第252回 スマホを触らない時間をつくること
こんにちは、キャリアコンサルタント高橋です。
最近（でもないですが）、なるべくスマホを触らないように心がけています。その結果、少し生活習慣が変わってきたように思います。そこで今回はスマホを触らないことで感じたことを書いてみたいと思います。
■スマホで何をしてますか？
過去にスマホをネタにしたコラムを書いたことがありましたが、あのときは１日約４時間程度スマホを弄っていました。その内訳はネットサーフ、ゲーム、読書（Kindle）、メール確認が主でした。
この中でどうしても必要なのはメールの確認だけなので、極力メールの確認以外はスマホを弄らないようにしてみました。そうした中で改めて気づいたことですが、私はほんのちょっとした空き時間でもスマホを弄っているのが分かりました。
スマホはちょっとした時間で使える便利な道具ですが、その便利さ故に半ば癖のようになり、何もやることがないのに、むしろ何もやることがないからこそスマホを弄る、という悪循環に陥っているのが分かりました。スマホで何かやりたいことがある訳でもなく、ただその場の時間を潰すためだけにスマホに目をやり、無機質に情報を拾い、時間を消費しているような感覚になっていました。ここまで行くと、さすがに自分でもスマホ中毒になっているなぁと感じました。
■スマホを触らない時間で何をするか？
ただ、私はスマホで読書をしていたので、スマホを弄らなくなると読書ができなくなり、それが少しだけ困りました。そこだけルールを曲げても良かったのですが、どうせならしばらくスマホでの読書も止めてみようと思いました。（どうしてもスマホで読書がしたいなら、スマホじゃなくKindle paprewhiteのような専用機の方が読みやすいでしょうし...）
こうやってスマホの時間を極力減らすとどうなったか？ 最初は単純に暇を持て余すようになりました。今までスマホを弄ってた時間がポッカリ空いてしまうので、何をやればよいのか分からず、ただボーッとしていました（笑）
しかし、そのうちに別のことで時間を潰すようになります。新幹線に乗っているなど、ある程度の時間があるときは、紙の書籍を読むようになりました。他にも原稿を書くなど、PCを使う時間も増えてきました。また、３DSでモンハンをやり出すようになりました。（これはスマホを弄っていることとあまり変わらないかもしれませんが...）
そして、まとまった時間ではなくちょっとした空き時間の場合、以前は本当にただ単にボーッとしていただけだったのですが、少しずつ考えることが多くなってきました。現在執筆している原稿のアイデアや次作の構想、依頼されている仕事のこと、家や家族のことなど...、いろんなことを考えるようになり、あまり暇を感じることはなくなってきました。
■スマホを触らない時間をつくるとどうなるのか？
以前から、私は自分自身でスマホを触っている時間が無駄な時間になっていると感じていました。今回、それを減らしてみて気づいたのですが、その時間がなかったらないで何か別のことをやっていました。そういった意味では、私程度の生活ならば、スマホなどなくてもどうにでもなるのかもしれません。
ただ、それでもやっぱりスマホがあった方が便利だと思うことはあります。新しい場所に着いた時の行先検索や、ちょっとした調べモノなど、普段の生活の中で必要なことはあると思います。そのような必要な時にスマホを使うことはアリだと思っています。
結局のところ、一番の問題はスマホに依存することではないでしょうか。そうならないためにも、私たちはスマホに使われるのではなく、スマホを使う側に回らないといけないのかしれませんね。。。