まずは1日目で話を聞けなかったブースに話を聞きました。たまに使っていたサービスがさらに便利になっているという話も聞いて、「やったーこれで楽ができるー!」とひとり喜んだり、ノベルティグッズやステッカーを貰ったりしておりました。

 その後、いろいろなセッションを聞きに行ったり、大学の学食を堪能したり、コミュニティ企画を見に行ったりしてきました。コミュニティ企画では、OSSをめぐる研究について聞きました。私の専門としている分野でもOSSをめぐる研究があることを知り、びっくりしました。

 一通りセッションが終了した後、LT大会と閉会式が行われました。実は、私もライトニングトーク枠で参加しました。LTをするのは二回目でしたが、やっぱり緊張したり焦ったりして、まだまだ修行が足りないなぁ、と思ってしまいました(ニコニコ生放送でライトニングトーク枠の配信があったようです。タイムシフト期間が残っているようであれば、ぜひご覧ください)。

 「閉会式のライトニングトークがOSCの見どころの一つ」と言っても過言ではないくらい面白いプレゼンばかりでした。時間が余った、ということでけん玉を披露された方がいたのですが、すごいなと思いました。不器用な私には真似できません……!

 じゃんけん大会や閉会式が終わった後は、懇親会が行われました。OSCが始まってから10年、そしてOSC100回目の開催を記念して、ケーキが出てきました。なんと、びぎねっとの宮原社長のお顔が描かれた(すごいそっくりでした!)ケーキで、びっくりしました。一口いただいたのですが、とてもおいしかったです。

 それ以外にも「イグOSC賞」の授賞式が行われたり、アイティメディアの美人で素敵な編集さん(で、あっていますよね?)とお話しさせていただいたり、他にもいろいろな方とお話できたりと、ここには書ききれないほどのたくさんのことがありました。非常に有意義で楽しい時間を過ごしました。

■最後に

 オープンソースカンファレンスは、東京以外にも福岡や北海道などさまざまなところで開催されています。オープンソースソフトウェアに興味のある方も、あまりOSSを知らない方も、お住まいの地域で開催されることがあればぜひ足を運んでみてください。面白い発見があったり、興味深い話が聞けたりして、有意義な時間が過ごせると思います。

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