花見の席で"汚(けが)れている"と言われた腹いせに、魔性の女とエンジニアを強引に関連付けたコラムを書いてみた。
■アバンチュールに酔いしれて
実際に酔っていたのは、アバンチュールではなくグレープフルーツサワー500ml缶2本だったと記憶している。ちなみに私は酒を一切飲みません。酔いしれていたのは、某魔性の女(二十ウン歳)でした。
花見といえばもちろん桜だが、雰囲気が出ないのでバラの話をする。綺麗なバラには棘がある。だから余計に美しい。アバンチュールとは、リスクと快楽が混ざり合う麻薬のようなものだ。危険と分かっていても手を出したくなってしまう。そんな魅力を持つ女性を魔性の女という。
■その魔性の女からエンジニア的観点で何かを盗む
魔性の正体とは、ズバリ、リスクと利得の混在だ。利得しかない女性(そんなのいないだろうが)だったら、ただの素晴らしい女性。デメリットしかなければ嫌な女性。冷静に分析すると、さっぱりしたものだ。
では、なぜリスクと利得が混在すると、魅力的に見えてしまうのか。それは、リスクなくして大きな利得を得られないことを、誰もが本能的に理解しているからではなかろうか。エンジニアとして、そんな魅力が持てたらすごくないだろうか。
■今日からなれる!ましょうのエンジニア!!
そんなことで一つ提案がある。「〜ましょう!」と言えるエンジニアを志してはどうだろうか。自分から何かを提案するのは勇気が要る。自分から人を巻き込んで何かをしようとすれば、誰かの言う事を聞いて行動するより、自分の責任というリスクが大きくなる。
それでいて、なにか大きな達成ができそうな。そんな「ましょう!」と言えるエンジニアって素晴らしくはないだろうか。実際、リスクをよく知った人でなければ、「ましょう!」の一言に説得力を持たせるのは難しい。
■そう、僕は汚れきっているんだよ。
その某魔性の女(二十ウン歳)曰く、僕はアバンチュールに戯れる、汚れきった大人だそうだ。「あーあ、エンジニアライフにも汚れきった大人が来てしまった」と随分とお嘆きのご様子でした。
そうさ。僕は汚れきっているんだよ。リスクという泥沼に何度もハマった大人なんだよ。近寄ると、プーンと焦げ臭い匂い漂うと思う。デスマで焼けた希望の匂いさ。これが働く大人の香りってものだ。
リスクを知るには、リスクの中に突っ込んでいくしかない。利得ばかり追求していると、どうしても臆病になってしまう。だからこそ、リスクに突っ込んだ事のあるエンジニアでなければ、大胆な行動に出られない。
キャリアに何一つ汚点のないエリートより、私は「ましょう!」の言えるエンジニア。「ましょうのエンジニア」でありたい。確かに痛い目を見る事の方が多いかもしれない。でも、リスクに怯まずに向かっていけるようになりたい。そうあることができるなら、誰かしらが何かを感じて自分について来てくれるのではないだろうか。
コメント
Anubis
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なぜだw