【馬の耳にお陀仏】
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■原典:
馬の耳に念仏
■意味:
原典と同じ。何を言っても意味がないばかりか、お陀仏(=死んでいる)くらい、どうしようもない状況を指します。
■解説:
「馬の耳に念仏」とは、人の意見や忠告に耳を貸そうとせず、少しも効果がないことのたとえで、「馬の耳にお陀仏」は、さらにその耳がお陀仏しているくらいどうしようもない状況を指します。
●用例:
古株部長。ホカノ産業様のSaaS対応ですが、現状の機能のままで、使用料金を、見積もりから、さらに3%値引きしてもらいました。
値引きはいいけど、予算枠に収まったの?
いえ、まだ遠く及びません。
なら、駄目じゃないか?
そうおっしゃいますが……
現木君、いいよ。古株部長、やはり、機能を絞るか利用者を絞らないと予算枠には収まらないようです。
それは、ホカノ産業様の人事部長の意向だからね。まあ、もう少し交渉してよ。
…………
ありゃ、もう、「馬の耳にお陀仏」やね。
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