いろいろな仕事を渡り歩き、今はインフラ系エンジニアをやっている。いろんな業種からの視点も交えてコラムを綴らせていただきます。

僕は素直に叫びたいことを叫ぶ

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■エンジニアも己に正直でいい

 ITや金融、医療。世に言う頭脳労働に携わる人を見て思う事がある。感情を押し殺し過ぎてはいないだろうか?傾向としてそういうものを感じる。感情をコントロールできるのは素晴らしい。しかし、押し殺すという手段で制御していないだろうか?

 ところ構わず泣いたり笑ったり、好きとか嫌いとか感情をむき出しにされるのは考えものだ。しかし、人が心で直感的に思うことは大事だと考える。押し殺すことで否定すべきことではないはずだ。

■心を解き放つこと

 なぜ感情が大事なのか。それは、感情を込めることで、人が動くからだ。情熱は、1つの感情の形だ。物理でいうなら、加速度だと思う。この、加速度があるから一定の方向に進みつづけることができる。

 そして、悔しさとか寂しさ。こういうのも、素直に噛み締めていいのではないだろうか。自分の力が及ばなかったり、失敗した時の悔しい思いを噛み締めてみよう。そうしないと、次へのステップが固まらない。悲しさや寂しさをしっかり噛み砕いて消化したら、リベンジへの闘志が沸いてくるはずだ。

■必要なのは、感情プラス知性

 感情は、すごいエネルギーをもっている。しかし、制御は難しい。感情を押し殺してクールに振る舞おうとするほど、変なところがかみ合わなくなる。そもそも、人間の根本的なものなので、そんなに簡単に押し殺すことなんてできない。

 感情は方向を定めることで真価を発揮する。きちんと方法や流れを考え、しかるべきところに感情を込めると、非常に効果的に活用することができるんじゃないだろうか。本当に優秀な人とは知性と感情、2つとも優れている人だと思います。

■そして私は訴えたいことがある

 感情というのは何らかメッセージが伴う。それが喜びであったり、悲しみであったりさまざまだ。人というのは、本能的に他者に何かを伝えたいという欲求があるのだろうか。自分に感情というものが沸き起こるたびにそんなことを思う。

 社会的な体裁とか、プライドでなかなか表には出せないこともある。時にはそういう壁を打ち破って、己の内にあるメッセージを伝えてもいいのではないだろうか。ただ叫ぶだけでなく、きちんと前置きを置いて、相手の聞く準備を整えてから伝えれば、きっと伝わるはずだ。

 そんなわけで私も1つ、訴えたいことがある。

 リア充、爆発しろ。

 ……はたして、私の気持ちは伝わったのだろうか。

 年末年始は寒くなりそうですね。みなさん、身体に気をつけて。ごきげんよう。

 

 

 

 

■おまけ

 爆発するリア充ども

Bakuhatu

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