(続?)"ゲーミフィケーション"をもっと広めたい
「何じゃこりゃぁ!?」
最初にゲームストーミングと聞いたときはそう思った。
私は以前にゲームストーミングのセミナーを受けた。それを思い出したのは、ゲームの要素を取り入れて楽しく仕事をしよう と提案している、Take Topさんのコラム「ゲーミフィケーションをもっと広めたい」及び「その2」を読んだからだ。ゲーミフィケーションもゲームストーミングも、ゲームを取り入れるというあそび心があるところは同じだ。
■ゲームストーミングって?
ゲームストーミングとは、ゲームの要素を取り入れて楽しみながらアイディアを出す手法のこと。ブレーンストーミングの応用編といったところか。
参加したセミナーで、アンチプロブレムという「課題と逆の解決策を考えるゲーム」をやった。私のグループでは「無気力な部下が多いのを改善したい」を課題とし、その逆の「部下のやる気をなくさせるにはどうすればいいか?」について アイディアを出し合った。
- 成功しても決して褒めない
- 意見を言ってきたらまず否定する
- 部下の成果は上司が横取りする
などなど、逆の考え方をすると面白いアイディアがたくさん出てくる。それらを防止することを考えればもとの課題の解決策ができあがる。これがアンチプロブレム。このゲームは使えそうだ。
ゲームストーミングには他にもたくさんのゲームがある。アイディアに行き詰っているときはゲームストーミングを取り入れてみてはいかがだろうか。
■テニスの練習もゲーミフィケーションで
そういえば、私は昔からゲーミフィケーションっぽいことをやっていた。学生の頃、テニスサークルで私はこんな練習方法を思いついた。1人に3球ずつ球を出す。それを次のように打ち返す。
- Stage1:フォアで打って、バックで打って、チャンスボールを強打
- Stage2:アプローチを打って前に出て、ローボレーして、ハイボレー
- Stage3:ボレーして、スマッシュして、頭上を抜かれたロブを追いかけて返す
3球とも決められたエリアに打ち返せればそのStageはクリアとなる。Stage1をクリアしないとStage2に進めない。このやり方だと練習が楽しくなって盛り上がる。しかも初心者と上級者が混ざっていても大丈夫だ。
知らないうちにゲーミフィケーションをやっていたゾ。(^^♪
■ノリが大事
上記のテニスの練習は静かにやってしまうと何も面白くない。ハイテンションになって声を出して楽しくやるのがコツだ。
ゲームストーミングのセミナーでも、「空気を読まないこと」「シラケかけても自分だけはハイテンションでい続けること」が成功させるコツだと講師が言っていた。
間違っても、私が息子に毎日言っているこんなセリフを言ってはいけない。
「ゲームばっかりしてないで、勉強しなさいっ!」
abekkanでした。
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