【十年一システム】
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■原典:
十年一昔
■意味:
10年位なら、同じシステムを使い続けるということ。
■解説:
OSやハードの保守やリース期間切れなどは、4年とか5年が区切りですし、CPUやディスク、メモリの進化はものすごいので4~5年でシステムを入れ替えるのは、理にかなっています。しかし、実際には10年以上使い続けるシステムもあります。
個人的には「おでん」のようなシステム、つまり、だしを継ぎ足し継ぎ足し、味を伝承しつつ常に新しい状態を保ち続けるようなシステムが良いシステムだと思っています。
●用例:

今市君。ヨソノ工業様の保守の件で、話があるのだがね。

はい、何でしょうか?

今度、消費税の関係で、既存の生産管理システムを改修しなければいけないのだが、大丈夫そうか。

はい、他のお客さまの物件と合わせて、改修範囲と仕様を検討中です。

そうか、では、しっかり進めてくれたまえ。
…………

ああ、現木君。例の消費税対応だが、洗い出しは済んだかね。

はい。大体出来ました。あとは、経過処置関係の対応を整理するだけです。

そうか。古いシステムもあるから、しっかり準備して、混乱させないようにしてくれたまえ。

「十年一システム」ってか。

なんかちょっと強引な気もするが、軽井君もしっかり手伝ってくださいよ。
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