【腐ってもたない】
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■原典:腐っても鯛
■意味:
1.システムなど内部が腐って、もうだめになっている場合に使う。
2.メンバーが精神的に腐って、もう使い物にならなくなっている場合に使う。
3.劇場版『風の谷のナウシカ』に出てくる巨神兵(きょしんへい)の事。
■解説:
システムなど、大急ぎで開発したり、外部委託業者に丸投げ状態で作らせた場合に、内部が腐っているケースがよくあります。そのような場合は、思い切って捨てないと維持ができなくなり、新機能の追加が出来ないとか、システムがよく止まるなどの事態が起こります。これは、1.のケースです。
システム開発では、短納期や無理な仕様変更、連日連夜の過重労働など、精神的にも肉体的にもきついケースがたまに発生します。そのような状態が、連続するとさすがにもたないというケースがあります。それが、2.のケースです。
●用例:
今度、ヨソノ工業様の販売管理システムを再生するらしいけど、どういう感じ?
確かに、あのシステムは再生しないと、もうだめなんだ。誰も中身を知らないし、新しい要望に対応できないんだ。
じゃあ、よかったんだ。
「腐ってもたない」システムだったから。
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