お前はもう、死んでいる！

ワークスタイル

» 2013/04/02

　「おはようございま～す」、「......」

■朝は挨拶から

　いつもだと、会社の門を入るところで、守衛さんと挨拶を交わす。だけどこの日は、私が挨拶しても返事はなし。手元の書類を見ていたからだろうか。

　門から少し行ったところに私の職場の建物がある。この入口にも守衛さんがいる。

　「おはようございま～す」、と私が挨拶したが、ここでもシカト。

　えっ(゜o゜)？

　もしかして、私って見えてないの？　通勤途中で駅のホームに落ちて電車にはねられて死んでしまったのだろうか？　それに気づかずに魂だけ出勤してたのか？？

■無視されるって辛い

　そんなふうに思ってしまうほど、2人に続けて無視されたのは気になった。

　学校のイジメでもみんなで1人を無視する、というものがある。これって、やられた方はさぞかし辛いことだろう。愛情の反対は憎しみではなくて無関心だ、とマザーテレサが言っていた。無関心と無視は少し違うかもしれないが、とにかく無視されるのは辛い。
　
■メンバーの話を無視してはいけない

　同じようなことが、仕事を進めるときにもないだろうか？　

　「これってヤバいですよ」、と進言しても都合の悪いことは耳に入らないリーダー。週報に「問題あり」、と書いても読んでくれないプロジェクトマネージャー。これって無視されてるのと同じだ。

　無視されてしまうとモチベーションはかなり低下する。これが何度もあると、「俺のせいじゃないからね」、「もう知～らない」となる。こうなってしまったプロジェクトはうまくいくはずはない。じわじわとデスマーチへと向かって行く。

　チーム内のコミュニケーションが云々、と言っているリーダーやプロジェクトマネージャ。それ以前に、メンバーの話を聞こうとしているだろうか。馬の耳にお陀仏（！？）ではいけない。ささいなこと、耳が痛いことでもまずは関心を持ってちゃんと聞く。それでチーム内のコミュニケーションも良くするし、リスク管理にもなる。

　そうしていればメンバーの方もリーダーの話をちゃんと聞くようになっていく。

■お前はもう、死んでいる

　あれ、ところで今日はやけにキーボードが軽いなあ。

　あっ、もしかして私はやっぱり死んでいたのか(゜o゜)。　101回死んだエンジニアでもコラムが書けるくらいだから、1回くらい死んでも念力でコラムくらい書けるのかもしれない。(~_~;)

　あべし～、ではなくて abekkanでした。