爆熱! 燃えろ、ハナボゲラ!!
■自暴自棄へのブレイクポイント
土曜日の夜のことだった。ゆったりとコラムを書きたかったので近所のスタバに行った。いつものようにコラムを書き上げて、保存のボタンを押したつもりだが……。なんかおかしい。ステータスを確認したら、今すぐ公開になっていた。
うあー。やってもうた。しかも、シリーズ物の3部作にしようと思ってた3部目だったりする。オチを削ってリアルタイムに修正した。うあぁー。むっちゃブルーな気分ややわー。そんなことで今、月曜日の11:59に公開するコラムを書いているところだ。
■自暴自棄な雰囲気で書いてます
やってもうた感が押さえきれない。なので今回のタイトルはもうヤケクソだ。とりあえず、読者の目を引くものであれば何でもいい。特攻隊的やっつけタイトルだ。ハナボゲラってなんだ?そんなの勝手に想像してくれ。私の中の自暴自棄を司る妖精さんだ。
皆さんも仕事をしてて「うあぁぁーーー! やってもうたぁぁぁ!」的なミスをすることがあると思う。ミスをしたときの反応はだいたい2通りある。凹んで意気消沈するか、たってもうた感に身を焦がすように悶絶するかだ。今回、私は身を焦がすように悶絶してる。ハナボゲラさんが爆熱で悶え狂うのだ。
■やっちまったときの対応
やってもうたとき、どうリカバリするかが問題だ。プロジェクトとかそういうのになると、前準備やら環境的な要因もいろいろ絡むので、プレゼンテーションやライトニングトークなど、リアルタイム性の高い事象を想定して考えてみたい。
リアルタイム性が高い状況ほど、リカバリの手段が直感に近いものになっていく。計画を建て直したり、効果的な手段を考えている時間がないからだ。なので、どうしても即答えの出る直感に頼らざるを得なくなる。
■プランにこだわり過ぎるリスク
プランにこだわり過ぎると、リアルタイム性の高い状況での対応力が落ちやすい。もちろん、プランをきちんと立てる事は重要だ。しかし、プランを立てる背景に、失敗への不安はないだろうか。
不安が大きいと、どうしても動きが鈍くなる。プランの理論性も大事だが、根本的な不安へのアプローチはしているだろうか。実際、不安要素を細かく潰していくと、プラン自体がシンプルにまとまりやすい。
直感というのは理論で説明するのは難しい。結果の後に理論がついてくる。現実の大半は想定外だ。想定外に対応するには不安の解消は有効な手段だ。不安が大きいと、直感で見えたものがぼやけて、失敗する確率が増加する。
不安を解消するというアプローチは目に見えにくい。しかし確実な効果はある。ちなみに私は“ウケなかったらどうしよう”というう不安に対処する事で、コラムの執筆速度が上がった。スキルアップの勉強もいいが、少しアプローチを変えてみると、違った世界が見えてきます。
……見える世界が変わったとき、君にも自暴自棄を司る妖精、ハナボゲラさんが見えるかもしれない。