コンピュータが好きな文系女子の、何が起きるか分からない日々の記録です。

就職活動、やってみた。

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お久しぶりです。「今までなにしとったんじゃゴラァ」と言われそうで怖いです。
あ、でも、別にサボっていたわけではありません。いろいろ、忙しかったのです。就職活動とか、卒業論文とか。
で、せっかくなので、これから就職活動に取り組む人たちに向けて、自分がやったこと、思ったことを書き留めておこうかなと思います。参考になるかどうかは分かりません。

■就職活動がはじまったころ

就活が始まった頃、あまり真面目に自分の就職について考えていませんでした。なにせ、その頃はまだ「大学院に行く」という選択肢を残したままだったのです。自分のやっている研究はあと1年でケリがつけられるものでもなさそうだったので、もう少しやってみたいという思いがあったんですね。(結局、諦めてしまったのですが。)
そんなこんなで就活をはじめることになりました。そもそも、どんな会社があるのか分からなかったので、Webサイトや雑誌で調べて、面接や説明会に足を運んでみることにしました。そこで思ってしまったのです。同じようなスーツ、同じような髪型、みんな必死でメモを取っている、すごい目をキラキラさせている……なんか、うん、ちょっとな、ヤダな、と。でも自分もやらなきゃいけないんだよなあ、と半分諦めのような気持ちもありました。実際諦めました。というか諦めざるをえなかった。

■就活ヤバイ、何やりたいんだわたし。

6月ごろになると、周りに内定者が少しずつ増えてきます。けれど、自分はまだ内定が得られていない。一瞬どうしようと思いましたが、さほど焦りはありませんでした。完全になかったというと嘘になりますが(さすがに多少は焦った)、じたばたしたところで得られるものは少ないと思い始めたせいか、周りのことがあまり気にならなくなってしまった、と言う感じでした。
もちろん前々から「IT技術者になりたい、技術者として働きたい」という気持ちはあったのですが、具体的にどんな仕事をしたいのか、イマイチわかってなくて、闇雲にエントリーを出していました。でもだいたい選考の過程で落とされました。今改めて振り返ってみると、あんまりエントリーを出す企業について調べてなかったかなあ……と思います。相手のことあまり知らないのに、うまいことやっていけるわけなかったよなあ、と。
そんなとき、セキュリティキャンプの選考に通過し、受講生やチューターさん、講師の方々にいろいろなお話を聞いて、なんとなく自分がやりたいことが見つかったような気がしてきました。なんでもっと早い段階でこの考えに至れなかったのかよ、私……とちょっと思ってしまいました。けれど、そんなこと考えていても仕方がなかったので、自分がやりたいことに合致するような企業を探し、どんなことをやっているか調べた上でエントリーを送るようになりました。
そのあとも、はじめはなかなか大変でした。でも、ひとつ指針ができると動きやすさが少し変わったような感じがしました。そして、卒論執筆が忙しくててんやわんやしていた時期に、なんとか内定をいただくことができました。そのとき、口でどんなことを喋るより、まずはコードを見せた方がいいのかもしれない、とちょっとだけ思いました。(選考過程にコーディングテストがあったから)

■最後に

就職活動をやってみて、へこたれそうになることが何度もありました。でもへこたれていいと思うんです。ちょっと立ち止まっても構わないと思うのです。ちゃんとご飯食べて、寝て、落ち着いてから、またやりなおせばなんとかなることもあるさ、と思います。これから就職活動に向かう皆さん、へこたれてもちゃんとご飯食べて寝てください。過度に焦っても、得られるものは少ないですから。
それと、昨年の2月ごろにこんなコラムを書いていました。かっこいいエンジニアになりたい。その気持ちは、今も変わってないような気がします。いろいろ見たり聞いたり触ったりした結果、この気持ちにいろいろな考え方がくっついたんだなあ、と、過去の自分を見て思いました。(うわ、めっちゃ恥ずかしい、この文章。赤入れたい。と思ったのは秘密である。)

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