【出る杭はブーたれる】
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■原典:出る杭は打たれる
■意味:
能力のある人=出る杭は、文句や意見を結構言うということ。
■解説:
ブーたれる=文句 という意味合いが強いのですが、問題意識を持っていると解釈してもらってかまいません。まあ、周りの人から見れば、意見を言っているのか文句を言っているのか区別が難しい場合もあると思います。
ここでちょっとだけ補足を。文句と意見の違いについてですが、文句とはああだ、こうだと言うだけ。意見は、文句に対して解決案を示す行為。つまり、どちらも問題意識がないとそういう発言は出来ないのですが、解決案を示すかどうかが、大きな分かれ道です。なので、文句も言わない人は、文句を言う人より駄目な人だと思います。
●用例:
現木さん。この前の、ヨソノ工業様の販売管理システムの再生案件は、どうでした?
ああ、やっぱり、予想どおりに、短納期できりきり舞いだったよ。
大変でしたね。
めずらしく、物尻主任が、今市課長に苦情を言ってたよ。せっかくの再生案件なのに、業務改善も含めた再生にしないと意味がないじゃないですか、とかなんとか。
「出る杭はブーたれる」
…………ほんとですね。前のまま、焼きなおしても、時代遅れのシステムになってしまうだけなのにね。
まあ、今市課長に本質論を言っても埒が明かないと思うよ。古株部長に押し切られてるだけだし。
相手してよ。
出てないけど打ち込みますよ。
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